今週のお稽古は、葉茶上合のお勉強をしました。
寒くなりましたが、
炭が熾され、その上に湯のたぎったお釜が乗せられているとお部屋中があたたかくなります。
お床には、
11月の掛物「松無古今色」~まつに ここんの いろなし~を掛け、
お花は、
山ボウシの照葉と絞り初嵐、花入れは、万古焼の瓢箪花入れ。
そして、
茶壷が飾られます。
手順にしたがって、茶壷の封が切られ、6月に摘んだ茶葉、碾茶が葉茶漏斗にあけられ、客の所望する茶葉を石うすで曳き、抹茶にします。つまり6月に摘んだ葉を茶壷に詰め、11月になってあけられるんですね。
そして後座の席で、その日ひかれた濃茶と薄茶をいただくわけです。
5・6か月間茶壷の中で熟成され美味しくなると言われています。
いつの日か、詳しい手順を紹介させていただきたいな、と思っています。
すでに葉茶上合のお稽古は15回程していますが、年1回のお稽古ですのでなかなかサラリとはまいりません。お福先生シャカリキに手ほどき、その為手順を追っての写真が撮れず。
その後は、炉になって初めてのお稽古でしたので、濃茶も薄茶も平点前でした。
お菓子は、
冷凍しておいた栗きんとんを召し上がっていただきました。
お干菓子は、
ナッツ菓子に薄氷でした。
久しぶりに友人を誘って、丸の内にある明治生命館(明治安田生命)内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)に行ってきました。明治生命館は国の重要文化財に指定されています。
お目当ては、曜変天目(稲葉天目)茶碗を観賞。
静嘉堂は、岩崎彌之助(三菱第二代社長)と岩崎小彌太(三菱四代社長)の父子二代によって創設・拡充され、現在、国宝7件、重要文化財84件を含む、およそ20万冊の古典籍と約6,500件の東洋古美術品を収蔵しています。「静嘉堂」の名称は中国の古典「詩経」の大雅、既酔編の「籧豆静嘉」から採った彌之助の堂号で、祖先の霊前への供物が美しく整うという意味です。 『静嘉堂@丸の内』より
今回の展示品は、89の古美術品と「曜変(窯変)天目」でした。
残念ながら、国宝「曜変天目」は撮影禁止。
古美術品の一部、
9/90
明治生命館内が公開されているというので、見学のご案内マークに沿って見学してきました。
凄さに圧倒されました。
で、
お福、応接室でパチリ。ちょっとボケたので、もう一度、
あれぇー、もっとボケちゃった。でもね、お顔のシワがみえなくてよかったでーす。
近くに三菱美術館があるので行って見たら、なーんとメンテナンス中、閉館中でした。
確か出光美術館も近くにあったはずでしたが、今回はスルーし、東京駅方面にぶらーり。
東京駅の前、中央郵便局「KITTE」に潜入。ショッピング街を横目で見てまわり、レストラン街で遅いランチ、お蕎麦をすすり、ブラブラと。
中のロビーはもうXマスモード、
次々変わるイルミネーションがきれいでした。
お夕飯、
今夜は天どんでした。生野菜に小松菜の炒め物、お麩と水菜のお吸い物、でした。
今宵の夕餉、
生野菜サラダと肉じゃが、チンゲンサイと豚肉の炒め物、
そしてそして、雑穀米のご飯、と、フェィジョアです。
ブロ友さんからいただいた雑穀米、そしてフェィジョア。
体によい雑穀米、こちらでは見かけないおいしいフェィジョア。
くちこさん、ありがとうございます
寒くなりました。
秋を通り越してしまったような感がありますね。
裏山も、綺麗に色づくはずの ~山 装う~ から一気に ~山 眠る~にいってしまいそう。
みなさま、どうぞお風邪など召しませんように。