お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

きれいな満月が見れました。

2023-09-30 14:01:48 | 日記

今週のお稽古は、花月(正式には平花月之式)をしました。

これから毎月四週目のお稽古は花月をしていこうと思います。長い間花月のお稽古はしてこなかったものですから、最初に立ち返って先週は平花月でしたので、今週は炭付き花月です。

花月之式は、客四人、亭主一人の主客五人で催す式で、花月札を折据(おりすえ)に入れて席中で取り回し、札を引いて役を決めることによって進行します。「月」の札を引いた人が炭手前をし「花」の札を引いた人が薄茶を点てます。付きものは、薄茶三服点てです。

 折据と花月札

 灰器と釜敷

 炭斗

更好棚を用いました。

お花は、

鶴首花入れにフジバカマの紅白を入れてあっさりと。

お菓子は、

さつまいもの茶巾絞りを作ってみました。

お干菓子は、

栗の渋皮煮(生徒さんのおもたせです)

 

季節の移り変わりは早いもので、秋の彼岸を迎えました。

彼岸の入りには、おはぎを作り、お中日にはお赤飯、お煮しめを煮て、お寺さんにお布施を届け、お墓参りをします。

そして彼岸明けには、お団子を作りますが、何故か我が家はお稲荷さんです。

 

彼岸明けのお稲荷さん作り、

お福はちょっと甘めのお稲荷さんです。

なので、さっぱりとカッパ巻を二本ばかり。

ついでに、

ポテトサラダを。あとポテトをいれてマヨネーズであえればOK。お福は少し砂糖かハチミツを入れます。

で、今宵の夕餉、

ナスは今夜はヌカ漬けでなくて塩漬けです。

ミョウガと卵のおつゆを添えてね。

 

シバ漬けを作りました、

キュウリに襲われている時にせっせと塩漬けしたキュウリと、やはり塩漬けしておいたナスと、ミョウガ。

ミョウガも塩漬けしておきましたが、なんだか色がわるいので、とってきました。

それらを刻み、ショウガをいれ、赤紫蘇の梅酢をいれて混ぜ込み、

重しをして一週間ほど漬け込みます。一週間ほどで程よくなるはずです。

 

 

おはぎの餡子が残りましたので、久しぶりに巴焼きを焼いてみました、

TVerで「最後の教師」をみながらのーんびりと。

思えば子供たちが小さい頃、義母がよく子供達に焼いてくれたっけ。

真ん中に鬼の子の焼き型がありますが、この焼き型のが欲しくてよくジャンケンしていたっけ。

今は昔のことですが、子供たちはおばあちゃんが焼いてくれるのを嬉しそうに待っていたっけ。

義母はとても焼くのが上手でした。

ロング ロング ア ゴウのお話です。

 

 

29日は十五夜でした。

毎年変わりないお月見飾りです。

今年はほどよいススキがとれました。年によって穂が出ていなかったり、尾花になってしまっていたり。

見事な満月が見れました。

 

今年はお団子でしたが、お饅頭であったりよもぎ団子であったり。

作るものの都合です(笑)

翌日は、このお団子を櫛に刺して甘辛醤油をつけて食べましたよ。

お団子もレンジでチンすれば柔らかくなりますが、敢えて少し硬めのお団子が好きなのでね。

 

また長くなってしまいました。読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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萩山居にようやく萩の花が咲きました。

2023-09-23 16:44:15 | お茶

         

             我が家のシンボル、萩が咲き乱れています。宮城野萩です。

 

今週のお稽古は、長板総荘りでした。

今回、皆具を荘りましたが、皆具でなければいけない、という約束ごとはありません。

水指、杓立、建水、それぞれのものでかまいません。

お花は、

「唐人傘」の花入れに、糸ススキ、紅白ミズヒキ、シュウメイギク、ホトトギス、フジバカマ(白)、ダンギクを入れてみました。

お菓子は、

先日作った栗きんとんです(冷凍 しておきました)

お干菓子は、

みすゞ飴(生徒さんのおもたせです)と、京の飴「水鏡」

 

自治会より敬老のお祝いをいただきました、

「敬」という言葉、いい言葉ですね。うやまう、大切にしたい言葉です。

 

紅しょうが、

梅干し漬けの副産物の赤梅酢で漬けたしょうがです。

しょうがの香りがいいですね。

お稲荷さんの付け合わせに合います。彼岸の明けにはお稲荷さんです。お団子ではなくてね。

 

襲われ続けてきましたが、もう降参です、

夏のお野菜さん、ありがとう。いろいろい料理していっぱいいただきました。

塩漬けしたり、冷凍したり。冷凍庫ももういっぱいです。

ピーマンとニンジン、千切りして炒めました。すごい量ですが、また小分けして冷凍庫行き。

で、今宵の夕餉、

お彼岸のお中日なので、お煮しめ、お赤飯は例のごとくで、ピーマンとニンジンの細切り炒め、ゴーヤとヘチマの唐揚げ、オクラの白ダシ漬け、ゴーヤそしてショウガの佃煮、ナスヌカ漬け(これに至っては毎食のごとく)それから豚漬け、豚肉味噌漬けは当市の名産。漬ける味噌がお肉屋さんによって味風味がそれぞれ自慢でそれぞれ工夫されています。

今回の豚漬けは、当市では老舗中の老舗の豚漬けで、味噌は少し黒く、程よい甘みがあります。

お味噌は時が経ると黒くなりますが、黒いお味噌は年代物なのかな。

付け合わせは、長ーいインゲン、4・50㎝はあるかしら。いただきものなんですが、何というインゲンなのかお聞きしそこないました。

 

 

庭の花、

段菊

芙蓉

曼殊沙華

花ではありませんが、栗はまだまだこれから。栗の炊き込みご飯や栗おこわがまた食卓にのぼりそうです。

 

勝手口を出たところで、石につまずき、両手にバケツを持っていたものですから、おもいっきり倒れました。打ち身で右肩、右指、横隔膜あたりがいま痛くて張り薬ペタペタ。

年ですねぇ、足の筋肉弱っているんですねぇ。

 

 

 

 

       

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よく働いてくれました、30年も。

2023-09-16 15:12:31 | 日記

今週のお稽古は、長板二つ置きです。

久しぶりに割り蓋水指を出してみました。

葦の絵で今の時季いいですね。

お花、

手付き籠にヤブミョウガ、シュウカイドウ、サクラタデを入れてみました。

お菓子、

薯蕷饅頭を作ってみました。菊の焼き印をしておしゃれしました。

お干菓子、

琥珀糖(京こごり)、京菓子(ちんまり)。

初炭、濃茶、薄茶としましたが、平点前ですので、生徒さん、もうすんなり楽しんでいただきました。

ですので、お福もお客様させていただいて、薄茶をおいしくいただきました。

 

ホームベーカリーを買い替えました。

タイトルのごとき三十年も使いました。まだ充分焼くことはできるのですが、もう疲れていると思いますのでね。

なにせメーカー、ナショナル年代物です。現在はパナソニック、いつの頃でしょうか、ナショナルからパナソニックになったのは。

はい、こちらが今回お買い上げのホームベーカリーです。

少し小型になりましたが、焼かれる食パンも少し小さくなり一斤です。前のは一斤半でした。

おひとりさまなのでちょうどよいです。

一度も故障なく働いてくれました。ありがとう。

 

秋です、栗です。栗の料理です。その1

栗を茹がき、

包丁で半分に切り、

スプーンで中の実をすくいとり、糖蜜(砂糖と水)を少し加え、

丸めて茶巾絞りに(ちょっと真ん中へこませておしゃれに)しました。

栗の風味満載で美味しいです。

その2

栗の鬼皮をシブ皮を傷つけないように剥き、

シブ皮の栗を最初は重曹を入れて茹がき、汁が黒くなったら捨て、あと2度ばかり茹がき、

水にとって、けば立ったシブ皮や太いシブ皮を楊枝などで丁寧にとり、

お砂糖をいれて紙蓋をし、30分くらい弱火で煮含めます。

シブ皮煮の出来上がり。

カンロ煮よりもシブ皮煮のほうがお福は好きです。シブ皮も実も柔らかくて甘くて。

その3、

栗おこわです。写真撮るの忘れました。

今は、炊飯器で簡単におこわが炊けますが、お福は今だに昔ながらで。

もち米を洗って、水(お醤油がはいったダシ汁)に一晩つけ、セイロ(お福、はやぶかしといってます)で蒸します。鬼皮、シブ皮を剝いた栗もお米と一諸に蒸します。

セイロから湯気が出始め(お福は息が上がったらと言ってます)、10分くらいしたら一度セイロを火からおろし、手水をお米の上からたっぷりふりかけて、再び火にかけます。

再びいきがあがったら頃合いを見て飯台などにおこわを入れ替えます。

で、今宵の夕餉、

お飲み物、今年初のジンジャエールです。

 

生姜仕事もこの時期のお決まり仕事で、

生姜をとってきて洗い、スライサーでスライスし、

生姜と同じ分量のお砂糖をいれ、しばらく放置。水がでてきたら、

鍋で弱火でコトコト煮詰めました。

絞った液は、生姜シロップ。

生姜は、再び鍋に入れて、コンブ、シイタケ、ジャコ、カツオなどを入れて煮ます。

生姜の佃煮の出来上がり。とっても美味しいです。お茶請けにもバッチリ。

これね、ブロ友さんに教えていただいたんです。

生姜シロップは、ジンジャエール、ジンジャティーといろいろにしていただいています。

くちこさん、ありがとうございます。

あとは、スライスしたのを、梅を漬けた時の副産物、赤梅酢で紅生姜にしましたよ。

 

冬野菜の種蒔きをしました。

土を掘り起こし、畦(柵)をつくり、

蒔きました。

一週間目です。

何を蒔いたかというと、

小松菜、水菜、ルッコラ、バジル、チンゲンサイ、白菜、ホウレンソウ、聖護院大根、小カブ、ニンジン、

随分いろいろ蒔いたでしょう。果たして無事に育って口にいれることが出来るでしょうか。

あと、ブロッコリーやキャベツなどの苗ものを植え付けようかと。

随分広いように見えますが、60㎡ほどです。

実はここも友人が出来なくなったから作ってほしいと。お福頑張ったが大丈夫か。

 

今現在のお蕎麦のようす、

こんな感じです。二度の大雨で茎があっちこっちに。だんだん怪しくなってきました。

土寄せを両方からすればよかったかも、ですが、片方しかしなかったのが原因かな。

 

同級生のご主人様がお亡くなりになり、告別式に参列してきました。

彼の方と同じ式場ということもあって、しばらく忘れていたことが思い出され、胸がいっぱいになり、心の中でおいおい泣いてしまいましたよ。

表立って泣いたらちょっとね。

この場でなかったら、ほんとにおいおい泣いちゃったかも、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ようやくお稽古再開しました。

2023-09-09 10:32:44 | 日記

残暑は厳しいもののお稽古を再開しました。

九月の第一週目は、茶箱のお点前でした。

昨年は月点前花点前、一昨年は卯の花雪点前でしたので、今年は和敬点前と色紙点前でした。

 

茶箱点前は、当初は茶弁当などともよばれ、旅先で茶を喫むために点前道具一式を仕組んだ携帯用のものにすぎなかったようで、座敷、庭、野山で用いていました。

「平常心是道」 福本積応 筆

宗全籠に、矢筈ススキ、紅白ミズヒキ、シュウカイドウ、シュウメイギク、ホトトギスなどを入れました。

和敬点前、

茶箱の上に和敬板が乗っています。

色紙点前、

御所籠 裏千家十三代円能斎がもともと御所内で用いる御用箱を愛用していたものを、円能斎没後、十四代無限斎が御所籠と称してこれを用いた点前を考案しました。

茶箱点前でのお菓子は、金平糖などを振り出し(お菓子を入れる容器)に入れます。

左 金平糖、右 振り出し。

金平糖だけではさびしいので、おまんじゅうも召し上がっていただきました、

さかまんじゅうを作りました。

生徒さん、きっと家でおさらいされてきたんではないかと思われますが、さらさらとお点前されていました。お福先生の出番はあまりありませんでした

 

台風13号が上陸、被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。

で、台風に弱いお蕎麦を見に行ってきました。

今回の台風、風はあまり強くはありませんでしたが、強い雨が降り続いたので、かなり倒れてはいましたがまずまずでしたので、ほっとしています。やれやれ。

もうこんなに花芽がのぞいています。

 

で、今宵の夕餉です、

ナス、タマネギ、ピーマンのフライ、ナスのヌカ漬け、ピーマンのきんぴら、ナスの味噌炒め、野菜サラダ、と、今朝栗を拾ってきたので(初物です)、栗おこわを炊きました。

ネバネバが写り込んでない、ネバネバ、からだによいというので、度々つくっているんですが、

今回は、モロヘイヤ オクラ ナットウ モズクにシラスをいれてみましたよ。

気づけばお福の畑のものばかり、消費するのによほど困っているようで。

明日の夕餉は、肉、魚、タンパク質とらなきゃね。

 

庭の花、

ホトトギス。

シュウカイドウ。

お花ではありませんが、カボス。

こちらもお花ではありませんが、スダチ。

ダンギク。

ジニア。

 

みなさま、台風の影響ありませんでしたでしょうか。

静岡にお住いのブロ友さんもいらっしゃいます。大丈夫ですか。

万物に水は必要ですが、台風がもたらす水や風はいやですね。

かならずどこかで大きな被害があります。

被害にあわれましたみなさまに心からお見舞いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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捕らぬ狸の皮算用、もうそばがき食べる夢を見ました。

2023-09-03 09:55:18 | 日常の出来事

       

         2回目の開花。ウツギ、1回目が咲き終わった後剪定しておいたもの。

  ピンク色の方がちょっと分かりにくい。

 

お蕎麦、蒔いて一週間後、

大分大きくなりました。そろそろ土寄せをしなければ

奥に見える少し大きめの葉は、さつまいもです。

 

先日作った梅ジャムで、ロールケーキつくりましたよ、

たっちゃんの好きな抹茶ロール。

左はブルーベリージャムで。ブルーベリーのジャムはお福が好きなんですぅ。

端っこの切れ端でまずはお福お毒見(笑)美味しかったですよ~。

 

お福の朝昼晩、珍しく朝昼晩と写真撮りましたので、

朝、

焼き鮭、サラダ、ゴーヤの佃煮、ゴボウとニンジンのささがきキンピラ、マクワウリのヌカ漬け、とお味噌汁、ニンジンリンゴバナナのスムージー。

昼、

イワシ、ナス、ピーマンの天ぷら、ジャガイモの煮っころがし、ウインナソーセージとパンプキンポタージュ。

今朝、ナスとピーマンをとってきたのでね。ナスは先日冬ナス用に剪定しておいたもので、もうこんなのがとれるようになったんですよ。とに角成長が今年は早い。雑草もね

飲み物は、ジンジャーエール、今年最後にいただく昨年作ったジンジャエールです。

今年の生姜は、成長期に異常な高温が続き、不作です。今年は例年のように沢山作れないかもしれません。

ブロ友さんに教えていただいてから毎年作っていたんですが。

ブロ友さん、ありがとうございます。毎年楽しんでいました。

晩、

スパゲティーでした。サラダ、ネバネバ小鉢、カボチャの甘煮、朝鮮漬け、ゴーヤの肉詰め、飲み物は、山もも酒。

 

庭では秋の花が、

シュウメイギク。

紅白のミズヒキソウ。

ハナトラノオ。

トレニア、この花やたらとあっちこっちに増えていきますピンク色と白い花があったのですが、今はこのムラサキ色だけになってしまいました。

 

朝目覚めると涼しさを感じるようになりました。

日中は容赦のない日差しが照りつけ、体の疲弊が積もり積もっていましたが、ようやく秋の花の開花を見るにつけ、心の元気も取り戻せそうです。

季節の変わり目はとかく体調を崩してしまいそうですが、よく食べ、よく眠り、余った人生、老い先そう長くはないであろう人生をゆっくりと穏やかに過ごしていきます。

 

 

 

 

 

 

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