逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

東海地震(浜岡原発)とNHK「半割れ」

2023年03月07日 | 放射能と情報操作
言語明瞭意味不明!直下型「東海地震」を丸々隠蔽する奇妙で不気味なプロパガンダ(疑似科学)?
1970年代に提出された(★注、12年前の3・11フクシマ核事故時の民主党菅直人政権で一番緊急の問題だった)東海地震説は間違っていたんでしょうねえ。法律までできちゃったけど。歴史性を帯びた科学は、まあ、よく間違えます。(だから南海地震も、以下略)
引用ツイート
はぎわら ふぐ@hugujo
【世の中の動きをキャッチできてないBBAのつぶやき】 ・・・で、「東海地震」っていつの間にかどこ行っちゃったんですか?
 
東海・東南海・南海震源域
 
前は、南海・東南海・東海で三兄弟と言ってたと思うけど、テレビは南海・東南海で半割れを心配しているらしい。東海はどこ行っちゃったの?東南海に吸収されたの?
 
過去2回は、東が先に割れて西が後で割れたが、テレビは西が先に割れて東が後から割れるシナリオをとったように聞こえるが、そうなの?なぜ逆にしたの?
 
1944年に起こった東南海地震で駿河湾は割れなかったと1970年代当時は考えられた。
だから、割れ残った部分が近々地震を起こすのではないかと心配した。しかし、地震は起こらなかった。理由はわからない。1944年に割れたのかもしれない、あるいは駿河湾は割れないことがあるのかもしれない。
 
南海トラフで100-150年おきに大きな地震が発生してきたことは、古記録や地学証拠から確かである。きのうのテレビで半割れが強調されたようだ。
前回(1944年・1946年)は2年間隔、 (★注、79年前・77年前)
2回前(1854年)は32時間間隔だった。(安政東海地震 安政南海地震
3回前(1707年)は同時だった。(宝永地震)次が半割れになるか同時かは、わからない。
 
1946年から100年なら2046年、150年なら2096年だ。そう焦るな。私は生きてないだろう。(次は早めに、2030年代にも来るとする説がある。前回1944年1946年地震が小さかったからだ。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。まあ、平均的イメージで覚悟しておくのがよい。)
 
あと、昨日のテレビはドラマ仕立てだったようだ。私は、ドラマ仕立てのドキュメンタリーは嫌いだ。見ないようにしている。現実と空想の区別がはっきりしない話には近づかない。フィクションとして世に出た災害物は読む。映画も見る。死都日本とかシン・ゴジラとか。
 
過去を再現するならともかく、未来を勝手につくっちゃダメでしょ。
 
2030年代に南海地震が来る説は、1970年代に世に広まった東海地震切迫説と同類だと見るのがよい。当たるかもしれないが、外れるかもしれない
 
ビジネスプロフィール画像NHK京都@nhk_kyoto
#竜田理史 です! 「サバイバル京都」5日放送 ゲストは鎌田浩毅さん(京大名誉教授) ★日本は「大地変動の時代」に突入 ★#南海トラフ巨大地震 発生は 地球科学者の中では「2035年±5年」 番組では防災士による いざという時「役に立つ」救助のノウハウも! 聞き逃しはコチラ▽ https://nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=F581_01

南海トラフ巨大地震 発生は 地球科学者の中では「2035年±5年」 て、また言っちゃったのか鎌田さん。FMラジオだから波及力はそれほどでもないだろうが、(指定公共機関の)NHKだからねえ。問題ありだ。
 
未来のことがそんなに的確にわかるなら、苦労はしない。地震予知は、日食月食や惑星の位置を予想する位置天文学とはまったく違う。
 
「2035年プラスマイナス5年というのです。(10年の中で)絶対起こる。確実に起きる。40年を超えることはないだろう。もし超えたら私あたま丸めます。」8分頃
 
指定公共機関とは、災害対策基本法第2条第5号に基づき、公共的機関及び公益的事業を営む法人のうち、防災行政上重要な役割を有するものとして内閣総理大臣が指定している機関です。 https://bousai.go.jp/taisaku/soshiki/s_koukyou.html NHKはそうだが、民放は違う。ここに、災害対策上の重大な違いがある。
 
鎌田さんの「2035年プラスマイナス5年」は、民放で言うならいいが(仕方ないが)、NHKで言うのは決定的にまずい。
 
南海トラフ地震が起きないまま2040年を迎えたらあたま丸めてもらいましょう。そのころはもう髪ないかもだが。あ、いまでも丸めてた? 2040年て、鎌田さん85歳か。まあ、もうどうでもいい年頃だな。
 
NHK京都FMの冒頭5分から8分までをざっと聞いた記憶ですが、鎌田さんは2011年大地震の影響が日本列島各地で20年間続くと思っているようです。2020年代はその警戒が必要で、2030年代は南海トラフ地震の警戒が必要だと語ってました。2030年までは南海トラフ地震の警戒は必要ないと話しました。
引用ツイート
 何度でも言いますが、鎌田浩毅さんは「2020年に首都直下大地震が起きる」と触れ回ってた人ですので。
 
2011年大地震のあと日本各地で地震や火山が、、、は認知バイアスによる思い込みだし、2030年でそんなにきっかり警戒対象が変わるのもおかしいし。
 


そうか。南海トラフの震源域は陸に大きくかかるのか。
2011年3月の東日本の震源域は海だった。陸にかからなかった。

都市の真下で断層がずれるから、Mが小さくても多くの都市で震度7が観測されるというわけなんだな。(★注、28年前に起きた1995年阪神大震災はマグニチュードは小さかったが直下型地震なので神戸市の高速道路やビルが軒並み倒壊する)

浜岡原発なんてもろ震源域の真上
にある。(図は内閣府とうさはかせによる。)

で、2011年3月の東日本沖のあと隣接する房総沖や十勝沖で地震が起きてないのはどうしてだ?こういう簡単な質問にだっていまの地震学は答えられない。だから、南海トラフの地震予知もその程度の信頼度だと思うべし。
地震がいつどんなタイミングで起こるかを、現代地震学はほとんど答えられない。特定の断層が地下でずれたらどんな地震になるかはだいたい答えられる。
 
地元民放ローカル局「テレビ静岡」制作の「ぐぐっと」
東海地震震源地の真上に建設されていた恐怖の中部電力浜岡原発(写真を見れば一目瞭然だがメルトダウンした東京電力福島第一原発とは大きく違い、沖縄県宜野湾市のアメリカ海兵隊普天間飛行場のように、原発敷地近くまで人口密集地が迫っているのですから無茶苦茶である)
 

市街地近くに建設した囚人の脱獄不能のアルカトラズ島監獄の高い塀?を連想させるが、・・・
北方遊牧騎馬民族の中国への侵攻を一度も防げなかったが、歴代王朝が2000年以上も膨大な国力を浪費して営々と作り続けた「万里の長城」のソックリさん。
 
最初からもっとも危険視されている、縁起が悪すぎる代物
 
ユーラシアプレートとフィリピンプレート、北米プレートの3プレートが陸上でぶつかる地球上で最も危険性が高い特異な場所である静岡県御前崎に建設されていた原子炉5基の浜岡原発の特殊過ぎる立地条件
予測される東海地震の震源地なので、最も心配されているのは東日本大震災の津波被害ではなくて、100万都市である神戸市が壊滅した1995年阪神大震災のような直下型地震なのに、中部電力は4000億円もかけた20メートル超の塀を作って浜岡原発の再稼働を目論んでいた。

浜岡停止10日間の攻防(2011・4・27~5・6)

2021年4月27日  中日新聞
東京電力福島第一原発事故後を受け、当時の菅直人民主党政権が運転停止を要請した中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)。中電は要請を受け入れ、2011年5月14日に全面停止しました。あれからまもなく10年、東海地震の震源域に立地する浜岡は依然として動いていません。事故や不祥事を起こしていない運転中の原発が超法規的な措置で止まるのは初めて。(以下省略)
 
反日カルト「政府自民党」による東海地震震源地の真上の浜岡原発再稼働が目前に迫る(阻止できるかは「世論の力」だけ)
 
アスペルガー火山学者早川由紀夫が言うようにNHK「南海トラフ」の常軌を逸した馬鹿騒ぎには呆れるやら驚くやら。科学的にも歴史的にも???奇妙奇天烈摩訶不思議な疑似科学。辻褄が合っているようで、少しも辻褄が合っていない。

NHKによる非科学的な駄法螺に近い謎の「半割れ」放送???
 
明らかに法令に違反する詐欺的な際物で、全てが噓くさいインチキ反科学プロパガンダ。まさに謎なのである。ところが、東海地震の震源地の真上に建設されている浜岡原発(原子炉5基)の再稼働の阻止が目的だったと仮定すればNHK「半割れ」の全ての謎が簡単に解消するのである。(★注、12年前のレベル7のフクシマ核事故発生でも稼働中の既存原発は何事も無かった如く発電を続けていたが、2カ月後の2011年5月14日から16日にかけて中部電力浜岡原発の原子炉が民主党菅直人政権によって停止される。日本の稼働中の原発運転停止は初めてで唯一の出来事だった)
未曾有のレベル7のフクシマ核事故発生から2年後の2014年5月、営業運転で稼働中だった関西電力大飯原発3、4号基の運転差し止め判決で、日本の裁判史上で稼働中止命令を唯一出した、樋口英明福井地裁裁判長

科学的根拠や検証作業云々も何も、この判決理由は極々簡単で、最も危険な原発が一般市民の住宅より低い耐震基準の旧建築基準法で造った欠陥品だったからとの小学生でもわかる単純なものだった。
ただし敗訴しても関電側が即時抗告して欠陥原発が稼働し続けた 2022年11月03日 | 放射能と情報操作 一般住宅より低い原発耐震基準の阿呆
 
東海地震の揺れで浜岡原発がメルトダウンすれば風下にある首都東京が壊滅、本州の大動脈東海道線の物流が止まり日本は東西に分断する。フクシマのレベル7の核事故発生から2か月後だが、日本の稼働中の原発運転停止は初めてで唯一「民主党政権」菅直人首相と「放射能は食べても直ぐに健康に影響しない」の枝野幸男官房長官(民主党幹事長)だけの偉業だった。
 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「最良証拠主義」日本の光と影 | トップ | 3・11核事故発生12年目... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
NHK版の宇宙戦争が放送! (ローレライ)
2023-03-07 11:47:46
NHK版の宇宙戦争の放送は世界大戦の予告活動にしか見えない。
原発には全く触れていない (そりゃないよ獣医さん)
2023-03-09 08:28:52
この番組は伊方と川内も含め、原発には全く触れることのない、政府広報番組といえる。
各自治体に土建屋がとりいる格好の番組といえる。実際どれほど役に立つかわからない、奇怪な建造物が乱立することになる。

コメントを投稿

放射能と情報操作」カテゴリの最新記事