期間限定の独り言

復興の道のりはつづく。

晴れのちにわか雨

2010-07-08 21:19:01 | 日記
 今日はお天気がよくてまた一段と暑くなって、後で聞くと、私の居た学校のあたりは三十二度ほどにもなっていたそうである。全く学校が営業するには非常識な暑さで、もう夏休みにしてもいいくらいだが、教室で授業をして汗をかくくらいでは文句は言われない。なにしろ農学校だから生徒は大変で、この蒸し暑い炎天下に正課として草取りなどの作業をしている。ご苦労なことである。
 今週は三者面談ということで、授業は午前中で終わる。私の今日の時間割は三時間目だけである。生徒が放課になる前に、四時間目の間に退出しようと思っていたのだが、うっかりして出られなくなった。四時間目は壮行式だということで、職員室がみな出払ってしまって、留守番をする羽目になったのである。
 まあそれでも、先の試験で赤点を出した生徒が、追指導願に判子をもらいに来るというので、それを待っているつもりで、お昼も準備してきたから問題はない。結局は待ちぼうけに終わったが、時間的に見てもお昼は学校で済ませざるを得ないところである。生徒が駅やそこいらにあふれているのはうっとうしいが、今日はもう仕事もないので帰ることにする。
 午後から久しぶりに大学へ行く。朝までの心積もりでは、教授に面会して、例の目論見書を出すのを辞退する談判をしようかと考えていたのだが、大学に辿り着いて、食堂で一服しているうちに何かと面倒になって先送りしてしまった。
 食堂を出たら雨がパラパラと降っている。あわてて研究室に這入ったが、みるみる本降りになってきて、無理に外に出ればずぶ濡れになりそうである。図書館から借り出して置いてあった本を読みながら、しばらく雨止みを待って、五時まえに出た。
 ここ数日は毎日のように傘を持って歩いていたのに、昼間はずっと雨は降らず、今日のように傘を持たずに出た日に限って降る。濡れずに済んだからよいが一体どうなっているのかと思うが、帰って聞いたところでは、よほど大気が不安定であったらしく、雹が降った所もあり、竜巻注意報も出たりしたという話である。夕立くらいで文句を言っては罰が当たるようである。