富山に魅了された気象予報士

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雄山登山(2)

2010-08-04 | 風景
 今日は料理教室の有志(計5名)で雄山に登りました。みなさん登山経験豊富で、スイスで登山した方や剣岳の登頂経験があるなど・・・。私は素人で、本当に色々教えてもらいました。勿論、料理教室の有志だけにお弁当は手作りですが、私はコンビニでした・・・。見かねて、みなさんが分けてくれました(料理教室の先生にはコンビニのおにぎりだった報告しておくと言われました・・・)。やはり苦労した登った後は、手作り弁当ですね。

雄山登山(1)

2010-08-04 | 風景
 富山山岳警備隊の山田智敏さんの言葉「誇りと使命感を持つことが大事です。あと周りの期待と信頼に応えるべく努力をすることも必要です。重くても重くない、寒くても寒くない、辛くても辛くない、こういった熱くて強い気持ちを持つことがやはり大事だと思います。」
 今日も遠足にきたたくさんの小学生が雄山を目指していましたが、体調を崩した子供(高山病?)を山岳警備隊の方が背負って下山されていました。紺色に赤色のラインが何本か入ったユニホームは、その作業のスピードを含めてとても頼もしい存在だと感じました。

沢のぼりの危険性

2010-08-02 | 風景
 埼玉県秩父市の山中で防災ヘリコプター墜落現場の取材に向かった報道機関の社員が亡くなった事故で、天候が不安定なときの沢のぼりの危険性について考えさせられました。
 死因は水死で、沢で流された可能性もあり、その原因は雨による増水によるものかは不明ですが、事故当日も秩父の山岳では局地的に雨雲が発達していました。
 また、今年は記録的な猛暑のため、服装については認識が甘くなったのかもしれません。ですが、この時期でも、沢の水度が10度以下になる所もあるということを知りました。
 
 埼玉の奥秩父や東京の奥多摩周辺は、昼前後になると、関東エリアでは何処よりも雨雲が発生するのが早いポイントのひとつであると、首都圏で仕事をしていて実況監視をしているときに感じていました。

 また、数回しか沢のぼりの経験はありませんが、沢登りを始めて、奥へ奥へと進むと、木々が生い茂り、見上げても空の様子はほとんど分かりません。ですから、気づいたときには、暗くなって強雨の間際ということも多いと思います。勿論、携帯の電波も届きませんので、携帯で気象レーダをチェックすることもできません。
 大抵、沢の幅は狭いので、急に増水した場合は、簡単に足をとられてしまうと思います。