お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

爽やか!秋本番!

2021-10-28 10:07:59 | お茶

こんな日は野点を楽しもうと、準備しました。

が、一夜明けたら雨~恨めしや~。

仕方なく御園棚をお部屋に設えました。

本来御園棚では濃茶はしないようですが、敢えてお稽古なので。

で、薄茶。

お床は、

「松無古今色」~まつにここんのいろなし~

「竹有上下節」~たけにじょうげのふしあり~と続きますが、意味はお分かりになりますね。

お花は、

更科升麻と磯菊を吊り花入れに入れて。

主菓子は、前回の芋羊羹がとても美味しかった、とお褒めに預かったので、調子に乗って今回も。

お干菓子は、落雁と乾燥バナナ。

これは一昨年の時の画像です。多分6月頃だったかと。

野点はもう来年の新緑の頃になるかなぁ。

とにかくお茶の記事は1年通じて四季折々同じような記事になります。

 

 

生徒さんに差し上げようとお芋を掘りましたら、

こーんなお芋が出てきました。

面白ーい

切り口はね、

こーんなの。

薄くスライスして焼いて食べました。アハハ

 

 

今庭にはあまりお花がありません。

寝室から覗いて、

山茶花とツワブキ、貴船菊。

寂しいので、

まだ実が赤くならない万両と南天を手折ってきて。左は役目終えた傘立てに。右は鉢カバーで、中に小さな花瓶が入っています。

あっ、そうそう、

更科升麻が満開でした。

 

 

いよいよコロナが収束に近づいたか、と気持ちをときめかしていますが、まだ油断なりませんね。

伸び伸びになっている私の喜寿のお祝いもそろそろかなー、息子の顔色うかがいながら、その日のくるのを心ひそかに待っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こたつが恋しい!

2021-10-19 15:30:57 | 日常の出来事

寒い!

こたつを出そうか、でもまだ10月、ホットカーペットでいいか。迷いました。

今週のお稽古は先週に引き続き五行棚での中置です。

道具組はほぼ同じ、全く同じではつまらないので、茶碗、茶入、薄器を替えました。

お花を、

更科升麻にノコンギク、鶴首籠に入れて。

お菓子は、

芋ようかんです。芋の色一色でもつまらないので、中に抹茶で色を付けたものを入れ、上をグリルで焼き目を付けてみました。バーナーがあればよかったんですけれど。

 

毎朝一時間ほど畑に行きます。

小松菜、ターサイ、かきなを蒔いてきました。

先日蒔いた小松菜が少し厚蒔きになってしまったので、間引き、ついでに聖護院大根と水菜、白菜を間引きしました。

そんなわけで、食卓にのぼるのは副産物ばかり、

小松菜と、缶詰の収納庫にあったコーン、ハムのパッケージに2・3枚残っていたハムをマヨネーズで和えて。

さすがにたそがれてきたピーマンと冷蔵庫の隅に少し残っていたキャベツをざく切りし、ピリ辛味噌で炒めて。

間引きした大根の薄塩漬けにミョウガ、ショウガの刻んだのを混ぜて。白菜の間引き菜とスクランブルエッグとで炒めて。

水菜の間引き菜をトマト、リンゴとで生野菜サラダ。

で、ある日の夕食、

ご飯は、枝豆おこわですが、なーんとも田舎の地味ーな夕食。

これでも時間と手間だけはかかっているんですぅ

とにかく外にでて、おしゃれなレストランでおいしいお食事がしたいと、コロナがスッキリするのを首長ーくして待っています。

 

 

女心と秋の空、昨日冷たい雨が降ったと思えば、今日は、一転、木々の埃もとれて爽やかに晴れ上がり、まさしく秋晴れの一日でした。

こんな日は秋空のもとで野点がしたいなぁ、と思ったものでした。

 

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秋たけなわ、サツマイモが美味しい!

2021-10-13 16:54:09 | お茶

今回も中置、五行棚のお稽古です。

五行棚は、玄々斎好みの一重棚で、焼杉の木目洗い出しの二枚板に竹三本柱の棚です。

柱は一つ節を向う柱とし、二つ節を客付き、三つ節を勝手付きにします。他の棚と異なり地板に水指を置くことはなく、土風炉を据えることが約束になっています。

棚の中に、天板と地板の、風炉中の、土風炉の、釜の、釜中ののすなわち木火土金水(もっかどこんすい)の五行を納めるところからの名称です。

お花は、

ミズヒキ(紅白)、ノコンギク(白薄紫)イヌタデ、キフネギクをせせらぎ籠に入れて。

せせらぎ籠は前回の有馬籠に非常によく似ていますが、せせらぎ籠のほうが少しズングリムックリです。

濃茶点前、

水指と茶入を荘りつけたところ。

茶碗と茶入を置き合わせ、柄杓を蓋置に引いたところ。

茶碗と茶入を膝前に置き、茶入の仕覆をぬいでいるところ。

帛紗を茶入を清めるために四方捌きしているところ。

茶筅通しをしようとしているところ。

茶筅通しが終わり、湯を建水に捨てているところ。

仕覆をぬいだところ。

茶入を清めているところ。

濃茶を練っているところ。

茶入、茶杓、仕覆の拝見を請われ、拝見に出したところ。

薄茶点前、

天板の棗と茶碗を置き合わせ、蓋置きに柄杓を引いたところ。

薄茶はこれだけしか画像がありませんでした。

主菓子は、

生徒さんのお持たせで、源吉兆庵製 「津弥栗」

今朝作ったカステラをお干菓子代わりにしたんですが、写真撮り忘れてしまいました。

残りは生徒さんに持って帰っていただきました。

 こんにちは。すみません、またまたお福しゃしゃり出ました。

 

 

秋です。イモの季節、この時期サツマイモが旬でとてもおいしいですね。でもね、サツマイモは収穫したての頃よりは、2~3週間してからの方が甘みが増すそうですよ。

でんぷんが時間をかけて糖分に変わっていくそうです。

 

収穫してきました。

種類は紅あずまです。ホクホク系が、紅あずまやなると金時、ネットリ系が、紅はるかや安納芋、神奈川県には、ホクホク系で栗に勝るともいわれるクリマサリというサツマイモがあります。

同じ芋でも、「薯」という字は、ジャガイモ(馬鈴薯)、「藷」は、サツマイモ(甘藷)を表します。

「蕷」は、ジネンジョなどのヤマノイモ(山芋)を表します。「山芋」に対して「里で栽培される芋」の意味で名づけられた「里芋」は、「芋」と表されます。

 

来年はネットリ系の紅はるかを植えてみようと思っています。

まずは、

一番素朴でいわゆるサツマイモたるサツマイモの味のする焼き芋もどき、無水鍋で蒸し焼きにしました。

サツマイモは皮ごと食べるのが整腸作用にもいいそうです。

芋ようかん、スイートポテト、甘煮、天ぷら、醤油バターに、さつまいもご飯等々しますが、おいしいサツマイモ料理がありましたら、教えてください。

サツマイモを蒸し焼きにしている間にカステラを作りました。

前回強力粉と薄力粉を間違えてしまったので今回リベンジです。

間違えずになんとか焼けたようです。

今回のことでくしくも強力粉と薄力粉の違いがしっかりとわかった次第です。

 

 

庭の花、

貴船菊、鮮やかな赤紫色です。

こちらは園芸種の愁明菊です。

浜菊が咲いていました。

こちらは磯菊、まだ蕾です。

園芸種の白色愁明菊。

今年はやけに西王母が早く咲きました。

もうこんなに花びらが落ちています。

 

 

 

ここのところの寒暖差の激しさには閉口です。

夏ものと冬物の整理がちっともできません。ゴチャゴチャです。

もの想う秋、人間の一生は限られますが、昨日、今日、明日、明後日、同じ暮らしができる保証は全くないですね。

今の今を元気に生きよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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金木犀の甘い爽やかな香りが漂います。

2021-10-07 09:26:23 | お茶

10月に入り、本格的な中置のシーズンになりました。

少し長くなります。生徒さんが撮ってくれましたので、折角ですからUPします。どうぞスルーしてください。

 

床には、やはり秋の花を入れ、

ススキ、フジバカマ(紅白)、ホトトギス(紅白)貴船菊、ノコンギク、を有馬籠に。

薄茶点前、

釜は色紙釜、風炉は桐透かしの侘びた鉄風炉、

水指を運び、茶碗と棗を置き合わせ、建水と柄杓を運び、蓋置に柄杓を引いたところ。

 

茶碗が清め終わったところ。

棗、茶杓が拝見に出されたところ。

濃茶点前、

水指、茶入を置きつけたところ。

茶碗を運び、茶入と置き合わせ、柄杓を蓋置に引いたところ。

茶入の仕覆をぬいだところ。

茶入、茶杓を清め、茶筅を出し、茶巾を水指の蓋の上にだしたところ。

濃茶を練っています。

茶入、茶杓、仕覆が拝見にださたところ。

初炭手前、

炭斗をおきつけ、灰器を運んだところ。

炭斗の中は、炭(丸管、丸ぎっちょ、割ぎっちょ、胴炭、点炭、枝炭)と火箸、かん、羽根、香合が組込まれています。

初炭手前をし、香合を拝見にだしたところ。

香合は、

菊型根来塗です。

後炭手前、

炭斗、灰器を運んだところ。

後炭の炭斗の中は、炭(割管、丸ぎっちょ。割ぎっちょ、輪同、点炭、枝炭)と、火箸、組釜敷、羽根、かんが組み込まれています。

後炭は、釜にお水が足され、釜肌が清められます。

本日の主菓子は、

カステラを焼いたんですが、薄力粉と強力子を間違えてしまって、ちょっとしっとり感がなかったです。

やはりカステラは強力粉ですね。

お干菓子は、

干し芋とあられでした。

 カメラ目線のお福。生徒さんが撮ってくれたので折角ですから。

 

 

外にでると、今朝も良い香りが漂ってきました。

金木犀の香りは何とも言えないです。

4本が競って芳香を放っています。

ただこの一本だけが、

すでに花が終わってしまいました。

ちょうどお彼岸の頃満開でいい香りがしました。

 

みなさん、ホトトギスの花、お好きですか。

ホトトギスも色んな種類があるようです。

このホトトギスは好きなんですが、

こちらのホトトギスの花はあまり好きではありません、なーんかグロテスクで。ごめんなさい。

白いホトトギスはいいですねぇ。

まーだ朝顔が頑張っています。

 

池の鯉がね、

またまた大きくなってきた気がします。

鯉は成長が早いんでしょうか。

 

 

コロナの感染者がここのところ減ってきていますね。

収束に向かっているんでしょうか。

喜んでいたのも束の間、またまた、なんてこともないじわけじゃないですね。

油断大敵でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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