お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

庭の花が春の到来を感じさせてくれています。

2024-02-25 15:20:43 | お茶

今週のお稽古もまだ二月ですので、大炉です。

今週は杉棚を設えました。大炉ではよく使われるお棚です。

お棗は、三千家(裏千家、表千家、武者小路千家)お好みの利休梅棗でした。

このお棗は、利休四百年忌の記念で、小倉左近の作です。

お水指は、信楽焼き。寿方の造です。

お花は、

寒芍薬(クリスマスローズ)白と紫、どちらも八重で存在感がありましたのでクリスマスローズだけにしました。

花入れは、瓢掛け花入れ。

お菓子は、

重曹饅頭を作ってみました。素朴でお福の好きなお饅頭です。

 

昨年秋に収穫しておいたコンニャク芋が最後の一つになりました。最後のコンニャク作りです。

グロテスクですがコンニャク芋、1キロありました。

皮は剥かずに亀の子タワシできれいに洗い、刻んで分量の水を入れてミキサーにかけ、鍋でコンニャク芋特有の香りがしてくるまでかき回しながら煮て、触媒の炭酸カルシウムを入れて固めます。

流し缶に入れて固め、さめたら適当な大きさに切って茹がきます。

生芋1キロで、市販されているコンニャクの大きさですと、おおよそ15,6枚くらいはできます。

で、夕飯は、

まずは、お馴染みさしみコンニャク、一緒に盛られているのは硬豆腐、わさび醤油にマヨネーズを混ぜ、つけて食べるとモッツァレラチーズを食べているようでおいしいです。

ゴボウと牛肉と共に炊くとゴボウと牛肉のダシがコンニャクにしみてこちらもおいしいです。

後は、ナバナの辛子和え、ホウレンソウの胡麻和え、生野菜サラダでした。

ホウレンソウも、11月初めに蒔いた最後のホウレンソウでした。12月末に蒔いたのがもうそろそろ収穫できそうです。

昨晩は、

レバニラにイワシの丸干し、大根と魚河岸揚げの煮物、小カブの甘酢漬け。

 

庭の花は、

ようやくマンサクが咲き始めました。

サクラゲンカイツツジが花芽を覗かせています。

ボタンも硬い蕾が僅かに開き始めました。

シャクナゲもツボミを持っています。

少しづつ庭の花も春を感じさせてくれています。

 

三連休は寒かったですね。

真冬に戻ったような感じでした。

今日は太陽がのぞいて暖かくなりそうですが、風はまだ冷たく、庭の木々が戸惑っているようです。

みなさま、体調崩しませんように。ご自愛ください。

 

 

 

 

 

 

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冬野菜の終わり、そして春蒔き野菜の準備。

2024-02-18 10:55:24 | 日記

今週のお稽古も大炉です。

お花とお道具を少し変えました。

お花、

白モクレン(蕾)と寒芍薬(クリスマスローズ、茶席ではこう呼びます)、掛け竹花入れに入れて(今回も前回同様自作)

点前座、

水指古瀬戸、棗堆朱、茶碗六瓢。

で、新入生は盆略点前の復習。

来週は、千歳盆のお点前の予定ですので、今回生徒さんに一度していただきました、

ほぼ盆略点前と同じですが、千歳盆には蓋があります。十四代淡々斎の奥様佳代子夫人の創案によるものと聞いております、

ごく手軽に点前作法にのっとって薄茶が点てられますので覚えておいてくださるとうれしいです。

お菓子は、

さつまいもの茶巾絞りを作りました。

 

お雛様を出しました。

今年大学を卒業し、社会人になる孫姫の為につくった木目込み雛です。

ということは、もう22年も前のことなんだなぁ、とちょっと感慨にふけりましたよ。

生まれたのが、愛子さまと同じ年、12月10日のことでした。3月3日まで僅かしかありませんでしたので、もう必死に作ったことを今更ながら、たいへんだったぁ~。

こちらは、

お福の為の木目込み立雛です。これを作った時は、どんな感じに仕上がるかなぁ、とワクワクしながら楽しんでしましたよ。もう30年以上も前のことです。

 

 

冬野菜を片付け、春蒔きの野菜の準備をしなければ。ほんとに月日の経つのが早くてこわいくらいです。

で、もうトウの立ちそうな大根、ニンジン、小カブなどをとってきて調理しました。

ダイコン、ニンジン、セロリ、ブロッコリーとハムでサラダ。

小カブはスライスして甘酢漬け、TV見ながら輪切りにしたトウガラシももう終わります。

聖護院ダイコンはまだまだ葉っぱが青々していたので刻んでお揚げと炒り煮に。

聖護院大根と魚河岸し揚げで煮含め。

青首大根は、豚バラダイコンに。

蕗の薹が顔を出していましたので、

初どりです。

茹がいて三杯酢で和えました。

で、味見、

まずまずでしたが、大根葉の炒り煮に少し甘みが欲しいかな、味醂を入れて炒り返しましょう。

小カブの甘酢漬けに少しお酢が足りないかな、まぁ、そんなところでした。

で、お揚げと魚河岸揚げを買いに行きましたら、イワシがお安かったので、

イワシを手開きし、骨を漉き取り、皮をとり、生姜汁と卵白を加えてフードプロセッサーで攪拌し、たぎった湯の中に丸めておとし、浮き上がったら掬い取り(なんとまぁ形のわるいこと)、

イワシのつみれ鍋になりました。

 

2月14日、バレンタインデーの日のことです。

チョコレートならずトスカケーキをたっちゃんにプレゼントしようと前日焼いたんです。

きれいなパッケージに入れ、リボンで結び、夕方たっちゃんちに持って行きました。

何故か留守(泣)お嫁ちゃんの車はあるし、留守のはずはないんだけどなぁ、と家に戻り、ラインを見ましたら、今日から家族で旅行に行ってきます、ですって。

そういえば、孫姫が社会人になる前に、家族みんなで旅行しようかと思っている、と長男が言っていたことがあったっけ。

お土産買って来いよ~。

 

庭の花、

枝垂れ梅が咲き始めました。

こちらは枝垂れモモです。枝垂れ梅のピンクはまだ咲きません。

チューリップが芽を出しました。

こちらは、白モクレンの花芽。

鉢植えのクリスマスローズが咲き始めました。

こちらも鉢植えです。

地植えのクリスマスローズもチラホラ咲き始め、楽しみです。

咲きそろったらまたUPしますので見てくださいね。

 

暖冬と言われていますが、暖かいですね。

まだ2月ですよね。

寒の戻りはあるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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富士山と菜の花、二宮吾妻山公園へ。

2024-02-11 14:31:08 | 日記

今週のお稽古は、二月に入りましたので、大炉です。

毎年二月最初のお稽古は、いつもこんな書き出し↓で始まります。

大炉(だいろ)とは、裏千家十一代玄々斎により北国の囲炉裏から創案され、咄々斎(とつとつさい)の次の間の六畳の間に切ったのがはじめで、裏千家独特のものです。

六畳の間に逆勝手に切られ、極寒の二月に用いられます。

ごく侘びた風趣のある点前です。

薄茶のしつらえ。

お掛物は、

毎年同じ「紅炉一点雪」。

お花は、

紅梅と白梅に曙椿。竹の掛け花入れに。

お菓子は、

いちごが旬で美味しいので、いちご大福を作りました。

 

新入生の生徒さんは盆略点前をしていただきました。

割り稽古を終えますと、一番最初にするお点前です、

瓶掛けに銀瓶を掛け、山道盆に、棗、茶巾茶筅茶杓を仕込んだ茶碗をのせ点前座に、建水(こぼし)を運びます。

このお点前は、普段の生活にも応用できますので、その時のような書き方で、手順を書きますので、是非お試しください。

瓶掛け、銀瓶の代わりに、ポットに熱いお湯を入れ、お盆の左横に置きます。

直径おおよそ30㎝くらいのお盆を用意し、棗の代わりに、蓋つき(蓋無くても)の容器にお抹茶を入れ、

お抹茶茶碗の代わりに、ご飯茶碗、の中に茶巾の代わりに晒の布巾を半分にしておりたたみ仕込みます。

茶筅、この代用は何にしようか思案しましたが、小さな泡だて器でもあれば、とも思いました。これだけは雑貨屋さんなどで茶筅売られていますので、求めてもらえれば、とも。

茶杓の代用はティースプーンで。建水は、大き目の器、ドンブリでも。

さて、手順?

スプーンをお盆の端にかけ、ちっちゃな泡だて器をお抹茶を入れた容器の横にだし、布巾をスプーンのそばに置く。

ポットのお湯を茶碗に入れ、あたためて、建水、つまり丼にすて、布巾で茶碗を拭き、スプーンで、茶さじ軽く2杯ほど抹茶を入れ、お湯をおおよそ5,60cc位入れて、茶筅、ちっちゃな泡だて器で攪拌します。細かーい泡が立ったらgoo。

おいしいお菓子と共にお召し上がりください。

茶道具がなくてもお茶は点てられます。このようなことを見立てのお道具と言います。

お抹茶だけはお茶屋さんで求めてくださいね。20g缶、40g缶くらいでいいと思います。

抹茶は体の為にいいそうですよ。

 

二宮町にある吾妻山公園に行ってきました。

菜の花と富士山が一望でき、とてもきれいだと聞いていたものの、なかなか実現できずにいました。

次男がアッシー君してくれて、次男の次男孫と三人で。

東海道線二宮駅が最寄り駅ですね。

ひたすら階段を登っていきます。階段300段だそうです。

二宮の街と相模湾が望めます。

途中浅間神社がありました。

階段の両横は、斜面に水仙が咲き乱れ、よい芳香を漂わせています。

ツツジもいっぱい植栽され、桜の蕾も心なしか膨らんでいるように見えました。

頂上に着いた時は、もう、ハァハァ、ゼイゼイ、汗ジットリ。

頂上の展望台を撮り忘れましたが、芝生が綺麗に刈り込まれ、大勢の家族連れや、カップル、お友達同士などが芝生に座って、食べ物やお飲み物などで、さわやかな風に吹かれながら憩う姿があちこちに見られました。

さてお福達はというと、

お抹茶を点てて一服しました。

ベンチが空いてなかったので、石畳の上に腰かけましたので、安定わるく茶筅や茶杓、干菓子など乱雑。

菜の花はこのようにきれいだったのですが、残念ながら富士山は雲に隠れてみることができませんでした。

午後一時をまわったところで、再び300段の階段を下り続け、もう足ガクガク。

ランチは、次男がちょっと豪華なお懐石膳のたべられるお店に案内してくれましたので、久しぶりに豪華なお食事となりました。はい、次男に感謝。

 

でね、先日の夕食。写真撮ってあったのでUP。

お魚、鯖の味噌煮、チンゲンサイとマイタケ、焼き豚の炒め物、生野菜サラダ、ゆず大根、そう、この日は、お魚、お肉、食べましたよ。

チラッと写っているのは、ほろよいシリーズのお酒です。アルコール度3%なのでお福にものめます。

山もも酒がちょっと飽きたので、ほろよい、です。

 

三連休の真ん中、あたたかかったので、廊下のレースのカーテンを外し、洗濯しました。

脱水したらすぐに掛けました。特別干す必要はないですもんね。

三連休と書きましたが、息子に言われるんですよ、母さん、365連休だよね、(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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寒い中、春遠からじ。

2024-02-04 09:11:17 | お茶

今週は一月5週目なのでお稽古はお休みをいただきました。

が、今年より新入生が入門されましたので、この日この方だけマンツーマンでお稽古させていただきました。

茶歴の長い方と一緒にお稽古するのはちょっと無理があると思いましたので。

『入門の心得』

利休居士の茶道精神を歌の形で表した「利休百首」に「稽古とは、一より習い十を知り、十よりかえるもとのその一」とありますように、稽古においては、繰り返し繰り返し基本を学ぶことが大切で、しっかりと基本が身に付いた段階で、そこからの働きのお茶、安らぎのお茶を楽しまれることが理にかなった道筋です。

                                 <裏千家茶道点前教則より>

最初は、立ち居振る舞い、基本の所作、割り稽古からです。

①立ちかた。座る姿。

②お辞儀のしかた【お辞儀には、真、行、草の三通りがあります】

③襖の開け方、閉め方。

④帛紗の扱い。【帛紗をつける、帛紗を懐中する、帛紗をさばく、棗を清める、茶杓を清める】

⑤茶筅通し、茶巾の扱い、茶碗の清め。【茶筅通しの仕方、茶巾のたたみ方、茶碗の清め方】

今日のお稽古はここまでとしました。

来週は、今日のお稽古の復習をし、盆略点前にはいろうと思います。

昨日、マドレーヌを焼いたので、二人で一服点てていただきました。

生徒さん、美味しいと言っておりました。

 

 

二月三日、菩提寺の妙昌寺さんで節分会が行われました。

ご住職様とお手伝いのお上人方による年中安泰祈願、水行があり、

 

肝心の水をかぶった瞬間の写真を撮り損ねました。

そののち、節分特別祈願法要があり、年男年女、お上人方による豆まきが行われました、

 

お福残念ながら当たりの豆袋はひろえませんでした。多分檀家さんの奉納によるものだと思いますが、沢山の景品が用意されていました。

ここのところコロナで節分会も中止されていましたが、5年ぶりの節分会でした。

お福も毎年参加しています。

 

今年ようやく干しあがった切り干し大根、早速煮つけてみました。

お福の切り干しは大き目です。市販されているように綺麗で細く刻むのがちょっと面倒なので。

水でもどして、

お揚げとニンジンと一緒に煮付けました。

お隣に逆さに立っている瓶詰は、ユズのマーマレードを抜気しているところです。

これですね、お福の抜気の方法としては、出来上がったマーマレードを瓶に詰め、少し蓋を緩めにして蒸しあがった蒸し器で30分ほど蒸し、蓋を硬くギュッとしめ、粗熱がとれるまで逆さにしておきます。

キンカンの甘煮も作りましたので、同じように、

キンカンのヘタを取り、ようじで15,6っか所ほど穴をブスブスとあけて、一度湯がき、あとは分量の砂糖と分量の水で煮ます。砂糖の分量は好みですが、お福は金柑200グラムに対して砂糖1カップ水も1カップのかなり甘めです。

みなさん、抜気の方法、キンカンの甘煮、どのようにしていらっしゃいますか。

みなさんの方法を教えてください。

 

という訳で、味見の今宵のゆうげ、

キンカンとマーマレードはまんずまんず、でした。

昨年収穫したじゃがいもがいよいよ終わります。2度ほど芽欠きはしたものの、今頃になるとお福の顔のように、シワシワになってきますので、カレーにしたりポテトサラダをつくったりして処分しようと思います。

今回は、ダイコン、ニンジンと煮含めました。

大根の葉っぱとジャコを炒めて味付けし、切り干し大根の煮物はお揚げとニンジン、ダイコンサラダと小カブの甘酢漬けは昨日の残り。

毎度自家製野菜がほとんど。

でもね、先日は友人と久しぶりに外食してきましたよ。

やっぱりプロの味は美味しいです。

味を堪能しながら、楽しくゆっくりお食事すればいいのに、ついつい、これは何で味付けしてあるのかしら、これはどのくらいの時間をかけているのかしら、なんてね、考えてしまうお福なのです。

貧乏性といいますか、暮らしが暮らしなもんなのでね。

 

梅の花が満開、下を見れば、クリスマスローズの花芽が顔を覗かせています。

菜の花の便りも聞こえてきます。

寒い中にも気持ちが高揚してきます。

春よ来い、はーやく来い。

 

 

 

 

 

 

 

                          

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