★菅政権と厚労省の罪・・・ワクチン確保に後れを取る+医療供給体制の強化をさぼる。
五輪で組織委員会は色々お粗末なことがあったけど、アスリートたちはよく頑張ってくれた。
しかし、その一方で、デルタ株の感染が首都圏から日本全国に爆発的に拡大を続けている。
頼みのワクチン接種も他の先進国より遅れ、まだ高齢者への接種がやっと。 その後のワクチン確保も遅れ気味。
それなのに、菅政権はコロナへの重要な対策である医療供給体制の強化をこれまでほとんど進めて来なかった。
現に医療供給体制の強化のために補正予算で1兆5千億円付けたのに、まだ余り使われていない。
たとえば体育館などを(7月初めからでも)至急借りて病床数を増やし、軽症者を集めて経過観察や点滴、酸素吸入等が効率的に出来るようにし、悪化したらすぐに適切な治療が出来るようにすべきだった。
こんな分り切ったこともせず、政府も首都圏の知事たちも今まで何をしていたのか?
今からでも直ちにそうすべき。
「自宅療養の範囲を増やす」という政府・厚労省の方針は発症者の入院が困難になった現状を単に追認したに過ぎない。
効果的な対策をしないまま「自宅療養者」が増大すれば、急変での重症者数が増え、手遅れでの死亡者も増えることになる。
また65歳以下は死亡率が少ないといってもデルタ株は侮れず、ワクチン未接種の感染者数が大幅に増大すれば死亡者の絶対数は多くなってしまう。
飲食店対策も「早く適切な額の補償」を出さないものだから、不信感が生まれて上手くいかなくなっている。