「あぶさん」こと景浦安武が南海ホークスに入団したのが、1973年。
このときの選手権監督は、野村克也だった。
当時のパ・リーグはちょうど2シーズン制が始まった頃で
前期優勝を決めた南海は、後期は30勝32敗の3位に沈んだ。
特に後期優勝を決めた阪急には全く勝てず(というか、勝たず?)、1分け12敗というていたらくだった。
当然下馬評は、阪急の圧倒的有利。
ところが蓋を開けてみると、南海が3勝2敗で阪急を下し、日本シリーズへ。
これが世に言う「死んだふり」である。
あれから36年。
上記のような記事が出ていた。
野村監督をめぐる一連の騒動は
実は野村監督演出・楽天球団総出演の狂言だったのでは。
そんなことはないと思うのだが。
そんなことを思わせるほどに、楽天は一丸となっている。
昨日は惨めな負けゲームだったが
実はこれもイマイチぴりっとしない救援陣を奮い立たせるためだったのではないか。
だとしたら、まさに昨日の試合は
究極の捨てゲーム。
そう思いたい。
こんな年にあぶさんがユニフォームを脱いだのは、
何かの巡り合わせだろうか。
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