お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

京都旅行三日目

2014-05-29 16:03:48 | 日常の出来事
 
 京都旅行三日目です。三日目は、宇治に向かいました。平等院鳳凰堂を拝観するためで
 す。   
8年前に行ったときに、まもなく修復工事がされるという看板がありました。
5年の歳月をかけて、一部を残し、修復されたということでしたので、行ってみることにしました。


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宇治の改札を出ると、茶どころらしく、こんなポストが出迎えてくれました。


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鳳凰堂は、おちついた錆朱色とでもいうのでしょうか、塗り替えられていました。


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屋根の上の宝珠や、鳳凰も見事に金色に輝いていました。


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庭園には、藤の花がまだ咲いておりました。


修復工事中は、拝観者がなく、参道の土産物店や、お食事処では大変だったようです。


ランチは、参道の一角のお食事処で


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宇治らしく、茶そばをいただきました。


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近くの川のたもとに、紫式部像がありました。並んでカメラに収まったのですが、さすがに式部さんには負けてしまいますので、 UPするのやめました。


京都駅に戻り、お土産を買いこみました。
長男家、次男家、近所のお友達、社中のみなさん、もう大変です。
この時が、一番元気がよかった(娘曰く)ということです(笑)


                
                                             

友人から今年は母の日プレゼントはありませんでしたかぁ、UPされないですねぇ、なんてメールがありました。
UPします。今年はこんなのいただきました。


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次男家から花束です


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娘から、年齢化粧品、かわいいこぶたちゃんのペットボトル入れ、そしてなだ万のお弁当

長男家からは、

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LDソーラーライト、ハンギング用と差し込み用


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ガーデンテーブルの上に置いてみました。
夜、ゆらゆらとろうそくの光で、月を眺めました。









          


           
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5月のお稽古

2014-05-22 15:06:39 | お茶
初風炉の季節、といっても大分遅くなってしまいましたが。


5月になりますと、炉から風炉にかわります。


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お床は、「薫風自南来」   ~くんぷう じなんらい~
   宝林寺 福本積応 筆


             薫風自ずと南より来る


お花は、Dscn00292


あやめとシラユキゲシを入れてみました。


待合は、


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常滑の花入れに、茶花用のテッセンを入れました。





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点前座は、長板二つ置で、お水指を、鯉桶にしました。
5月は、端午の節句やらで、鯉にちなむものを設えてみました。
鯉桶は、鯉をこの容器の中にいれて、献上されたと聞いています。
先代家元がこの桶の形を模して、水指として使われたとのことです。
ほんものは、もう少し大きく、色は朱色で、紐は紫のようです。


大分季節感が過ぎてしまいましたが、京都からの和菓子のお土産と、柳桜園さんで求めた「錦上の昔」を召し上がっていただきました。


              
                         


いつものところのブースに、季節の花を入れました。


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玄関には、ノアザミ


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廊下には、


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中廊下には、クチビルラン


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茶の間の入り口には、一人娘が咲いていましたので


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玄関に 茶花用テッセン、カタクリのように下を向いて咲いてます


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玄関の腰掛に、桑小卓に、ナデシコが咲いていたので。下に瑠璃すずめがいます。


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玄関の下駄箱の上に、友人にいただいたお花、名前がわかりません


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私のティータイムのテーブルの上、みなさんの家にもよくあるお花です。


 ねこママさん、山小屋さん、先日はありがとうございました。おかげさまで横の画像、縦にすることができました。また教えてくださいませね。よろしくお願いします。





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京都旅行二日目

2014-05-15 12:54:14 | 日常の出来事
朝の食事はやはり伊ェ右門カヒェにて。
ホテルを出て数分歩いたところにそこはあります。
今日は良いお天気になるかなと思わせるような空でした。
ところがお食事を終え、外にでようとしたら、あらぁ、すごい雨、どしゃぶりです。エーッ。
傘を持たずに出た私。早速娘にお願いです。
傘取りに行ってきてェー。


向かう先は、西陣会館。


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しばらくみやげ物店を物色。着物にも洋服にも合いそうな西陣織のバッグをゲット。
ここで着物ショーが行われるというので、ちょっと見ることに。
しばらく着物ショーをご覧ください。


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外国人旅行者向けのショーなのかもしれません。
この日は、ベトナムからの団体旅行者の皆さんでした。
モデルさんもきれいでしたし、お着付けもきれいでした。
着付けするおばさんとしては参考になりました。


歩いて数分のところに、安部野晴明の神社がありました。


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利休が住み、使ったという井戸です。
利休最後の自服したお茶もこの智水で点てたといわれているようです。


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晴明像もありました。


タクシーで織成館へと向かいます。


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そこは、ちょっと見逃してしまうようなところにありました。
「市井の山居」といわれているように、町中にありながら山居のような、ほっとする石畳の通りの建物でした。格子作りの外観、内部の梁や柱など西陣の伝統的な家屋の特色、面影をそのまま残していました。
能装束が展示されていました。
観世流 片山家 蔵だそうです。


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まだまだ沢山展示されていたのですが、長くなるのでこの辺で。


手機織りの実際織っているところを拝見しながら説明をいただきましたが、してくださる方の説明がまっこと熱がはいってまして、昼食の時間を気にしながら、それでも興味深く聞きました。


大急ぎで”田丸弥”で、簡単に「ゆばにゅうめん」なるものをかっこみ、


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娘が予約しておいてくれた京都御所へと向かいます。


滑り込みセーフで、拝観時間に間に合いました。


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春と秋の一般公開の時はこの門から入るそうです。


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もうとにかく広い、大きい。
建物一つ一つ、いくつもある門の一つ一つ、流暢な説明、案内をいただきましたが、
もう右から左でした。


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とらやでティータイムをとり、相国寺へ。


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もうここも広い。
塔頭も百いくつもあるそうな。
金閣寺(鹿苑寺)銀閣寺(慈照寺)も相国寺の塔頭なんですよね。


これから、南禅寺にあるお食事処の「順正」に向かいます。


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相国寺の隣に新島 譲がつくったといわれる同志社大学がありました。


大分長くなりましたので、この辺で。


            
                        


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白花つゆくさが大分咲いてきました。


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ムラサキとのコラボです。


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大山蓮華が咲きそうです。


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シラーが満開になりました。


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このお花、茶花用テッセンだということです。ちよっと面白い咲き方をします。



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外でお稽古

2014-05-09 16:35:20 | お茶
京都旅行二日目は、次回ということにして、
一昨日の外でのお稽古の様子を書きました。


薫風たなびく季節、陽光のもと、毎年のごとく、今日は、外に席を設えお稽古しました。


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御園棚にて
歌花筒には、端午の節句にちなんで、兜の絵の短冊、お花はあやめを入れました。


新緑がやわらかく、ウグイスが美しい音色を奏で、緑の風が心地よく頬を撫でてくれました。


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お茶碗は、古代黄交趾 「花筏」 中村翠嵐造
お棗は、柳蒔絵大棗 鵬雲斎花押 長谷川秀斎作
お茶杓は、福本積応作 銘「薫風」


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お水指は、色絵金字花丸流水 橋本城岳造
お釜は富士釜で、蓋置は阿也さんの山ゆりの絵の蓋置を使ってみました。


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主菓子は、京都田丸弥製 「双葉葵」
お干菓子は、末富製の「ふのやき」 甘春堂製 らくがん


風はそよ風、陽の光はまだあまりつよくなく、野点日和でした。


           
                     
                    


京都に行っている間に、硬い蕾だった花が開花していました。


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丁字草です


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イチハツもすっかり花開いてました


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ジャーマンアイリスも満開


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テッセンもチラホラ


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ニッコウキスゲもきれいなオレンジ色の花を


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タツナミ草も可憐に


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エニシダも真っき色


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シラーが色づき始めていました


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ナデシコがよく咲いていました


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符入りの葉の白花シランです


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こちらはうすいピンクのクチビルラン、朝早かったせいか、下をむいてしまっていてピンク色もくちびるもよくわかりませんね


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つゆくさが文字通り葉や花に露をのせていました


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こちらは白花つゆくさです。むらさきよりもちょっと遅く、一輪花開いていました
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桐の花が満開でした。
女の子が生まれると、桐の木を植えたそうです。
そしてその木で、お嫁に行く時、桐のタンスをつくって持たせたんだそうな。
そのいわれの為、義父が長女が生まれた時に植えました。
しかし残念ながらその木は枯れてしまい、今は二代目です(なので長女はまだ結婚しない?) そんなことはないわね。










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京都に行ってきました

2014-05-03 16:10:49 | 日常の出来事
先日、あわただしく教授昇格の親授式だけで、とんぼ返りをしてしまいましたので、
ゆっくり京都観光しようと、娘と行ってまいりました。


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のぞみ215にて京都へ。
京都駅から、ホテルモントレ京都にチェックイン。


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まずはランチ。お目当てのレストランが定休日でしたので、あのお茶で有名な家右ェ門カフェにて。


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外でカレーを食べることはめったにないのですが、たまには食べてみようと。
やはりよく煮込んであっておいしい!


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京都に行ってここに寄らないわけにはいきません。
茶舗柳桜園。鵬雲斎お好みの、濃茶「鳳の昔」、そしてなんといっても「錦上の昔」
これはとてもおいしいです。
そして、次は


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茶舗一保堂、坐忘斎お好みの「雲門の昔」を求めようと思ったのですが、
京都限定の「北野の昔」にしました。


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一保堂さんで、お菓子とお抹茶を一服。


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お菓子は、わらび餅でした。


一服したところで、京都御所の周りをぶらーり。
いわゆる碁盤の目の路地に入っては、風情のあるお店を見つけると、まよわずインドア。
気に入ったものをみつけると、お財布のひもをゆるめてゲット。
ゲットしてはそれを娘に持たせては、骨董品屋さんや、竹細工の店を覗き込む。
もはや娘はもうあきれ顔。すみません。
お買い物を一休みして、ここも行っておかずばなるまい裏千家センター茶道資料館へ。


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今日庵文庫も中にあって、少し勉強もしましたよ。
それから、千家とは切っても切れないといわれるお隣の本法寺を散策。Dscn00701


日蓮宗の本山だそうですが、お近いこともあって、鵬雲斎さまも幼少のころはよく遊ばれたところだそうな。


少し早めでしたが、本日のお夕食処へ。


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娘の会社の方のご紹介で行ったことのあるというお懐石料理屋さん「乃し」
とてもおいしかったですね。


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板前さん、お手書きだそうです。


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満腹になったところでホテルに戻り、大浴場や、露天風呂で一日が終わりました。
ホテルに大浴場や、露天風呂があるのは珍しくありませんか。
長くなるので二日目は、ネキストにします。


              
                         


京都に行く前日にカメラにおさめた庭のお花


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桐の花です


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ピンクとムラサキのシラー?です


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スズランです


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オオデマリです


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エビネランです


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ほうの花です。香りはいいのですが、つよくて一本玄関に挿そうものなら家中香りがただよいます。


三日後の今日は、硬かった蕾の花が開花して、少し開きかけていた花が満開になっていました。




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