あまくさ人のひとりごち

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第2260回 ラビ・シャンカール死去

2012-12-12 20:09:15 | 海外
シタール奏者シャンカール氏死去 ジョージ・ハリスンが師事
2012年12月12日 熊本日日新聞

【ニューデリー共同】インドの伝統的な弦楽器シタールの世界的奏者として知られるインド人音楽家、ラビ・シャンカール氏が米カリフォルニア州サンディエゴの病院で11日(現地時間)、死去した。92歳だった。同氏の公式サイトなどが発表した。

PTI通信によると、ここ数年、呼吸器系や心臓の病気を患っていた。

インド北部バラナシ生まれ。1938年からインド古典音楽の巨匠に師事した後、演奏活動を開始。

シタールの幻想的な音色に注目したビートルズの故ジョージ・ハリスンさんが師事した。69年には史上最大のロックコンサート、ウッドストック音楽祭で演奏した。(共同)


名曲「ノルウェイの森」。
シタールの響きがなければ、あの曲はおそらく生まれなかっただろう。
村上春樹も、この曲名と同じ題名の小説を書かなかっただろう。

シタールという楽器が、どんな音色なのかは、一度ビートルズの曲を聴いてみるといい。
たぶん、一度耳にしたら、一生忘れない音色だ。

そして、世界映画の傑作「大地のうた」。
ここでも、ラビ・シャンカールのシタールが効果的に使われている。
というより、あの映画にはシタール以外の、どんな楽器が似合うというのだろうか。

そのラビ・シャンカールが亡くなった。
享年92歳。

ただひたすら、合掌である。


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