あまくさ人のひとりごち

あまくさ人のひとりごち、つまり独り言です。
撮りだめした写真も併せて載せます。

第1382回 5連続シュートで無得点

2011-01-24 19:33:43 | スポーツ

サッカー 5発のシュートを連続で外す珍試合(R25) - goo ニュース

様々な話題を共有するサイトBuzzfeedで「ゴールポストオブザイヤー」が決定した。栄えある(?)“惜しいシュート”に選ばれたのは、ギリシャリーグ・VERIA対LEVADEIAKOSの試合で放たれた5本のシュート。なんと3人の選手による連続5発のシュートが外れたのだ。

その一部始終をご紹介しよう。まず、攻めるVERIAの選手が左サイドからペナルティエリア内にグラウンダーのパスを出す。絶好のシュートチャンス! だが、シュートは勢いよくゴールポストに当たる。その跳ね返りをヘディングした選手のシュートも枠からはずれる。運良くこぼれ球を拾った味方選手がシュートするも、今度はクロスバーへ。そして、跳ね返ったボールはヘディングを外した選手のところへ! 再び狙い澄ましてシュートするも、ゴールポストに跳ね返されてしまう。ボールは最初にシュートをした選手のところへ! しかし、この選手、今度はクロスバーをかするシュートを打ち、万事休す。

5発のシュートを連続して外し、そのうち4本がゴールポストやクロスバーに阻まれているために「ゴールポストオブザイヤー」の称号を得るに至ったのだ。


日本のプロ野球にもヘンな記録があるぞ。
なんと5連続ヒットで1点も入らなかったという珍試合。


ふつう5連打したら、2~3点は軽く入りそうなものである。


ところが打っても打っても点が入らないという珍試合が、昔あったのだ。
まさに究極の拙攻。


しかも2試合


ひとつは1937年10月27日のイーグルス対金鯱戦
イーグルスの攻撃。
先頭バッターがライト前にヒットを放つが、二塁を欲張りアウト。
1アウト・ランナーなし。
次のバッター、内野安打で出塁。
1アウト・ランナー一塁。
次のバッターもヒットで続き、これで
1アウト・ランナー一二塁。
ところが、次のバッターがセンター前ヒットを放ったものの、
二塁ランナーが本塁でタッチアウト。
2アウト・ランナー一二塁。
そして、最後のバッターがレフト前にヒットを放つも、
二塁ランナーがまたまた本塁でタッチアウト。

もうひとつが、1963年8月14日の阪急対近鉄戦
阪急の攻撃。
先頭バッター、ライト前にヒット
ノーアウト・ランナー一塁。
ところが、次のバッターのときに盗塁を試みるもあえなくアウト。
1アウト・ランナーなし。
そのバッターもセンター前にヒット
1アウト・ランナー一塁。
次のバッターもレフト前にヒットを放つが、
一塁ランナーが三塁でタッチアウト。
これで2アウト・ランナー一塁。
つづくバッターもヒットで出塁。
これで2アウト・ランナー一二塁。
最後のバッターがセンター前ヒットを放つが、
二塁ランナーが本塁でタッチアウト。


結局この年の阪急は、最下位に沈んだ。


実はこの阪急対近鉄戦。
続きがありまして。
8年後の1971年7月4日。


阪急の攻撃。
先頭バッターが四球で出塁。
そのランナーが、バントと盗塁で一気に三塁へ。
近鉄は続く二人のバッターを連続敬遠。
いわゆる「満塁策」をとった。
ところが、これが完全に裏目に出た。
次のバッターにいきなり四球。
押し出しで1点目。
次のバッターにもまたしても四球。
また押し出しで2点目。
続くバッターには、なんと死球。
これまた押し出しで3点目。
そして次のバッターに、またまたまた四球。
またまたまたまた押し出しで4点目。
確認ですが、今1アウト満塁。
しまいには次のバッターに犠牲フライ。
これで5点目。


なんと、ノーヒットで5点とってしまったのである。


そして、阪急はその年のパリーグを制した。


ちなみに、いずれも阪急の監督は西本幸雄
そう、8度のリーグ優勝を果たしながら、
すべて日本シリーズで敗れた、悲運の名将。


「8年前の借りは返したぜ」
と試合後に言ったとか言わなかったとか。



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