今回も中置、五行棚のお稽古です。
五行棚は、玄々斎好みの一重棚で、焼杉の木目洗い出しの二枚板に竹三本柱の棚です。
柱は一つ節を向う柱とし、二つ節を客付き、三つ節を勝手付きにします。他の棚と異なり地板に水指を置くことはなく、土風炉を据えることが約束になっています。
棚の中に、天板と地板の木、風炉中の火、土風炉の土、釜の金、釜中の水のすなわち木火土金水(もっかどこんすい)の五行を納めるところからの名称です。
お花は、
ミズヒキ(紅白)、ノコンギク(白薄紫)イヌタデ、キフネギクをせせらぎ籠に入れて。
せせらぎ籠は前回の有馬籠に非常によく似ていますが、せせらぎ籠のほうが少しズングリムックリです。
濃茶点前、
水指と茶入を荘りつけたところ。
茶碗と茶入を置き合わせ、柄杓を蓋置に引いたところ。
茶碗と茶入を膝前に置き、茶入の仕覆をぬいでいるところ。
帛紗を茶入を清めるために四方捌きしているところ。
茶筅通しをしようとしているところ。
茶筅通しが終わり、湯を建水に捨てているところ。
仕覆をぬいだところ。
茶入を清めているところ。
濃茶を練っているところ。
茶入、茶杓、仕覆の拝見を請われ、拝見に出したところ。
薄茶点前、
天板の棗と茶碗を置き合わせ、蓋置きに柄杓を引いたところ。
薄茶はこれだけしか画像がありませんでした。
主菓子は、
生徒さんのお持たせで、源吉兆庵製 「津弥栗」
今朝作ったカステラをお干菓子代わりにしたんですが、写真撮り忘れてしまいました。
残りは生徒さんに持って帰っていただきました。
こんにちは。すみません、またまたお福しゃしゃり出ました。
秋です。イモの季節、この時期サツマイモが旬でとてもおいしいですね。でもね、サツマイモは収穫したての頃よりは、2~3週間してからの方が甘みが増すそうですよ。
でんぷんが時間をかけて糖分に変わっていくそうです。
収穫してきました。
種類は紅あずまです。ホクホク系が、紅あずまやなると金時、ネットリ系が、紅はるかや安納芋、神奈川県には、ホクホク系で栗に勝るともいわれるクリマサリというサツマイモがあります。
同じ芋でも、「薯」という字は、ジャガイモ(馬鈴薯)、「藷」は、サツマイモ(甘藷)を表します。
「蕷」は、ジネンジョなどのヤマノイモ(山芋)を表します。「山芋」に対して「里で栽培される芋」の意味で名づけられた「里芋」は、「芋」と表されます。
来年はネットリ系の紅はるかを植えてみようと思っています。
まずは、
一番素朴でいわゆるサツマイモたるサツマイモの味のする焼き芋もどき、無水鍋で蒸し焼きにしました。
サツマイモは皮ごと食べるのが整腸作用にもいいそうです。
芋ようかん、スイートポテト、甘煮、天ぷら、醤油バターに、さつまいもご飯等々しますが、おいしいサツマイモ料理がありましたら、教えてください。
サツマイモを蒸し焼きにしている間にカステラを作りました。
前回強力粉と薄力粉を間違えてしまったので今回リベンジです。
間違えずになんとか焼けたようです。
今回のことでくしくも強力粉と薄力粉の違いがしっかりとわかった次第です。
庭の花、
貴船菊、鮮やかな赤紫色です。
こちらは園芸種の愁明菊です。
浜菊が咲いていました。
こちらは磯菊、まだ蕾です。
園芸種の白色愁明菊。
今年はやけに西王母が早く咲きました。
もうこんなに花びらが落ちています。
ここのところの寒暖差の激しさには閉口です。
夏ものと冬物の整理がちっともできません。ゴチャゴチャです。
もの想う秋、人間の一生は限られますが、昨日、今日、明日、明後日、同じ暮らしができる保証は全くないですね。
今の今を元気に生きよう。