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★オリンピックで「国威発揚」のための「見栄張り」に税金を使い過ぎるべきではない

2016-10-11 13:10:59 | 日記

★オリンピックで「国威発揚」のための「見栄張り」に税金を使い過ぎるべきではない

そもそも、安倍首相が「世界一のオリンピックにしなければなりません」と繰り返し強調し、見栄を張りたい森氏などを組織委員長にするから、施設などの建設費がべらぼうに膨張したのです。

東京都の幹部職員(官僚)たちも東京都としての見栄を張りたかったため、予算の膨張も平気だったのでしょう。

その最たるものが国立競技場問題でした。   

オリンピック・パラリンピックなどに使用するのはわずかな期間なのですから、すでに有った競技場を観客席の増設と改修でリニューアル・オープンすることで十分可能で、それなら数十億円で済んだのです。

それをろくな検討もせずに取り壊してしまいました。

また、新設でもこれまで最高でもで600億円程度です。

ところが、最初のザハ案では3000億円を大きく超えそうとなりました。 森委員長は「それ位、何が悪いのか」と言いました。

国民的な批判が起きて、それは撤回に追い込まれたが、その後決定した案でも2520億円の予算。

その上、オリンピック関連工事が多くなって、土建業界では更に材料や現場監督者らが不足し、材料費や労務費が高騰して、東北の復興事業の妨げになりかねません。 

ボート・水泳・バレーボールの3会場もバカ高い建設予算なので、小池新都知事が見直しを提起していますが、関係者は知恵を絞って見直して欲しいと思います。