白川郷の合掌集落、雪下ろしの14人が転落(読売新聞) - goo ニュース
30日午前8時15分頃、岐阜県白川村荻町の明善寺(大泉玄寿住職)で、雪下ろしの準備のため、
檀家 の住民ら14人が屋根に上っていたところ、突然雪が崩れ、全員が約5メートル下の地面に転落した。
このうち男性2人が病院に運ばれたが、意識はあるという。残る12人にけがはなく、周囲には約2メートルの雪が積もっており、クッションになったらしい。
県警高山署の発表などによると、住民らは午前8時過ぎ、はしごで屋根に上り、作業を始めようとしたところだった。同寺では今季初めての雪下ろしで、屋根の積雪は2メートルを超えていたという。
同町は世界遺産登録されている合掌集落で知られ、同寺も伝統的なかやぶき屋根の建物。
えー、合掌造りというのは、
豪雪地帯によく見られる形式なので、
大雪の重みに耐えるために作られたのかと思いきや、
そうでもないみたい。
家の中で養蚕ができるように、ああいう造りにしたのだとか。
白川郷は世界遺産に登録された、
岐阜県を、いや日本を代表する一大観光地。
であると同時に、生活の場である。
いくら合掌造りとはいえ、雪がハンパなく積もればペシャンコになる。
だから、雪かきをしなければならない。
そういうときとか、かやぶき屋根の張替え作業をするときには、
集落総出での作業となる。
この作業を結(ゆい)というのだとか。
この明善寺も、檀家総出で結をするところだったのだろう。
それにしても、たいしたケガがなくてよかったよかった。
そりゃ当たり前だ。
お寺なだけに、けがありません。
おあとがよろしいようで。
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