開港記念会館を後したLOGGYは、係員に見学を勧められ、
県庁(キング)へと向う。
この建物は、1928年(昭和3年)小尾嘉郎の案をもとに、
佐野利器を建築顧問として迎え、神奈川県内務部(成富又三)の設計で
建てられた。
西欧古典主義にみられる三層構成にスクラッチタイルと
フランク・ロイド・ライト様式のテラコッタ(外壁仕上に使われる焼物)の
アール・デコ装飾、塔には階段式ピラミッドと五重塔の . . . 本文を読む
CP+会場を後にしたLOGGYは、折角横浜に来たのだからと
日本大通りまで足を伸ばし、秋の横浜巡りで行けなかった
横浜開港記念会館(ジャック)を見学する事にした。
この建物は1917年(大正6年)、山田七五郎設計により
7月の開港記念日に「開港記念横浜会館」として開館したが、
関東大震災で時計塔と外壁の一部を残し焼失。
1927年(昭和2年)に復旧工事が竣工するも設計図が見当たらず
ドーム屋根 . . . 本文を読む
カメラと写真映像の情報発信イベント
CP+に行ってきた。
会場は、みなとみらいの・・・、
パシフィコ横浜だ。
近未来的フォルムの建物は、1991年10月に日建設計により
建てられたそうだ。
会場はどのブースも大混雑。
最新機種をいち早くチェックしたい人々が
長い行列を作っていた。
そんな中、LOGGYの目的は日本カメラ博物館による
古写真のパネルディスカッション、
写真の開祖「下岡蓮 . . . 本文を読む
後追い建築探訪、後編の最初は神田神保町にある学士会館。
1928年(昭和3年)に高橋貞太郎、佐野利器の設計により建てられた。
聳え立っているように見えるのは、窓が上層にいくにつれ
縮小・細分化され、遠近法の効果があるからなのだという。
元々は旧帝大卒学士のクラブハウスで、かつてはかなり敷居が高かったが、
現在は一般人も出入自由で、レストランでの食事ができるようになり、
LOGGYもようやく念願 . . . 本文を読む
二年前、ブロ友のきゃおきゃおさん主催による
第一回建築探訪ツアーが開催され、LOGGYも参加する予定だったが、
直前になってやむを得ぬ事情でキャンセルする事態となった。
その後、ツアーの内容を参加した方々のブログで知り、
これは単独で同じ場所を巡るしかないと決心。
この2年の間に少しずつ後追い探訪を実施した。
まず最初に訪れたのは、聖路加国際病院旧館。
1932年(昭和7年)、 . . . 本文を読む