1.銀座 泰明小学校
泰明小学校は、1929年(昭和4年)に東京市によって建てられた。
関東大震災を機に耐震・耐火性の高い鉄筋コンクリート造の
校舎がほぼ同時期に一気に建てられた。
それらが復興小学校と呼ばれている。
泰明小学校もその1つで、表現主義と呼ばれる建築様式で
カーブを描く壁面やアーチ窓等を使った外観に特徴がある。
島崎藤村や北村透谷もこの学校で学んだという。
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先日ご紹介した銀座奥野ビル三〇六号室を管理されている方と
お話した時、「戦前まではこのビルの窓から三十間堀が見えて
堀沿いの通りには露店が並んでいた。」という事を教えて頂いた。
資料等によると三十間堀は、空襲で焼け野原となった
銀座一帯の瓦礫の捨て場所として東京都によって
1949年(昭和24年)から3年かけて埋立られたそうだ。
その名残りを残しているのがこの三原橋センターで、
埋め立ての際に . . . 本文を読む
シーバンスでの激戦を終え、芝浦一丁目交差点にでると
レトロな雰囲気の建物が見えてくる。
この建物は、1921年(大正10年)建築の旧木村屋。
キムタク主演ドラマ「ラブ・ジェネレーション」のロケ地となり、
ファンの間では一躍有名になった場所だ。
外壁がその頃と比べると改修されているが、意匠部分はしっかりと
残されている。建物へのこだわりが感じられた。
旧木村屋脇の路地に入るとさらに古風な和風 . . . 本文を読む
オフィスビルが建ち並ぶ浜松町界隈だが、
一歩路地裏に入ると、昭和の面影を残す建物を見つけることができる。
近年ではTVや映画のロケ地として、そういった建物が
使用されることがあり、ご存知の方も多いかもしれない。
まず、最初に訪れたのは渡邊ビル。
1931年(昭和31年)建築というオフィスビルで、
テレビドラマ「殴る女」や「勝利の女神」のロケ地になった事がある。
JR浜松町駅のホーム沿いにあり . . . 本文を読む
見学ツアー、次の目的地は新木場交差点の立体交差建設工事現場である。
東京ゲートブリッジが開通すると、橋へと向う道は当然渋滞する。
それを回避する為に、立体化整備を行っているわけだ。
既に橋脚は完成し、立体部分の道路も未舗装だが途中まで出来ている。
ツアーバスは、その道路の完成している先端ギリギリまで近づき、
これ以上進んだら転落!?というところでストップ。
国土交通省スタッフもなかなか粋な事を . . . 本文を読む