今週のお稽古もまだ二月ですので、大炉です。
今週は杉棚を設えました。大炉ではよく使われるお棚です。
お棗は、三千家(裏千家、表千家、武者小路千家)お好みの利休梅棗でした。
このお棗は、利休四百年忌の記念で、小倉左近の作です。
お水指は、信楽焼き。寿方の造です。
お花は、
寒芍薬(クリスマスローズ)白と紫、どちらも八重で存在感がありましたのでクリスマスローズだけにしました。
花入れは、瓢掛け花入れ。
お菓子は、
重曹饅頭を作ってみました。素朴でお福の好きなお饅頭です。
昨年秋に収穫しておいたコンニャク芋が最後の一つになりました。最後のコンニャク作りです。
グロテスクですがコンニャク芋、1キロありました。
皮は剥かずに亀の子タワシできれいに洗い、刻んで分量の水を入れてミキサーにかけ、鍋でコンニャク芋特有の香りがしてくるまでかき回しながら煮て、触媒の炭酸カルシウムを入れて固めます。
流し缶に入れて固め、さめたら適当な大きさに切って茹がきます。
生芋1キロで、市販されているコンニャクの大きさですと、おおよそ15,6枚くらいはできます。
で、夕飯は、
まずは、お馴染みさしみコンニャク、一緒に盛られているのは硬豆腐、わさび醤油にマヨネーズを混ぜ、つけて食べるとモッツァレラチーズを食べているようでおいしいです。
ゴボウと牛肉と共に炊くとゴボウと牛肉のダシがコンニャクにしみてこちらもおいしいです。
後は、ナバナの辛子和え、ホウレンソウの胡麻和え、生野菜サラダでした。
ホウレンソウも、11月初めに蒔いた最後のホウレンソウでした。12月末に蒔いたのがもうそろそろ収穫できそうです。
昨晩は、
レバニラにイワシの丸干し、大根と魚河岸揚げの煮物、小カブの甘酢漬け。
庭の花は、
ようやくマンサクが咲き始めました。
サクラゲンカイツツジが花芽を覗かせています。
ボタンも硬い蕾が僅かに開き始めました。
シャクナゲもツボミを持っています。
少しづつ庭の花も春を感じさせてくれています。
三連休は寒かったですね。
真冬に戻ったような感じでした。
今日は太陽がのぞいて暖かくなりそうですが、風はまだ冷たく、庭の木々が戸惑っているようです。
みなさま、体調崩しませんように。ご自愛ください。