さて、次の目的地は、鴨立庵(しぎたつあん)という庵である。
1664年、小田原の崇雪という俳人(ういろう商人)が、
西行法師の歌で有名な鴨立沢に草庵を結んだのが始まりで、
日本三大俳諧道場の1つと言われている場所だという。
この鴨立庵は、海のすぐ傍に建っている為、折角なので大磯の海を見る事に・・・。
久々に砂浜を歩いたLOGGY。
海辺まですぐ傍だと思っていたら、想定外に距 . . . 本文を読む
旧安田善次郎別荘に到着したLOGGY。
安田善次郎は、近代日本の金融界で大きな任を果たし、
政治・経済に影響をもたらした実業家だ。
特に日比谷公会堂や東大安田講堂等多くの社会事業に
私財を投じた事で知られている。
その善次郎が1917年(大正6年)にこの地に別荘を建て、
「寿楽園」とよんで開放し、町民と共に楽しんだという。
現存する建物や庭園は、関東大震災後の1931年(昭和6年)に
二代 . . . 本文を読む
5月中旬、ブロ友の106さんからお誘いを頂き、
大磯の街の建築散歩をしてきた。
久々の遠出でテンションが上がるLOGGY。
今回の目玉は、実業家安田善次郎別荘(安田不動産大磯寮)の公開。
公開時間まで少し間があったので、駅周辺を散策していると
偶然立派な洋館を見つけた。
この建物は、貿易商、木下建平別邸。
1912年(明治45年)に建てられた国内で最も古いツーバイフォー工法の建築物だとい . . . 本文を読む
日本工業倶楽部会館での講演会が終わり、
旧東京中央郵便局の現地見学と解説ツアーに参加したLOGGY。
だが、参加希望者が多すぎて、2グループに分けての見学となったが、
なお人数が多く、一般のKITTE利用客も入り乱れての混沌状態。
残念ながら説明も一部分しか聞こえなかった。
旧東京中央郵便局の建物は、1931年(昭和6年)、逓信省の吉田鉄郎の設計で建てられた。
2013年3月、三菱地所の設計 . . . 本文を読む
5月上旬、武庫川女子大学主催で「わが国の近代建築の保存と再生」についての
講演会が丸の内の日本工業倶楽部で開催され、LOGGYも参加してきた。
この建物は、1920年(大正9年)、松井貴太郎他の設計で建てられた。
日本における数少ない本格的なセセッション様式の建物で、国賓を迎えることを考慮して、
入口にはドリック・オーダーが配され、正面階段も広くとられている。
正面屋上には小倉右一郎作の二 . . . 本文を読む