今週のお稽古は、お初釜の時のお道具そのままに復習をしました。
お床の掛物とお花だけが変わっただけです。
満月ロウバイにビワの花、花入れは自作。
なので、今回は使ったお道具の謂れなどを説明させていただこうと思います。
関心ございませんでしたらどうぞスルーしてください。
お床のお軸、
書かれている言葉の意味。記憶違いや間違いがあるといけないので、添付されている資料の画像をUPしています。
左端にしたためられている揮毫されている方の名前です。
お軸の仕様体裁です。
揮毫された大徳寺官庁髙田明浦老師のプロフィールです。
高田明浦老師の言葉。
待合のお軸、
生徒の御祖父様がお若い頃描いたものだそうで、次のようなモチーフがあるそうです。
狩野派の「渡唐天神図」です。
天神(菅原道真)が唐に渡る時の図のようで、梅の花、頭巾、袈裟のような斜め掛けバッグ?の3点がお約束のようです。多分これをモチーフに描いたもののよう、ということです。
しかしながら、道真公は唐には渡ることなく、没しているそうです。この姿の図は、多くの絵師が描いているそうです。
お釜、
古天明(古天猫)釜
確かに古天明釜にまちがいないという極め書。
古いものなので、ボロボロです。
棗、
蓋裏にある花押は認得斎の花押です。認得斎は(1770年~1826年)約200年前頃の方です。
裏千家 第十代 認得斎柏叟好み。棗なのに仕覆にはいっています。今日庵に所蔵されていたようです。
室町時代には、芦屋(福岡県)と天明(栃木県)で造られていた釜が珍重されていた。
それらの釜は、後に造られた釜と区別するために古芦屋、古天明と称される・・・ネットより。
香合、
色絵文箱香合、
橋本城岳のプロフィール。
お水指、
「松唐草」杉田祥平造、
杉田祥平のプロフィール
長くなるのでこの辺で。
しばらく畑に行かなかったので朝早く行って収穫してきました。
ネギ、ミズナ、ホウレンソウ。
ユズ、ダイコン、ハクサイ、セロリ。このほかに、里芋、八つ頭、小カブ、ニンジン、キャベツ。
早速調理開始。
里芋と八つ頭の皮を剥き、小カブは皮をむいてスライサーにかけ、
里芋は甘辛煮、八つ頭はお砂糖と塩で、小カブは甘酢で和え、
小カブを甘酢で和えたので、大根、ニンジン、はセロリ、ハムと共にマヨネーズで和え、サラダに。
ホウレンソウは湯がいてお浸し、というわけで、
そして今宵のゆうげ、
タンパク質がたりないですよね。明日はお魚、お肉を。
このゆうげ、このまままた明日の朝食に。もしかしたら昼食にも(笑)
マーマレードも作りましたよ、
お友達の庭に生るみかんをいただいたのでね、それに、
カボス
スダチ
庭には黄色くなってしまったカボスやスダチがまだまだいっぱい生っています。
マーマレ-ドはどんな柑橘類でもできますが、カボスは苦味がきついので、何度か湯でこぼしました。
良薬口に苦し、といえどもあまり苦くては美味しくないですよね。
1月、睦月もあと僅か、バタバタと一か月が過ぎようとしています。
これから一年で最も寒いといわれている二月。
こたつむり、巣ごもりといきましょうか。