TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

初夏の建築散歩+「バベルの塔」展

2017-06-22 | 建築散歩
今回は最近出歩いた記録をちょこっとご紹介。

■旧山口萬吉邸

九段下の靖国神社近くに緑に囲まれた
スパニッシュ様式の館がある。


この建物は1927(昭和2)年に事業家・山口萬吉氏の
邸宅として建てられた。
設計は木子七郎・内藤多仲・今井謙次による共作で
日本最初期の壁式鉄筋コンクリート造住宅だという。

ブロ友さんから邸宅見学会の情報を頂き、
LOGGYも参加したのである。






・・・残念ながら写真撮影は外観のみ。
だが、所有者の方からの
「邸宅に住んでみたからこそわかる長所と短所」
的なお話が面白く、非常に興味深く拝聴した。


■旧千住郵便局電話事務室


所用で北千住に行ったついでに外観見学してきた。
1929(昭和4)年竣工、設計は山田守。

スクラッチタイルに丸窓、


通路のアーチ、


玄関部分の曲線など萌え要素満載の建物だった。



■ブリューゲル「バベルの塔」展


東京都美術館で開催中のこの展覧会。
「ミュシャ展」ほどではなかったものの会場内は大混雑。
展示作品も大きさが小さめなものが多く、
内容も独特の寓意性を内包する為、傍に近づいて
じっくり鑑賞しないと理解できない。
「これは図録を買うしかない。」と判断し、
流し見の体制に入る。

注目の「バベルの塔」の作品前では
係員が「一列になって立ち止まらずにお進み下さい。」
と連呼していた。
さすがのLOGGYもあきらめるしかない。

ただその後にあった映像コーナーでは
バベルの塔をCGで再現したアニメが
上映されていて、これがとても分かり易くて
良かった。

下の写真はバベル建設中の様子を拡大したもの。




拡大すると教会があるのがわかる。



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