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ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

サイン

2017-12-05 08:22:03 | Weblog
このブログでも時々載せますが、私はサインを貰うのが好きです。
これは応援している選手と時間の共有ができたという証のようなもの。
例え瞬きする間のような時間でも、私の中では大切な時間です。
でも日常に紛れると、そのような時間の記憶は雑多な出来事の中で次第に薄れていく。
サインは忘却しない為のツールとも言えます。

だから、自分で貰いに行ったサイン以外興味がありません。
何かの抽選で、もしサイングッズが当たれば、それはくじ運ゼロの私が何かを引き当てたという喜びの記憶とリンクされ嬉しいですけど、選手のサインとしての価値は低い。
そういう風に考えてますので、ヤフオク、メルカリで流通してるサインを見ても全く欲しいとは思いません。メルカリで買ったという記憶と連動してもステキな記憶ではないからです。
でも世の中には買う人がいる。そこに付加価値を高く見る人もいる。
だから、サイン入りのレプリカユニが高く売られているし、そこで商売できるとなると、サインを自分のためではなく商売のツールとして貰う人が出てくる。
三浦さんが、俺のサインなんて価値がなくなるくらいにサインを書く、と仰っていたのは、ベイスターズファンであれば知らない人はいないくらいの有名でカッコいい話ですが、それでも希少なんですよ。また三浦氏ほどの人であれば欲しい!と思う人も沢山いますから、供給増えても需要も増え続けていましたしね(そんなカッコいい発言されたら、需要の伸び率の方がたかくなるのでは?(笑))。
そして、選手の中にはがっかりされる方もいらっしゃると聞きます。
それでサイン等をやめてしまうのであれば寂しいものです。

しかし供給を絞って高価格でも売り切れるようにする戦略は、ベイスターズのオフィシャルショップもやっていますね。
四日間限定や数量限定など。
凄い勢いでTシャツやタオルを売っています。
また、小売業としては正しいですが、在庫リスクを嫌い、そもそもそんなに生産していない気がします。
だからすぐ売り切れる。
そうなるとプレミアがついて、非正規の流通が生まれる。

一般の製造業は、市場価格をコントロールできない為(出来るような力を持つことは独占、寡占状態となりましょう)、コストを抑えて利益率をあげる事を考えます。
その場合はボリュームディスカウントもあるので沢山仕入れ、沢山製造し、沢山販売したります(そして市場価格が下がる。供給過剰ですからね)。
このサイクルの行きつく先は明るくないです。
そうなると高い価格で売れるブランド力や何らかの不可価値をつける必要が出てくる。
ベイスターズは、というより、スポーツ業界は選手という強いコンテンツを持っています。
この選手というコンテンツには熱心なファンがいて、そのファンというものは、グッズに対して高い評価をするわけです。一般の人とは全く異なる需要曲線を持っている。ただし、熱心なファンは市場規模で考えたら小さいので、供給量は控えめになります。
そういう目で見るとFor REALなどの動画も熱心な選手のファンを作る一貫、ニッチな市場の拡大を狙っていると思います。

グダグダ書きましたが、球団の営業姿勢上、転売が盛んになるのは仕方ないのかなぁ。

という諦めの気持ちになってきました。
でも、サインって本物か分からないのに、よく買う人がいるなーとは思います。

さて、サインと言えば、私が持っているサインの中でひとつだけ自分で貰っていないものがあります。
筒香選手のサインです。
これは某知人が仕事の関係でお会いする機会があって頂いてくれました。
某知人が貰ってきてくれたという事実が嬉しいのと、
その時の話なども聞けたので自分で貰ったものではありませんが、宝物です。