お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

七か条のご誓文?を思い返して。

2021-04-25 09:40:40 | お茶

いい陽気になりました。

この時期になると体調を崩しやすかったので、改めて七か条のご誓文を思い返すことにしました。

 ◆ あせらず

 ◆ 急がず

 ◆ がんばらず

 ◆ 肩肘張らず

 ◆ 振り返らず

 ◆ のびやかに

 ◆ ゆっくり生きる

性格はなかなか変えられないようで、がんばっちゃう(他人様がそう言うのです)自分では頑張っていないと思うのですが。

 

はやくも三週目のお稽古になりました。

今週は、鯉桶水指を使ったお点前でした。

お床は、

「一華開五葉」 ~いっかごようをひらく~

    相国寺官長 有馬頼底 筆

お花は、

萩の耳付き花入れに、クロバナロウバイとチゴユリ。

初座の手前座、(鯉桶水指が長板にしつらえられている)

後座の手前座、

お菓子は、

やっこさんからいただいた岐阜の栗ようかんです。

 

鯉桶水指は、鯉を入れ、天秤棒で担ぐ鯉桶から見立てられた水指です。

桶には、活きがよく、鯉が飛び跳ねて飛び出ないよう、上部に紐がかかっています。

端午の節句に相応した水指です。

基本平点前ですので、さらりとお点前は進みました。

池の鯉も大分おおきくなりました、

緋鯉に真鯉、とても気持ち良さそうに元気です。

息子の家が建つまでは、緋鯉に真鯉が風に乗って空を泳いでいたのですが、旗竿を建てるために土管が地中にあったのですが、整地の時にどこかわからなくなってしまい、鯉のぼりを立てることができなくなってしまいました。

五月の風物詩なのでなんとか立てられないか、やってくださる方を探しています。

 

庭に咲く花です、

カザグルマです。よく似た花に鉄線とクレマチスがあります。

鉄線は、がく片6枚、一重、カザグルマは、がく片8枚、一重、クレマチスは、がく片4~8枚、一重・八重と区別する。

チゴユリ。

オオデマリが窮屈そうに。

ブルーベリー、今年も収穫できるかな。

マーガレット、このお花もやたらとあちこちに増えていきます。

紅サンザシ。

桐の花も竹が生い茂ってしまって年々さびしくなり、かわいそう。

白い野イバラをテーブルにさしてみました。清楚で何とも言えず、お茶がおいしいです。

 

コロナ禍ですが、明日、横浜に行ってきます。

ちょっと不安ではありますが、行きたくてね。

気を付けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コロナに関係なく爽やかな季節を迎えました。

2021-04-21 10:17:30 | 日常の出来事

藤の花は早くも見頃を過ぎました。

で、今年最後の藤の花アップです。

台所の窓から花を眺めながら料理しています。

夜の藤の花です。カンテラ下げてライトアップの気分。

一人ではさみしいので恋人を誘ったのですが、用事があると言ってことわられてしまいました

折角恋人の好きなチーズケーキを焼いたのに、ふられてしまいました

 

ジャーマンアイリスが咲き始めました。

 

ジャーマンアイリスはいろいろな花がありますが、私はこの純白の花が好きです。

すべて咲きそろったらまたUPします。

足元に十二単が咲いていました。

十二単もどこまでも増えていくお花ですね。

で、ここでちょっと。

アヤメ・・・花弁の中央部に網目模様がある。花が葉の先より高い。畑地に生える。

カキツバタ・・・花弁の中央に白い筋が通る。剣状の葉の主脈は目立たない。

        水辺に生える。

イチハツ・・・外花被の中央に鶏のとさかのようなものがある。主脈ははっきりしないが、   

       多少の脈がある。乾地に生える。

ハナショウブ・・・花弁の基部は黄色。剣状の葉の主脈の隆起がはっきりしている。

         水辺に生える。

ノハナショウブ・・・ハナショウブの原種。葉の主脈の隆起がはっきりしている。

          水辺に生える。

ショウブ・・・これは里芋科であり、古くはアヤメ、アヤメ草と言われていた。

       端午の節句に使われるのはこの花である。

       葉に主脈があり、脈が多い。茎の中程より花序をだす。溝地に生える。

ジャーマンアイリスは、花の名の通り、アヤメの仲間ではなくてアイリスの仲間です。

 

筍もようやく終わらせました。後はほっとくだけ、竹になります。

皮も次第に落ち、竹になります。

この竹は今年竹といって、非常に緑色がやさしく爽やかな色をしています。

この竹を切って来て、竹の節を利用し、お皿にします。そして冷蔵庫に入れて冷やしておき、向う付けの容器にするととても風情があって喜ばれます。

この時期は、お箸でも蓋置でも青竹が用いられますね。

枝折戸も青竹に替えます。

で、最後の筍料理。

サンショの葉をつまんできて、和え物にしました。サンショの香りが春の香りが

しました。

こちらはくちこさんが紹介されていた筍のスライスをオリーブ油でやき、

塩コショウを振っただけのものです。

筍が新鮮ですと甘みがありますので、塩コショウだけで充分おいしくいただけ

ました。

 

 

 

初夏、家々のお庭も緑でとてもきれいです。

お出かけしたいですね。

憎きはコロナ。収束は何時になるのでしょうか。

 

 

 

 

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心地よい疲れ、そしてうれしい贈り物

2021-04-14 16:02:45 | 日記

よい陽気になりました。

夏野菜の苗もホームセンターに並び始めました。

これからしばらく畑仕事が忙しくなります。

3月に植えたじゃがいもも大分大きくなったので、三本立程度に芽欠きをしました。

4月には里芋やヤツガシラを植え付けますので、菜の花になってしまった小松菜や、チンゲンサイ、夢咲菜を片付け、石灰を振りました。

そして鍬を振り上げ、土起しをしました。耕運機を持ち出すまでではなかったので、ちょっときつい仕事ですが頑張りましたよ。

汗がジワーッとにじみ出ます。

休んでは振り上げ休んでは振り上げ、空を見上げます。

こんな日は心地よい疲れがきて、夕飯を食べると上瞼と下瞼が握手しちゃいます。

そしてスヤスヤ眠りに(笑)

で、翌日は里芋を植え付けました。

畑で汗をかいている時が一番ストレスの解消になります。

 

茶の間と台所のテーブルのイメチェンをしました。

炬燵を片付け、

全通の帯でしたので、広く幅がとれました。畳一畳分は充分あるので10人は座れます。

台所のテーブルは、夏帯に替えました。ちょっと涼しげになりました。

すこーし何かを変えただけで気分もかわりますね。

 

うれしいうれしいいただきものです。

みなさん、見たことありますでしょ。

そう、くちこさんのブログで。

くちこさんが丹精された押し花絵です。

色褪せてしまったので捨てようか迷っている、とおっしゃっていらっしゃたので、迷って万が一捨てる決心でしたら我が家に捨ててください、と図々しいコメ差し上げましたら、なんと送ってくださいました。

もうびっくりで、ご無理をさせてしまったんではないかと、ほんとにうれしいやら、申し訳ないやらでした。

そして、

さくらちらし寿司の素まで。

早速炊いてみました。

ご飯にほんのり桜色がつき、お酢加減もちょうどよく、ほんとにおいしかったです。

小鉢は、芋柄、切り干し大根、油あげの炒め煮、筍、ごぼう、コンニャクの炊き合わせ、ワラビの和え物、生野菜です。コンニャクは昨年秋に堀り上げた最後の芋でした。

くちこさん、ほんとにほんとにありがとうございます。

 

今庭にはあまりお花がありません。

わずかに、

ウラシマソウ。

イチハツがもう少しで咲きそう。

ジャーマンアイリスももう少し。

エビネは咲いていました。

ツリガネソウが後わずかで満開。

ちょっとさみしいので、今、若芽がきれいなので、

紅サンザシ。花芽も少し見えます。

クロロウバイ、こちらもすこーし花が。

瑠璃トラノオ。

姫ウツギ。

夏ロウバイ、一度枯れてしまって二代目。

枝垂れ梅ももはや淡い葉に。

いろいろなもみじ、

このもみじは春が赤いんです。

後もう一本春にこのモミジとは違って真っ赤になるモミジがあったのですが、残念ながら枯れてしまいました。義父が自慢のもみじでした。

おっと忘れていました。

藤の花です。

今年も咲きました。

例年ですと5月連休あたりが満開ですが、早くもこんな状態です。

夜は毎年ですが自家製ライトアップで一人お花見です。

 

畑仕事の疲れで、今回更新が遅れました。

みなさまのところへもこれからお邪魔したいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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久しぶりの茶事。

2021-04-05 14:30:04 | お茶

コロナ禍でずっと出来なかったお茶事、久しぶりです。

といっても、立礼、点茶盤ではなく御園棚でやってみました。

お見立て、工夫、創作の茶事です。

今回は、生徒さんの中で一番のご高齢な方と次にお年を召した方お二人にお点前をお願いしました。

お床は、

「無風竹有声」~かぜなきに、たけにこえあり~

          鵬雲斎玄室 筆

待合は、

「随 流水」~りゅうすいにした がう~

        (流水 落花を送る の上の句)

          福本積応 自画賛

待合にはいつも箱火鉢でしたので、今回は本日のお天気のような火鉢を設えてみました。

御園棚は、お炭手前がありませんので、お床に香合を飾りました。

香合は、ロシアのお土産で、(多分小物入れではないかと)香合にお見立てしました。

待合で、汲み出しをいただき、外露地へと案内されました。

亭主さんのお迎えを受けて、席入りをしました。

席が改まると、ご亭主様、半東さん(亭主の補佐役)がおでましになり、招かれた礼、お運びいただいた礼、待合のお掛物、露地の風情、本席のお掛物のご挨拶があり、お懐石となりました。

本日のお懐石(点心)は、

釜飯をご用意くださいました。

コロナ禍ですので、とおっしゃられ、テイクアウトをご利用になりました。

お吸い物や、

香の物、

酢味噌和え等はお水屋さんが準備されました。

おいしかったですよ。

お懐石はご多分にもれず黙食。

お懐石の後は、主菓子が縁高にて運ばれました。

ご製は、喜月、銘は「初桜」でした。

 

中立となり、再び外腰掛へ。

三客がお福、カメラマンです。

 

ドラの合図で、蹲で手を清め、口をすすぎ、後座の席に入りました。

 

濃茶のお点前が始まりました。

動画で撮ったのですが、ご亭主様の了解を得ていませんので省きます。

ご了解いただけたら、UPしたいと思います。

今日は、ほんとに良いお天気に恵まれました。

風もなく、穏やかな絶好の茶事日和となりました。

濃茶の後は、

薄茶が点てられました。

薄茶は、交代して半東さんが点ててくれました。

薄茶も動画で撮っていますので、了解えられましたらUPしたいと思います。

濃茶薄茶とも工夫して各服といたしました。

本来、御園棚では濃茶のお点前はないのですが、工夫、創作で遊んでみました。

どうぞお許しください。

 

なにせお福が下手なカメラマンやお客、指導とあっちゃこっちゃでしたので、どうも文章にまとまりがなくて(泣)

写真もっといろいろ撮りたかったのですが。

 

先日徳川美術館で、こんな本ゲットしてきました。

分厚くて2キロ近くもありそうで、他のお土産もあったので、やっとの思いで持ち帰りました。

もちろん娘と一緒の時は娘に持たせましたよ。

娘に呆れられました(ご免)

最後に記念写真、

一番若い方がカメラマンで、あとは昔のお嬢さんばかり(笑)

 

うれしいうれしい贈り物です。

鉢に植えられた多肉植物。

そして、

岐阜の栗ようかん。

やっこさん、ありがとうございます。

こんどのお稽古のお菓子は、栗ようかんです。

 

タケノコがとれました。初物です。今年ははやいです。

そんなわけで、

まずは、お刺身で。

夕食。タケノコとワラビの炊き合わせ、ワラビの和え物、菜の花の辛し和え、大根のなます、ネギの味噌汁、大根ときゅうりの酒粕漬けとサバの塩焼き。

お昼、

タケノコ入り混ぜご飯、ネギ坊主の酢味噌和え、菜の花の胡麻和え、

蕗の佃煮、古漬け沢庵のみりん醤油。

あ~~~~~~~~~自給自足。

 

庭の花、

山シャクヤクが咲きそうです。

白ヤマブキも咲いてきました。

シラユキゲシがどこまでも増えていきます。

 

ここ数日とても暖かかったので、例年ですとタケノコは4月中旬なのにもう出始め、藤の花も咲き始めました。4月下旬から5月連休あたりのお花なのに。

満開になりましたらまたUPさせていただきますので、よろしくです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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