寒いはずです。霜がおりました。
吐く息がまっ白です。でもキーンとはった冷たい空気の中を朝の散歩はかかさず、頑張って歩いてきました。
今週のお稽古は、今年のお稽古納め、毎年同じ、クリスマスバージョンでのお遊びお稽古です。
お床は、
リースとポインセチア。
手前座。
水指 十字架リース紋。
香合 オランダ白雁。
待合は、
クリスマスツリー。
廊下に、
サンタさんが来てくれるかな、大きな靴下をつるしました。
薄器もクリスマスバージョンで、
溜塗中棗、もみの木。茶杓、ベルに柊。
主菓子は、
マドレーヌ。
お干菓子は、
クッキー。
前々日に焼いておきました。
クルミがあったので、乗っけました。
マドレーヌは少し余分に焼いて、たっちゃんちに持っていくつもりです。
台子で、初炭、濃茶、後炭、薄茶と和気あいあいで一年を締めくくりました。
最後にお福でーす。
今年は、コロナで充分なお稽古ができなかったんですが、来年も、いまだコロナの収束がみえてきませんので、三蜜に気を付けながらお稽古楽しんでいこうと思います。
表題、薄板について。
花入れを畳床に置いて用いる場合は、薄板を使います。
薄板にも真、行、草があり、花入れの真、行、草に合わせて使います。
矢筈板・・・
真の花入れを置きます。古銅、青磁、白磁、等です。
板の横面が矢筈になっています。
蛤端(はまぐりば)・・・
行の花入れを置きます。萩、高取など国焼、釉薬のかかったものです。
蛤が口を閉じたようになっています。
木地板・・・
丸香台・・・
木地板、丸香台共に草の花入れを置きます。楽、備前、信楽、万古等釉薬のかかっていない、陶器の花入れを置きます。
竹の花入れも草の花入れですので、木地板や丸香台に置きます。
特殊な敷板として・・・
曽呂利盆があります。曽呂利という花入れ専用です。
ただし、お床が畳敷きでなく、板床の場合は薄板は用いません。
籠花入れの場合は、畳敷きでも板床でも薄板は用いません。
籠花入れは、受け筒というお水を入れる筒が中にありますので、言ってみれば籠が敷板のような役目をしているので。と理解しています。
随分長いこと使ってきていますので、汚れてきてしまいました。
薄板(敷板)のお話でした。
野菜収穫してきました。
チンゲンサイ、小かぶ、ホウレンソウ、ルッコラ、大根にサンチェ。
青菜すべてそうですが、霜がおりていっそう甘くおいしくなりました。
コンニャク玉も掘ったんですが、でかーい!
2.5キロもありましたよ。
これ全部作ったら、一体どれだけのコンニャクができることやら。
コンニャクばかり沢山あっても困ってしまうので、半分作ることにしましょう。
私は、朝昼晩とお香の物は食べたいほうなんですぅ。
水菜の浅漬け。
大根と胡瓜の粕漬け。夏の終わりごろ漬けておいた粕漬けが程よい味になりました。
大根の切り漬け。朝とってきた大根を葉もと細かく刻んで塩で揉み込むだけです。
葉も細かく刻んで、
身も千切りにして、
塩をふりこんで揉み合わせ、
柚子の小口切などを入れて、
出来上がり。
サンチェってね、焼き肉巻いて食べますよね。
先日TVで、逆にサンチェをお肉で巻いていましたので、やってみたんです。
焼き肉のタレをかけていましたが、カボスを絞った果汁をかけてみました。
さっぱりとおいしかったですが、ウーン、私はやっぱりお肉をサンチェで巻いたほうがいいかなぁ。
大根と厚揚げの煮物。
コンブとゴボウの煮物。
コンニャクの煮物。
作りました、コンニャク。芋半分でも市販されているコンニャクでいうと15個分くらい。ほとんど水で、栄養価はないんでしょうね。
でもねぇ、手作りはおいしいです。
とにかく煮物が多いんです。
年賀状の作成にとりかからなくては。
毎年3バージョンつくって、差出人で替えています。
これからお掃除やら餅つきやら忙しくなりそうです。
私の田舎の婆さんの、つたないブログにお越しいただきました皆様、ほんとにありがとうございます。
あたたかいコメントもいただき、感謝しています。
コロナコロナで今年もおわりそうです。
クリスマスローズを愛でる茶会も、藤の花を愛でる茶会も、萩の花を愛でる茶会も今年は出来ませんでした。
来年は出来るといいな、と願っています。
今年最後の更新です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
皆様のところへはまだお邪魔させていただきたいと思います。
よいお年をお迎えくださいませ。