お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

風炉の季節も今月で終わりです。

2023-10-28 14:13:04 | お茶

今週のお稽古は、十月最後の週、つまり風炉での最後の週になりました。

濃茶付花月をしました。

お床のお花は、

藪茗荷、原種のシュウメイギク、ノコンギクの三種、花入れは、大急ぎで切ってきた竹の花入れ。

模様が面白いですよね、裏側はまさに竹の色、まるで掛分けのようです。どちら側を表にしようか迷いましたが、模様がある方を表にしました。まだ切ってきたそのままで、これから少しヤスリを掛けようと思います。はい、無料の花入れです

濃茶。

薄茶。

今日のお菓子は三種でした、

栗きんとん、トスカケーキ、さかまんじゅう。

 

ブロ友さんからハワイアンローズピカケの挿し芽が送られてきました。

ハワイアンローズピカケの花。

早速挿し芽をしました。発根してしっかりしてきましたら鉢にあげ、大きくしていこうと思います。

そして、

「しいたけこんぶっこ」というおダシとと共に。

昨日はチャーハンに使ってみました。おいしいうまみでした。

やっこさん、ご親切にありがとうございます。

 

第59回あつぎ市市民芸術文化祭書芸展に行ってきました。

書道家である友人の作品を拝見に。

友人の作品、

読めますか。達筆すぎて。何という書体なんでしょうね。友人に会えなくて残念でした。

↑ このように書いてあります。

その横に、

最後の「萩の原」に惹かれて思わずパチリ。

 

昨晩は十三夜さんでしたね。

十五夜さんの飾りと同じなんですが、十五夜さんはお団子でしたので、十三夜さんはおまんじゅうにしました。

きれいなお月さまでしたね、

お豆腐はどちらにも決まって飾りますので買いに行きましたら、秋刀魚が目に入りました。

うん、今夜は秋刀魚を焼こう、とワンパック二匹を買ってきました。お高いのなんのって。

でも食べたいばっかりに。

炭をおこし、

焼きましたよ。

あたりが黄昏てきたころ焼けてきました。

美味しかった~

 

野菜サラダを食べようと畑に取りにいきましたら、なんとまぁ、葉っぱを虫に食べられてレース状態になる寸前でした

まだ小さいですが、生食用シュンギク。

聖護院大根。

白菜。

チンゲンサイ。

ルッコラと水菜。

コマツナ。

サンチェ。

コマツナやチンゲンサイやハクサイはもう穴ぼこだらけです。

シュンギクやルッコラ、バジルなど匂いのするものは無事でした。

殺虫剤などで消毒するのは嫌ですのでもうこのままです。

虫さんには食べるだけ食べてもらって早く退散してほしいです。

 

風炉の仕舞と炉の準備に追われました。

ざっくりと書き留めます。

風炉の柄杓、蓋置を炉用に変え、

風炉の炭、枝炭を炉用の炭、枝炭に入れ替え、

香も、風炉の香木から炉の練り香に変え、

風炉の羽、火箸も炉の羽、火箸に変え、

風炉の炭取、灰器も炉の炭取、灰器に変え

富士灰から湿し灰に。

風炉釜をしまい、炉釜を準備します。

そして炉を開けます。

炉畳をあげ、炉灰を炉に入れます。

炉灰は、四月の炉仕舞いのときにあげておいた灰を真夏に水につけ、あく抜きをして乾かし、煮だした番茶をかけ、やや湿った状態で冷暗所で保存しておいたものです。

炉縁を据え、五徳を据え、炉釜をかけて、高さを調節します。

最後に、風炉の灰をあげ、フルイにかけ、ゴミや炭のかけらを取り除き、冷暗所で来年五月まで保存します。

朝9時頃から始めて、午後2時頃までかかりました。

それから炉開きに使う道具を準備しました。

十一月八日、炉開きの予定です。

料理のメニューは、炉開きでは、あわぜんざい、亥の子餅が定番ですが、ほぼ毎年同じです。

そろそろ考えなくてはなりませんが、日が迫らないとなかなか考え付かないのがお福です

 

また長くなってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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畑の葉物野菜がよく育ちました。

2023-10-21 14:34:27 | 日記

今週のお稽古は、中置の最後、五行棚です。

五行棚は、玄々斎好みの一重棚で、焼杉の木目洗い出しの二枚板に竹三本柱の棚です。

他の棚と異なり、地板に水指を置くことはなく、土風炉を据えることが約束になっています。

棚の中に、天板と地板の、風炉中の、土風炉の、釜の、釜中ののすなわち木火土金水(もっかどこんすい)の五行をおさめることからの名称です。

「臥月眠雲」~つきにふしくもにねむる~ 大徳寺前官長 福富雪底老師 揮毫

お花は、

竹舟の花入れに、卯の花の実とはま菊を入れてみました。

 

初炭手前 点前中は、地板の手前に羽箒を一文字に置き、羽先に香合を置きます。

濃茶点前 今回の細水指は、海鼠(なまこ)釉の水指で、竹桜窯 佐藤靖房の作。

茶入は、「広沢」 ~広沢の 池のほとりに身をなして 見る人もなく 秋の夜の月~ の広沢茶入。

薄茶点前 今回の水指は、浅見与し三作の「秋の野」薄器は薬器 茶碗は紅葉の絵。

主菓子は、栗蒸し羊羹を作りました。 

鬼皮を剥き、

ぬるま湯につけて、渋皮を少し柔らかくして、

渋皮をきれいに剥いて、甘露煮にし、小麦粉と片栗粉をまぜたこしあんに甘露煮を混ぜ、流し缶に入れて蒸して、切り分けたものです。

お干菓子は、塩あられと東寺の飴、水鏡です。

 

今宵の夕餉、

ピザパンでした。ゴボウとレンコンの含め煮、焼き芋、柿、香の物、野菜サラダ、野菜サラダは、

サンチェ、ルッコラ、ミズナをとってきて一皿にぜーんぶつけちゃいました。もうお福はキリギリスか状態(笑)、あと、パンプキンポタージュ。ポタージュも、畑にころがっていたのをとってきて、というより拾って来て(笑)ポタージュにしましたよ。

 

今回記事はこれだけなので、外に出て今の庭の花などを撮ってきました。

UPしたこともある花なので、スクロールするだけでね。

芝ももう緑が失せてきました。

愁明菊がまだまだ健在。

赤い水車、見えますか。

もう西王母が咲いていました。

こちらの芝もところどころ色が。

芝の中にある菊の鉢。

こちらは、うん、何だっけ。

名残のタカサゴユリ。

白いナデシコ。

こちらは、ピンクのナデシコ。

ツルビニカ。

オリズルラン。

このお花の名前がわかりません。どなたか教えてくださいませんか。

ぼけてしまいましたが、白花玉咲きシモツケ。

サクラタデ。

更科ショウマ、まだ蕾で開花はこれからです。

キバナコスモス。

フジバカマ。

原種のシュウメイギク。開花はこれからです。

ホトトギス。

コバノズイナが紅葉始めました。

フジバカマ。

ハマギク。

イソギク。開花はこれからです。

彼の方の遺産?(笑)岩松。

イトススキとホトトギス。

ナニワイバラなんですが、白いかれんな花をつけるのですが、棘がするどく、他の花と一緒にするのにはちょっと抵抗ありますので、鉢植えを裏の出入り口におろしました。

するどい棘でもって不審者の侵入を防ごうと思ったんです。

そうしましたら、お福がひっかかってしまいました。すごーく痛かったですぅ。

アホなお福 今にわかったことではありませんが。

きりがないのでこの辺で。

 

すっかり秋かと思いきや、昨日は真夏のような陽気でした。

先日のお茶会は土砂降りの雨

出かける頃は少し小降りになりましたが、雨コートを着ていても肩や裾が濡れてさんざん。

でも慈禄庵(今回の茶会は大和の慈禄庵でおこなわれました)に着いて身支度整えたころから優雅な気分になり、お点心、濃茶席、薄茶席を堪能しました。

でね、家に着いた頃は、きれいに晴れ上がったんです

お福の行いが悪かったのかしら

写真撮影がノーでしたので、記事にはできませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋、たけなわ。

2023-10-13 14:17:13 | お茶

今週のお稽古も中置のひとつ、大板のお稽古でした。

大板は風炉の敷板の一つで、一尺四寸四方の板です。常据でも用いますが、中置が適しています。

 

炭手前で、香合(生徒さんの香合です)とお羽根を敷板の上、風炉の前に飾ったところ。

濃茶点前も薄茶点前も写真撮りそこないました

蓋置とお柄杓を敷板の上、風炉前に引きます。

翌日、茶入と薄器だけを撮りました、

茶入、清水焼肩衝、上手喜山作。お仕覆の裂地、花兎段唐花。

薄器、木目塗鈴虫蒔絵中次、田中広凌作。

お菓子も写真撮らずに食べちゃいました(笑)

紅葉をイメージしたきんとんを作ったんですよ。お干菓子も生徒さんのお持たせでとてもおいしくこちらも写真撮り忘れました

お花は、

ヒオウギの実(種)と白花玉咲きシモツケを竹一重切り(自作)の花入れに。

 

秋の味覚、柿が色づいてきました。

少しとってみました。もう甘かったです。

そして、栗、

今朝拾ったので最後のようです、栗の木を見上げたらもうイガの実はほぼ終わりのようです。

栗ご飯、栗おこわ、栗きんとん、栗蒸しようかん、随分いろいろな物を作りましたよ。

栗きんとんも、今冷凍庫に40個くらい入っています。

で、今宵の夕飯、

豚キムチ、里芋の煮っころがし、野菜サラダ、大根の間引き菜を薄塩で漬け、刻んでミョウガ、ショウガを混ぜ込んだお漬物、これがめっぽうおいしい!、シバ漬け、柿。

と、栗おこわ、お味噌汁。

はい、明日の朝ご飯の分も、です。お一人様のご都合主義(笑)彼の方いたらこうはいかないでしょうね。

 

庭のお花ですが、

シュウメイギクが満開。

コリウスがきれいです。

白花フジバカマも満開。

フジバカマはあっちこっちに植えてあるのですが、アサギマダラはきてくれません(泣)

トレニアがまだ咲いています。ピンク色と白色のトレニアもあったのですが、年々減ってきてなくなってしまいました。

金木犀が甘い香りを庭いっぱいに漂わせています。4本あります。1本お友達の家に嫁入りしました。

足元で柏葉紫陽花の葉が紅葉していました。

ついでに、カボスとスダチの実をとってきました。するどい棘には閉口です。

揚げ物などに絞ると爽やかな香りと酸味がいいですね。

 

秋になるとあちこちでお茶会があります。

お福も、明後日、大和市の多古記念公園内にある慈禄庵でのお茶会に行ってきます。

その時の様子は、写真撮影が可能でしたらUPしたいと思います。

今から楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いただいた御礼を言う前に。ちゃっかりと。

2023-10-07 14:40:25 | 日記

10月になりました。

10月は中置のお稽古です。

中置(なかおき)とは、点前畳の左右中心に風炉を置くことを言います。

十月初旬から開炉までの時期に行い、日毎に寒くなり、暖かい炭火が恋しくなる時節に客の方へ少しでも火を近づけ、水を遠ざけるという心づかいのあらわれた点前です。

「和気満清堂」~わき せいどう に みつ~

お花は、

竹一重切りの花入れに、ヤブミョウガ(実)とホトトギスを入れて侘びた風情にしてみました。

濃茶の点前座、

侘びた風情ということで、風炉は鉄風炉です。鉄風炉では、敷板が、

塗りの敷板から、

陶磁器の敷板に変わります。

 

薄茶の点前座、

お菓子は、

栗きんとんとロールケーキを用意しましたが、席中ではロールケーキにしました。

栗きんとんはすべて終わった後、おしゃべりしながらいただきました。

お干菓子は、

方寸とみすゞ飴。 干菓子器ね、小田原の寄木細工なんです。この模様はちょっと珍しい模様ですよね。

今月は、すべて中置のお点前をお稽古しようと思います。来週は大板の中置、再来週は五行棚の予定。

すべて平点前ですので、お福ずっとお客さんに入らせていただこうかと。

 

うれしい頂き物です。

ブロ友さんからです。

いつぞやkoutokuさんにうちわをプレゼントしましたので、そのお礼だと思います、きっと。

koutokuさん、ありがとうございます。

まだお礼もしていませんのに早速いただいてしまいました。

暑くも寒くもない陽気になりますと、お福、ティータイムはいつも外でいただきます。

お花などを相伴にさせて。

ご当地のお菓子だと思いますが、とってもおいしかったです。

たっちゃんにお裾分けしようと思います。

 

先日蒔いた畑の葉物野菜、

草がちらほら出てきました。間引きをして土寄せをしましょう。

みんな同じように見えますが、何が何なのかわかりますか。雨が降ったあとなので、ちょっとグチャンとしていますが。

 

これなんでしょう?

よーく見てください。ちっちゃいけれど茶道具です。利休さんもいます。

はい、ガチャガチャです。

面白いでしょ、ガチャガチャとは思えませんでしょ。息子が持ってくるんです。

笑っちゃいます。蘭奢待もありますよ。

棗の蒔絵などほんとによく描かれていますよ。

 

今夜の夕餉、

先日のシバ漬け、漬けあがりました。

小松菜の間引きとお揚げの煮びたし、切り干し大根の煮付け、そして豚カツ。

豚カツ揚げるとき、パン粉をつけるのにバッター液でつけるとお肉が柔らかくなるような気がするんですが、いかがでしょうか。最近はバッター液でパン粉をつけて揚げています。

 

朝晩は涼しいというより、寒く感じられるようになりました。

今朝などあの暑さが信じられないくらいでした。

季節の変わり目は体調崩しやすいので皆様どうぞ気を付けてください。

連休をどうぞ有意義にお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

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