お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

さつきランチ(弁当)

2022-06-25 10:32:56 | 日常の出来事

先週はお稽古をお休みしましたが、今週はやはり立礼(御園棚)でのお点前を復習しました。

お茶碗、棗、蓋置を替えて、ちょっとだけ雰囲気を変えました。

お茶碗は紫陽花、蓋置は山百合、棗は祇園棗、因みに水指は、青花宮廷人物紋輪花水指。

香合はやはり梅雨時ですので、傘香合。

お花は、

尺八掛け花入れに、インドハマユウとルリトラノオ。

お菓子は、酒まんじゅう。お干菓子は、新潟長岡市大和屋の「越の雪」、金沢諸江屋の打ち菓子「花うさぎ」でした。画像はありません。撮り忘れました。

 

 

さて本題、さつき弁当ですが、

さつきの花をかたどったピンク色のかわいらしいパッケージ。

多分厚木市の花がさつきに指定され、それに伴ってつくられたお弁当ではないかと思われます。

間違っていたら🙇ごめんなさい。

このパッケージ、繰り返し煮沸消毒が可能なようですが、残念ながらもう大分前に販売がなくなってしまいました。

以前厚木市に「三楽」というレストランがありました。家族でよく行ったものです。

記憶は定かではありませんが、こちらの「三楽」さんが販売されていたのではないかと勝手に思っていますが。

とてもよいお味付けで、大変おいしかったんです。

↑ この画像はお福が在り合わせのお采をつけたものですが、こんな感じだったんです。

もっときれいな盛り付けでした

器もとても丈夫にできていたので、何かと重宝しました。

いろいろな事情があってなくなってしまったんでしょうけれど、とても懐かしいです。

また食べてみたいです。

このお弁当のこと、御存じの方いらっしゃいましたら、行方が知りたいです。

教えてください。

 

 

友人からアンズを沢山いただいたので、ジャムにしました。

柔らかく煮て、ザルの中でゴリゴリして種と皮を取り除き、

お鍋で程よいとろみがつくまで火を入れ、砂糖をいれて煮詰め、

冷まして瓶にいれて保存します。アプリコットジャムの完成。

朝のパンにつけたり、ヨーグルトにかけたり。

あっ、後方にあるのは、ブロ友さんに教えてもらった、梅にラッキョウ酢をいれて漬け込んだものです。

 

 

今朝は、初めて米ナスが一個収穫できたので、田楽味噌にしました。

皮の周りと実に包丁を入れ、

ラップで包んで、レンジで4,50秒加熱し、

フライパンに油を敷き、

実の方から焼いて焦げ目をつけ、

用意しておいた田楽味噌をのせ、上に、今、成長著しい大葉をきざんで。

胡麻もパラパラと。

さして珍しいものでもなく、作り方の紹介もするほどでもないですけれど、お福大好きなんです。

確か以前にネットで作り方をみたような。

あと、キュウリは佃煮に。ナスは素揚げにして、

ニンジン、タマネギ、キュウリ、ミニトマトを刻み(ぜーんぶ自家製お福作)、

タッパにかさね、おいしい酢とオリーブオイルをたっぷりかけて漬け込み、

夕飯の一品になりました。

ラッキョウも2キロ程収穫し、塩漬け。

梅は、今年も3キロ程塩漬け。

 

ラッキョウも梅も以前は、10キロ20キロ30キロと漬けていましたね。多いときは50キロも。

今では信じられません。

 

 

庭では、いろいろなお花が咲いていますが、初お目見えとしては、

インドハマユウ、白花はまだ硬い蕾です。

立ちアオイ、白花とクリーム色の花です。

 

 

 

今日は超暑い

33度、4度はあると思います。この先1週間はマーク。梅雨の中休みでしょうか。

まさか梅雨があけた?なんてことはないでしょうね。

外に出られません。体がついていけません。

エアコンのきいた部屋で、作りかけの木目込み人形仕事です。

 

 

 

 

 

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庭木がきれいに刈り込まれました。

2022-06-19 09:13:01 | 日常の出来事

今週はお稽古をお休みしました。

お茶事をした翌週はいつもお休みをいただいています。

なので、

だーれもいません。

こんな日は、お福一人稽古をします。

自分で点てて自分で服す、お菓子食べながらね、いいもんですよ~。

 

 

先だってのお味噌が熟成しました。

とれたてのキュウリをつけて食べたり、冷ややっこにのせたり、あたたかいご飯のお共に。

小分けして、長男家次男家に宅配。ついでにキュウリの佃煮も作りましたので一緒に。

お友達にもおすそ分けしましたよ。

そのお友達から、真竹のタケノコをいただきました。

孟宗竹のタケノコとはまた違った風味がありますね。おいしいです。

 

 

頼んでいた植木屋さんがやっと来てくれました。

bifore                                                     after

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→ 

まだ半分終わったところですが、植木屋さんお忙しいようで後は数日後でということです。

 

 

雨が多く、気温が高いので、畑の草が元気なこと元気なこと。

朝早いうちに毎日草取りに励みました。

汗がにじんで大変ですが、気分はリフレッシュできます。

人間、つまり人の間では気を使いますが、野菜達は何も言わず、草をとってあげると喜んでいるように感じられるんですよ。

じゃがいもです。もう全部堀上てもよさそうです。

かぼちゃです。 小さい実がなっていました。

すいかです。黄色い花が咲いて実がもう見えます。お盆の頃には収穫できるかな。

さつまいもです。ビニールをしてやると成長が早いと聞いたので。

モロヘイヤです。 2本ばかり植えました。

きゅうりです。もうかなり収穫しましたよ。

ナスです。こちらもいっぱい収穫しました。

こちらは米ナスなんですが、まだ収穫できていません。

ニンジンです。間引きをしてやりました。もう赤ちゃんニンジンができていましたよ。

夏ネギです。からみや、白いところが細いので、ねぎまにしたり、お味噌汁にしたりしています。

後、里芋の草取りが終われば一段落ですが、すぐにまた草はでてきます。草と戦っている感じです。

 

 

庭の花、

シャラ(夏椿)が咲きました。一日花ですので、下には毎日お花が

こちらは、姫シャラです。まだ木はそれほど大きくありません。

芝生の中に、モジズリ(ネジリ花)が咲いていました。

ルリトラノオです。オカトラノオの隣に植えたら、オカトラノオがなくなってしまいました

ギボシですが、もう少しすると花茎があっちこっちに倒れるようになり、ちょっとだらしない容姿

こちらは、姫ギボシ。涼やかな紫色の花です

キキョウが咲き始めていました。

藪カンゾウ?野カンゾウ?

半夏生(半化粧)がよくお化粧してきましたよ

カシワバアジサイ、ホタルブクロがあまりいっぱい咲いていたので、少し手折って来て背負いかごや籐の鉢カバーに入れました

すきま風の入る古ーい我が家には、どうやら野の花が似合いそうです

 

 

落ち着かない天候です。

昨夜はかなり雨が降ったようです。

今日はよく晴れ上がりました。梅雨時に日差しがある日は、思いっきりあちこち開け放して風を入れます。

部屋を吹き抜ける、埃を感じない爽やかな風が頬を撫でてくれます。

アジサイかおる名勝地では、観賞の人たちでにぎわっていることでしょう。

お福は、我が家の庭のアジサイで我慢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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立礼茶事をしました。

2022-06-10 10:49:41 | お茶

先週お稽古しましたが、御園棚でお茶事を試みました。

以前一度だけしたことがありますが、今回二度目。

先週申したように、一回目の時の喫架の位置を変えてみました。喫架(きっか)とはね、玄々斎が考案したといわれる立礼式つまり椅子式で点前をするためで、客の前に置いて、お茶やお菓子を呈する卓子、つまりテーブルのようなものです。円椅(えんい)つまり円形の椅子、とともに用いられるものです。

明治5年、京都で博覧会が催されるに際して、来訪の外国人観光客の為に考案されたものと聞いています。

お福、お客様のお越しをお待ちします。

 

青畳のイグサの香りも爽やかに、

お待合で汲み出しをいただくと外腰掛に案内されました。

外腰掛には円座と煙草盆が用意されていました。

とても侘びた歴史の感じられる煙草盆です。伺えば、ご亭主様のおじいさまが使っていらした煙草盆だそうです。火入れは萩焼きで、煙草入れは根来ですね。

円座に腰かけてご亭主様のお迎えを待ちます。

ご亭主様、つくばいで手と口を清め、つくばいに水をまき、お迎えです。

ご亭主様、お客様、目礼で挨拶し、お正客様より順次手と口をつくばいで清め、席入りをします。

お客様、招かれた礼、ご亭主様、お運びいただいた礼をかわし、お正客様、いろいろお尋ねになります。

露地の風情とお心入れを謝し、お待合の掛物をお尋ね、

「千里同風」 西垣大道老師 賛、山口木水 画、笹に短冊。

本席のお掛物、

「空翠」大徳寺前官長 福富雪底老師 筆

 

お懐石になりました。

本日のお懐石は、半月弁当にてのお点心でした。

煮たまご、筍、しいたけ肉詰め、大根・人参の花形煮含め、黒豆煮、おたふく豆、海老しんじょの海苔巻き揚げ、あわ麩のだし煮、新じゃがいもの煮ころがし、それに豆ごはんと香の物、キュウリとカブのヌカ漬け。

お吸い物は、がんもとシメジ、青菜。

お向こうは、鯛のコブ締めと花きゅうり、加減酢で。

食前酒がだせれないので(全員車でお越し)梅のラッキョウ酢漬けに漬け液を薄めて。

ちょっと台所を覗いてみました。

いい匂いがしています。

ご亭主様とお水屋さんがお料理を作ってくれています。

お茶事の時は、二人一組でご亭主さんとお水屋さんを順番にしています。お福がそう決めました。

ご亭主様とお水屋さんは、お水屋にてお相伴でした。

お懐石のあとは、縁高にて主菓子が運ばれます。が、

ご亭主様が折角準備してくれた主菓子の写真を撮るのを忘れてしまいました。

鶴屋吉信御製のういろう生地にあんがくるまれたピンクでナデシコの形のきれいなお菓子でした。

主菓子の後、再び中立をお願いされ、お床と手前座を拝見して、外腰掛に進みました。

中立の間、ご亭主様はお床の軸を巻き上げ、お花に替え、水指の前にお茶入を飾っておきます。

頃合いを見計らって、後座の席入りを案内します。

今度はお迎えに出るのではなく、鳴り物で、つまり銅鑼を打って席入りをお願いします。

お客様は、銅鑼の音をつくばって静かに聞き、再び順次手と口をつくばいで清め、後座の席入りをします。

お床のお花を拝見し、手前座を拝見し、着席します。

ちなみにお床のお花、

縞アシに半夏生、カワラナデシコ、竹一重切りの花入れで。

そして濃茶がふるまわれます。やはり各服にて。

濃茶の後は、薄茶です。

煙草盆が運ばれます、

利休さまのご出身地、堺の南宗寺の桜古材で作られています。南宗寺は利休さまのもともとの菩提寺だと聞いています。

火入れは萩、煙草入れは、素材が杉ですね。

やはり観賞用になりましたね。昔は席中でたばこがすわれてリラックスしたんでしょう。

なので、昔は、どうぞお使いください、と言って出されましたが、今はどうぞごゆるりと、などとね。

お干菓子は、

アジサイをかたどった涼やかなきれいなお干菓子です。

薄茶もやはり各服でね。コロナの影響は大きいですね。

薄茶で使われたお茶碗、

濃茶で使われたお茶碗、

萩焼きですね。

外腰掛の煙草盆の火入れが萩焼き、濃い茶碗が萩焼き、薄茶での煙草盆の火入れが萩焼き、萩焼きが三つ揃いました。

茶入は、古瀬戸の肩衝、大名物の写しで「六条肩衝」、お茶杓は、ご亭主様のおじいさまのお手作り、お仕覆は、大燈金襴。

お棗は、

玄々斎好み 夕顔平棗、お茶杓は、素材は屋久杉。

薄茶がいただきおわりますと、お客様はおもてなしを受けた礼、ご亭主様は不行き届きだった礼などの挨拶をかわして、一連の略式茶事を終わります。

お仲間同士のお稽古茶事でも、ご亭主様はさぞかし緊張されたことと思います(ご亭主さま、今回が初めての亭主)ほんとうにお疲れさまでした。

お点心もほんとにおいしかったです。

最後に全員写真、のはずが、顔出し許可し忘れてしまったので、お福だけトリミング。

 

 

 

ただいま金山寺味噌作成中。

今日の収穫。

胡瓜や茄子、ニンジンなどを刻んで軽く塩漬けし、出来上がった味噌と混ぜます。

朝の食卓においしいですよ。

 

 

庭を一周してきましたが、あまり目新しいお花は咲いていませんでした。

ルドベキアが咲いていました。

ホタルブクロがようやく咲き始めました。

こちらは白花ホタルブクロです。ブロ友さんにいただきました、となりのフランネルソウも。

ヒペリカムといいますが、黄色い花のあと赤い実を付け、長いこと楽しませてくれます。

池では、鯉さんが気持ち良さそうに泳いでいます。

 

当市のコロナ感染者が大分減ってきました。

収束宣言が遠くにみえてきたような気がします。

旅行にも行かれそうです。ちょっとワクワクしてきました。あっ、まだ早いかしらね。

なにせお財布係りの娘からまだ何も言ってこない、のだ。

 

 

 

 

 

 

 

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今や三重奏になりました。

2022-06-04 16:05:45 | 日記

今週のお稽古は、来週御園棚でお稽古茶事をしようと思いますので、そのためのお稽古をしました。

御園棚をお使いになられた方はすぐにお気づきかと思いますが、喫架が逆に並べられています。

本来喫架は向かって右側なんですが、右側ですと、庭を眺めながら、ということができないので、都合で左側になりました。

左側ですと、外がこんな風に、

眺めながらお懐石やらお抹茶をいただけるのでね。

右側ですと、外を背に、なんの変哲もない障子を見るだけですのでね。

ああ、息子の家、この家がなかったら、ちょうど今頃は花ショウブがいっぱい咲いていただろうに。

花ショウブを愛でながらおいしいお茶がいただけたのに。思っても仕方ないことをついつい。

この日のお床のお花は、

ヒゴ徳利の花入れに、シマアシ、キョウカノコ、キンシバイを入れて。

御園棚では炭手前をしませんので、お床に香合を飾ります。

香合は、傘香合、釜敷は、紫地蝶三匹。

 

今まで、ホーホケキョ、チョットコイと共演(競演)していましたが、トッキョキョカキョクが加わり、三重奏を奏でています

ホーホケキョ・・・ウグイス、チョットコイ・・・コジュケイ(前回間違えました)、トッキョキョカキョク(テッペンカケタカとも)・・・ホトトギスのオス。

賑やかになりました。

 

庭のお花、

カラー。

八重のドクダミ。

山アジサイ。

アスチルベ?ショウマ?

白いサツキが咲いた。

シマアシ。

柏葉アジサイ。

源平ウツギ。

夏咲きシュウメイギク。

キンシバイ。

カワラナデシコ。

白い花が多いです。

そういえば、お部屋に飾られたお花も白い花でした。

台所のテーブル。

茶の間のテーブル。

玄関。

トイレ。

みーんな白い花でした。

白い花は好きなのでうれしいです

春先は、黄色い花が多かったですね。

もう少しで、半夏生(半化粧)がお化粧し始める様子。きれいに化粧されるのが待たれます

 

御園棚の画像の畳はまだ古いまま。お稽古の翌日畳屋さんが来てくれたので、現在は新しい畳になりました。イグサのいい香りがします。新しい畳は気持ちいいですね。

来週のお茶事に間に合いました

畳屋さん、最近は畳のお部屋を設けないお家が多くて、商売あがったりです、なんてこぼしていましたっけ。

次回は茶の間と奥の四畳半を替えようと思いますので、我が家はもしかしたらいいお得意さんかも~

二階の六畳と四畳半も畳なんですぅ。

でも子供達が出て行ったあとは空き部屋ですのでもうまーったく替えるつもりはありません。

アジサイが喜ぶ梅雨に入るような気配です。

梅雨は鬱陶しくもありますが、外でのことができない分、家の中のしごとが出来るのでよくもあるんです。それに雨好きなので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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