第1954回 植木で発砲事件

暴力団事務所に発砲、対立抗争か　熊本市植木町－熊本のニュース│ くまにちコム

　３０日午前０時すぎ、「午後１０時ごろ、植木温泉の近くで銃声が聞こえた」と女性の声で１１０番通報があった。山鹿署員が付近を調べたところ、熊本市植木町米塚の指定暴力団道仁会系大沢組事務所の壁などに弾痕が見つかったほか、事務所内にいた同組関係者の少年（１９）が「銃撃された」と証言。少年にけがはなく、県警は暴力団抗争の可能性が高いとみて、殺人未遂容疑で捜査している。
　署によると、弾痕は事務所の玄関脇の壁に数カ所見つかったほか、窓ガラスも１枚割れていた。
　少年は「午後１０時ごろ、事務所の駐車場に車を置いて玄関へ歩いている時に背後で数回発砲音がして光が見えた。事務所に逃げ込むと、さらに数発撃たれた」と話しているという。
　女性からの通報は事件発生から約２時間後、熊本市内の公衆電話からあった。現場は植木温泉街から数百メートル南側の田園地帯。北隣には養護老人ホームがある。
　道仁会（久留米市）をめぐっては、２００６年から始まった指定暴力団九州誠道会（大牟田市）との対立で、これまでに福岡、佐賀、熊本などで４０件の抗争事件が発生し、１２人が死亡。県内では昨年９月、熊本市植木町舞尾のアパート前で、今回銃撃された大沢組の組員（４８）が撃たれ、現在も意識不明の重体となるなど、４件の銃撃事件が起きている。  

普通に怖いぞ。
道仁会と九州誠道会による「九州戦争」の様相である。
これじゃあ、いつ市民が巻き込まれるかわからない。