お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

3月のしつらえ ももう終わりですね

2011-03-29 15:22:05 | お茶
今朝も澄んだウグイスのさえずりが聞こえてきました。
のどかです。
昨日は、東京でも、さくらの開花が発表されました。
TVでは、連日この度の地震で被災された方のことが報道されています。
映像を見る度、涙がでます。
3月ももう終わりですね。
地震の前に収められた画像です。
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床 「白圭尚可磨」 ~はくけいなおみがくべし~
             現大徳寺管長 高田明浦師筆
花 サンシュユ 侘助椿
花入 竹一重切り
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待合 ~うぐいすや 夢の浮橋 なきにけり~
            瀬戸内寂聴筆
花 姫水木 胡蝶侘助
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棚 徒然棚(別名 業平棚)
水指 祥端 高野昭阿彌造
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3月は釣釜ですね。
釜は、雲龍釜 敬典造
炉縁 柿合せ
地震の前々日の画像です。
そのままに、翌々日、東京道場でのゼミに参加して地震に遭遇しましたので、
釣釜も随分ゆれたことでしょうね。
              
                  
100_144012月の大炉の後片付けも、大変です。
大炉に入る灰も、通常の炉よりもかなり多いです。
炉からあげた灰を桶に入れ、水を張って、アクをとります。
アクをとった灰は、むしろに広げて干し
100_14501_3乾くと、番茶を煮出した液を
100_14521_2ジョロでかけ、
再度乾かし、
これを数回繰り返し、
100_14531_2フルイにかけて、
容器にいれ、冷暗所にしまいます。
                         
お茶をされる方は、とても灰を大事にします。
地震以来、ずっとお稽古をお休みにしておりました。
もう4月、透木釜ですね。
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東北関東大震災

2011-03-17 11:43:34 | 日常の出来事

被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復興を願っております。

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地震 大変でした

2011-03-13 18:28:52 | 日常の出来事
皆様、今回の地震では如何でしたでしょうか。
被災された方には、こころよりお見舞い申し上げます。
私は、裏千家の東京道場でのゼミに参加をし、帰路の途中に地震に遭遇しました。
地下鉄大江戸線の改札に入ろうとしたところでした。
一瞬、大きなめまいにおそわれたと感じ、座り込んでしまいました。
すぐに、連れの方から、地震だと知らされ、
とにかく、地上にでよう ということで、余震が続くなか、手すりにつかまりながら、
やっとの思いで地上にでました。
タクシーで、とりあえず、新宿まで行きました。
新宿駅ももうごったがえし、鉄道はすべて運転を見合わされていることを知り、
もうどうしようかと、途方にくれました。
余震の為に目の前の大きなビルが揺れ、ほんとに怖かったです。
人づてに、中央公園の広域避難場所に行くようにということなので、
人のながれるままに、公園に向かいましたが、
利用する小田急線が復旧されたら、すぐに乗れるように、
駅に近いところに居たほうがよい 
のではないかということになり、駅に引き返し、近くのデパートに入りました。
もうデパートは、鉄道の復旧を待つ人々でいっぱいでした。
携帯は全く通じず、家族と連絡もとれず、ほんとに不安でした。
路線も、せいぜい数時間で復旧されるだろうと思っていたのですが、
全く復旧の見通しがたたないと、情報がはいり、
もうここで一夜をあかさなければならないのかとも思いました。
10時ごろから、少しづつ、復旧の情報が入り始めたので、
小田急線の復旧を祈るような気持ちで待ちました。
ようやく復旧の情報がはいったのが、もう12時を過ぎておりました。
徐行運転をしているのでしょう、本厚木に着いたのは2時近く、
家に帰りついたときは、3時近くになっていました。
ほんとに疲れました。そして怖かったです。
TVをつけたら、東北のほうが大変なことになっていることを知りました。
体が震えました。
みなさまの方はどうでしたでしょうか。



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河津桜とお雛さま

2011-03-07 16:14:05 | 日常の出来事
風にさそわれて、
神奈川県松田町に、河津桜を見に行ってきました。
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西平畑公園の斜面に2百数十本の河津桜、菜の花とのコラボで
見事でした。
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南足柄市の郷土資料館で行われている、森のひなまつりに足をのばしました。
江戸、明治、大正、昭和のお雛さまが、見事に展示されておりました。
中でも、圧巻は、
島崎藤村初恋の人「おゆうさん」の雛人形でした。
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五人囃子は女性、三人官女はどこか東洋的で、他のお雛様と衣装を異にしています。
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享保雛も見事で、大事に保存されてきたのでしょうね。
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そのほか、御殿飾り、段飾り、源氏枠飾りや、つるし飾り、和紙雛人形、土雛人形など、
その展示数は、神奈川県下でもトップクラスといわれているだけあって、見事でした。
その後、開成町の、あしかり郷 古民家「瀬戸屋敷」の里のひなまつりの見学。
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瀬戸家収蔵のお雛様や、7,000個以上といわれるつるし雛がほんとに綺麗でした。
囲炉裏で、甘酒をごちそうになり、
代々地元の名主を勤めた瀬戸家の屋敷で、昔の人々のくらしに思いをはせました。
瀬戸屋敷では、6日で展示は終わりましたが、
郷土資料館では、今月いっぱい展示されているそうです。
ほんとに見事なので、みなさま一度いかがですか。



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山笑う

2011-03-04 08:48:11 | 日常の出来事
弥生3月
山も微笑みかけてまいりました。
庭の枝垂れ梅も満開になり
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足元では、福寿草が可憐に咲いています。
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福寿草って、夜ははなびらを閉じてしまうんですね。
まさに、山笑う の3月ですね。
やがて
山滴る
そして
山粧う
山眠る
日本には、四季があり、四季の移ろいにエネルギーをいただき、太陽の恵み、自然の恵みを受けて、生かされているのだと、今更ながら、実感しています。
これから、木々の新芽が萌えはじめ、風にのって沈丁花の香りが、そこここに漂ってまいりますね。
皆様からの、春の便りを待っています。



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