逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

シリア攻撃を公言するトランプ(アメリカ)

2018年04月10日 | 政治
(主人公が記憶や現実を偽造する)『ノーベル文学賞カズオ・イシグロの小説世界と化す米英両国やリベラルメディアの無残』 

田中宇の国際ニュース解説◆英国の超お粗末な神経ガス攻撃ロシア犯人説

英政府が拙速でお粗末な動きをしたため、スクリパリ事件のロシア犯人説は信憑性が急落した。英国の国際信用が低下し、ロシアの対応の正しさが確認された。今回の失態は、慎重さを重視する伝統的な英国の外交姿勢と異なっている。英諜報界の反逆分子が、たぶんノビチョクでなくもっと無害な毒物を使って今回の事件を引き起こし、英政府の上部を騙してロシア犯人説を信じ込ませて対露制裁をやらせ、強烈な英露の敵対を誘発したうえで、ロシア犯人説が無根拠であると後で露呈していくよう仕向け、英国の威信の低下と、ロシアの影響力の増大を意図的に招いた感じだ。
【2018年4月7日】



『英国での元スパイ毒殺未遂事件に、なぜ欧州は強く反応したのか』2018年04月02日Huffington Post

ハフポスの記事を書いた国際政治学者、鶴岡路人慶應義塾大学総合政策学部准教授、東京財団研究員ですが、メインタイトルの大文字の下に小さな文字で『当然のことながら、ロシア政府は自らの関与を強く否定している』とのサブタイトルを、わざわざ書いていたのでる。
ハフポス記事で『英国の説明と外交攻勢』と題して、
・・・一連の外交攻勢のなかで、英国政府は史上空前といわれるレベルのインテリジェンスを提供し、各国への説明を行ったようである。ただし、対象国によって提供される情報のレベルは異なっていたといわれる。具体的に英国がどのようなインテリジェンスを保有しているかは不明・・・
と、実は客観的な証拠類がイギリス(メイ首相)からNATO諸国にさえ一切具体的に示されていない困った事実を告白していた。



『中国で3000年の歴史がある篆書体だと言い訳するが、下手くそすぎる河野外務大臣自筆の不真面目な看板』  (^_^;) 書き忘れて、後から無理やり書き入れたように見える「ツ」

ハフポス記事ではG7に入っているのに対ロシア制裁(外交官追放)に同調しなかったのは日本だけだったと指摘したうえで、その理由が『英国政府は史上空前といわれるレベルのインテリジェンスを提供』しなかった(日本だけ最初から蚊帳の外だった)からだと解説しているのですから大笑い。笑い事ではないのですが。
確かに河野外務大臣の書いたG20の管板の出来あがりを見れば、メイ首相でなくとも誰でも大事な機密情報を知らせる気にはならないでしょう。(小学生低学年でも河野太郎よりバランスよく書く)

4月8日の毎日新聞ではイギリスのメイ首相の主張の根拠が『使用された神経剤が旧ソ連で開発されたから、ロシアのスパイが使ったのだろうという見解を、英国情報部や軍幹部が示しているだけ』(無理筋のロシアを標的にした冤罪)とエコノミスト誌の元編集長であるビル・エモットが指摘していたが、ハフポスは1週間も前にその事実を婉曲に(誰にも分からないように)書いていたのである。


習近平国家主席との米中首脳会談の歓迎晩餐会の真っ最中の物騒なトランプ大統領の『打ち上げ花火』。2017年4月7日、地中海からトマホーク対地ミサイルでシリア空軍基地の攻撃を行う、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦ロス

米大統領、シリアへの軍事対応排除せず 「48時間以内に決定」April 9, 2018 / 4:57 PM ロイター

トランプ米大統領は9日、シリアの反体制派地域である東グータ地区で今月7日に化学兵器が使用された疑いがあることについて、「野蛮な行為」だとして強く非難、迅速な行動を約束した。トランプ大統領は、軍事行動も含めあらゆる選択肢を検討していることを明らかにし、対応策を48時間以内、早ければ9日中にも決定する可能性があると述べた。
シリアの人道支援団体によると、化学兵器が使用されたとみられる7日の攻撃では、少なくとも60人が死亡、1000人超が負傷した。
ホワイトハウスは、今回の攻撃について、シリアのアサド大統領が過去に化学兵器を使用した際の被害状況と一致している、と指摘してはいるものの、アサド政権軍が化学兵器を使用したとは断定していない。
トランプ大統領は、化学兵器を使用したのはアサド政権側なのか、ロシア側なのか、それとも双方だったのかについて、軍事トップと協議していると述べた。その上で、ロシアのプーチン大統領に何らかの責任がある可能性について聞かれると「そうかもしれない」などと述べた。
シリア政府とロシア側は、攻撃への関与を全面的に否定している。
4月9日 ロイター

シリア化学兵器使用、米国は国連決定にかかわらず対応=米国連大使April 9, 2018 / 10:28 PM ロイター

米国のヘイリー国連大使は9日、シリアの反体制派地域である東グータ地区で今月7日に化学兵器が使用された疑いがあることについて、国連安全保障理事会の決定にかかわらず、米国は対応するとの立場を示した。
ヘイリー大使は国連安保理で「正義が実現されると世界が確認しなくてはならない時点に来た」とし、「シリアの人々を守るために安保理が責務を果たさなかったか、完全な無能ぶりを示したか、歴史に記されることになる」と述べた。


もし就寝中の奇襲攻撃なら大損害が予想されるが、シリア軍は5人で滑走路も無事だった巡航ミサイル59発の損害程度から、事前に夜間攻撃をシリア側に通告していた可能性が高い米露(トランプとプーチン)馴れ合いの『出来レース』。2017年4月7日、地中海からトマホーク対地ミサイルでシリア軍基地攻撃を行う、アメリカ海軍の攻撃を行うミサイル駆逐艦ポーター

『トランプ氏、シリアへの軍事行動決断か 数時間後にも表明』2018年4月10日 10:49 ワシントンD.C./米国 AFP

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は9日夜(日本時間10日午前)、シリアで化学兵器が使用された疑惑を受けて米国は「強力な」対抗措置を取ると述べ、「今夜かそのすぐ後に」シリアへの軍事行動に関する決断をすると明らかにした。
トランプ氏は同日ホワイトハウス(White House)で閣議を開き、続いて軍幹部らとも会談。記者団に「軍事的にさまざまな選択肢がある。あなた方にすぐ知らせる」と述べた。
さらに「ダマスカス近郊で行われたおぞましい攻撃に関してどう行動すべきか判断しているが、いずれにせよそれ強力なものになるだろう。今夜か、そのすぐ後に決断する」と明言した。
この疑惑では、ダマスカス近郊の東グータ(Eastern Ghouta)地区にある反体制派支配下の町ドゥマ(Douma)で実施された毒ガス攻撃により40人以上が死亡したとされ、国際的な対応を求める声が高まっている。
トランプ氏は9日、この問題をめぐりフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領と前日に続いて電話で協議。仏大統領府によると、両氏は「断固とした対応」を取る意向を確認した。
トランプ氏は閣議の冒頭では、ドゥマの「罪のないシリア人に対する凶悪な攻撃」を非難。「今後24~48時間以内」に何らかの決断が下されるとした上で、「これは人間性に関わる問題であり、起きてはならないことだ」と述べていた。
シリア政権側とその同盟国のロシアは、化学兵器が使用されたとの見方を否定。またロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は「この問題について挑発や推測」をしないよう警告している。
トランプ氏は昨年、化学兵器によるものとみられる攻撃発生後、シリア政権の空軍基地にミサイル攻撃を実施。今回の問題については8日、「大きな代償」を払わせると警告していた。
情勢が緊迫する中、9日早朝にはシリア政権の空軍基地がミサイル攻撃を受け、西側諸国による軍事行動との懸念が高まったが、シリア・ロシア両政府はこれがイスラエルによる攻撃だったとしている。
9日には国連安全保障理事会(UN Security Council)がシリア情勢に関する緊急会合を開催。米国は、シリアでの化学兵器攻撃に関する新たな独立調査を求める決議案を配布した。
4月10日 AFP



『トランプ氏、金正恩氏との会談6月上旬に先延ばしか』2018 年 4 月 10 日 ウォール・ストリート・ジャーナル @WSJJapan

【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領は9日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談が6月上旬まで実現しない可能性を示唆した。会談の予定時期を先延ばしにした形だ。
トランプ氏はこの日の閣議の冒頭で、「5月か6月上旬に会う」と述べた。
トランプ氏は3月、ホワイトハウス側近らに5月中の会談を希望すると伝えていた。北朝鮮の核開発を巡る両国の緊張緩和へ向け、外交的な解決策を探るための首脳会談だが、日程的には厳しい設定となっていた。



『楽しそうに笑う暗殺犯って何?』・・・有罪なら絞首刑に処されると決まっているのに、

マレーシア・セパンのクアラルンプール国際空港で行われた現場検証に立ち会う、インドネシア国籍のシティ・アイシャ被告(左から2人目)とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告(右端、2017年10月24日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / MOHD RASFAN

『金正男氏殺害、VX検査した研究所は国際機関非公認 弁護側が指摘』2018年4月5日 AFP
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏が昨年2月、マレーシアで殺害された事件の裁判で、被告側は5日、殺害に用いられたとされる神経剤VXの検査を行った研究所について、化学兵器禁止機関(OPCW)の公認検査施設に含まれていないと指摘した。
昨年2月13日、クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport)で発生した冷戦時代を思わせるこの殺害事件をめぐっては、インドネシア国籍のシティ・アイシャ(Siti Aishah)被告とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン(Doan Thi Huong)被告に対する裁判が行われている。
被告の弁護士らは、両被告がいたずらを仕掛けるテレビ番組に出演すると思い込まされ、北朝鮮工作員らが綿密に練り上げた暗殺計画の実行犯に仕立て上げられたと訴えてきた。
いずれも20代の両被告は、マカオ(Macau)行きの航空機に搭乗しようとしていた正男氏の顔に猛毒の神経剤VXを塗布して殺害する意図はなかったとして無罪を主張しているが、有罪と認められれば絞首刑に処される。
シャーアラム(Shah Alam)の高等裁判所で開かれた裁判に出廷し、アイシャ被告の弁護士から証言を求められた化学兵器専門家のラジャ・スブラマニアム(Raja Subramaniam)氏は、VXを検査したマレーシアの研究所はOPCWの公認検査施設ではないと認めた。
OPCWの公認を得るには各研究所は一定の基準を満たす必要で、少なくとも年に1度の技能検定を受けなければならない。今回検査を行った研究所はこの過程を踏んでいなかったものの、スブラマニアム氏によると、この過程は「任意」だという。
また弁護士によると、OPCWが大量破壊兵器とみなされるVXのサンプルを送るよう要請したにもかかわらず、サンプルはOPCW側に届いていない という。
この日をもって証人34人が証言し、のべ39日間に及んだ審理は終了。評決までには数か月かかる見通しとなっている。
4月5日 AFP

『歴史的な米朝首脳会談とピッタリと連動しているマレーシアの金正男VX暗殺裁判の行方』

当初は年内に結審すると報道された2017年2月に起きた北朝鮮異母兄暗殺ですが、今年4月までダラダラと先送りされた挙句、マレーシア当局は『北朝鮮』を一切封印したまま、とうとう結審するが、この流れでは外国人女性2人の無罪は確定的である。
3月に決まった歴史的な米朝会談ですが、『by May』なら『5月までに』である。米朝首脳会談の開催が6月上旬に先送りされた理由とは、暗殺犯の無罪確定(マスコミが繰り返した『北朝鮮が~』が真っ赤な嘘だったと確定してから)米朝和解が強調されるとの筋書きで動いている可能性が高い。
★注、
日本のマスコミが挙国一致で散々垂れ流した『北朝鮮による暗殺説』が健在な(外国人女性の無罪が確定しない)状態では、予定通りにトランプ大統領が北朝鮮と和解(朝鮮戦争の平和集結)すると、今までCNNやワシントンポスト、NYタイムスなど欧米リベラルメディアによって延々と続けられている汚いトランプバッシングに、わざわざネタを提供することになるので、逆効果。マレーシアのVX暗殺裁判が結審し『無罪』にならないと米朝和解のシナリオが不可能なのである。


ガザ境界線のフェンスに近づくパレスチナ人デモ参加者を排除するため催涙ガスやゴム弾の発射だけではなく、多数の狙撃兵を配備して実弾で攻撃したイスラエル軍 3月31日 CNN


パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスの東の対イスラエル境界線付近でデモ中にイスラエル治安部隊との衝突が発生し、若い女性が撃たれないように手をつないでこの女性を守りながら走って逃げるパレスチナ人のデモ参加者ら(2018年3月31日撮影)AFP

『ガザ衝突、パレスチナ人遺体を埋葬 イスラエルへの「報復」呼び掛け』2018年4月1日 AFP

パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の対イスラエル境界線付近で3月30日に発生し、パレスチナ人16人が死亡したパレスチナ人とイスラエル兵の衝突から一夜明けた31日、ガザ住民たちが衝突で死亡した人の遺体を埋葬し「報復」を呼び掛けた。この衝突は同地区で1日に起きた衝突としては2014年のガザ紛争以来最悪の規模の衝突となった。
しかし複数のテントが設営された対イスラエル境界線付近に戻り、6週間続ける計画になっている抗議デモを再開したのは衝突前に行進した数万人のうちわずか数百人にすぎなかった。
外交面では、国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長と欧州連合(EU)のフェデリカ・モゲリーニ(Federica Mogherini)外交安全保障政策上級代表(EU外相)が、イスラエル側の実弾使用についての「独立した透明性のある調査」を求めた。
イスラエルは、数万人規模のデモの本隊から離れ、境界線付近の堅固に要塞化されたフェンスに近づいたパレスチナ人に発砲した軍を擁護。ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は3月31日に発表した声明の中で「よくやった」と兵士らをねぎらい、イスラエルは主権と国民の安全を守るため決意をもって精力的に行動していると述べた。
ガザ地区の保健当局によると、パレスチナ人の死者は16人になり、このほかに1400人以上が負傷した。負傷者のうち758人は実弾を受け、残る人々はゴム弾を受けたり催涙ガスを吸引したりして被害を受けた。イスラエル側に死傷者は出ていない。
パレスチナ側はイスラエル兵がなんら脅威を与えていなかったデモ隊に向かって発砲し、不均衡な過度の武力を行使したとイスラエルを非難。人権団体らはイスラエル側が実弾を使用したのではないかとの疑問を投げ掛けている。
4月1日 AFP


ガザ境界線のフェンス前に多数配備されたイスラエル軍の狙撃兵たち

『ガザ衝突、イスラエル軍発砲で記者1人死亡 パレスチナ側死者9人に』2018年4月7日 AFP

パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)とイスラエルとの境界付近で6日、パレスチナ人とイスラエル軍との衝突の最中にパレスチナ人記者1人がイスラエル軍の発砲で死亡した。ガザの保健省が7日、明らかにした。同地域では先週に引き続き、イスラエルに対するパレスチナ人による大規模なデモが続いている。
死亡したのは、ガザを拠点とする報道機関アイン・メディア(Ain Media)のカメラマン、ヤセル・ムルタジャ(Yasser Murtaja)さん。AFPの写真には、負傷したムルタジャさんが記者用のベストを着用して治療を受ける様子が捉えられている。
イスラエル軍は本件について、調査中としてコメントを拒否した。
ガザの保健省によると、ムルタジャさん以外にもガザ中部ブレイジ(Bureij)東でハムザ・アブドル・アール(Hamza Abdel Aal)さん(20)も銃撃を受けて死亡。6日の衝突によるパレスチナ側の死者はこれで9人となった。(c)
4月7日 AFP


1年前に唐突に行われた化学兵器を理由にした巡航ミサイルによるシリア攻撃(トランプの迷惑な打ち上げ花火)は米中首脳会談の真っ最中の出来事だった。(アメリカ風のおもてなし)

『朝鮮戦争、ベトナム戦争に続く3度目の勝てない戦争』

全ての出来事は相互に密接に関連していると見るべきだが、特にアメリカ軍のシリア攻撃では陥落寸前に追い込まれたダマスカス近郊の反体制派の最後の拠点である東グータよりも、ガザ境界線でのイスラエル軍による蛮行の方が大きいでしょう。(多少の後始末が残っているだけで勝敗は、すでにシリア側の完全勝利で決している)
投石するパレスチナ人に対して最新鋭のアメリカ製兵器で攻撃するイスラエル軍ですが、暴力の応酬などと寝ぼけたことを欧米リベラルメディアは言い続けているが、暴力の非対称性が酷すぎる。
本来ならイスラエルによる大虐殺とみるべきなのである。
今回、イスラム過激派(アルカイダ)による最後っ屁のような毒ガスの使用では、逆にシリア攻撃を公言したアメリカ(トランプ政権)の思惑ですが、2001年の9・11から延々と続いているインチキ臭い対テロ戦争の勝敗はもはや明らかである、
朝鮮戦争やベトナム戦争と同じアメリカが決して勝てない戦争なのですが、米軍がいくら頑張っても今さら歴史の歯車を逆には回せない。トランプはシリア政府の転覆までは考えていないのですから、それなら、たぶん『猫だまし』である。
世間の目を(アメリカ軍による)シリアの打ち上げ花火でガザ地区でのイスラエル軍の蛮行の事実から一時的に逸らす『猫だまし』目的が考えられます。(米軍のシリア攻撃自体には、世間をあっと驚かす効果以外、何の意味も無い)中東での出来事の全てはイスラエルがらみの問題なのですが、欧米政治家にとってのユダヤ問題とはタブー中のタブーなのである。
★注、
今のアメリカがイスラエル(パレスチナ)問題の何かの解決策を持っているとは到底思えないので、注目すべきは矢張り(今回6月上旬に少しだけ先送りされたが、)歴史的な『by May』(5月までに)米朝首脳会談の開催であろう。


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 見つからないように「造反」... | トップ | 史上初めて公安警察が描かれる! »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
気付くのはごく少数。 (Saito)
2018-04-10 18:19:41
知人のアメリカ人ですが、ユダヤ人でもなく、ごく普通のリベラルです。ところが、パレスチナ問題となると、まったくイスラエルの主張通りです。

彼は、いわゆる陰謀論などには無知なので(興味がないので)、ロス茶やら、バルフォア宣言やら、英国の2枚舌外交などどいってもちんぷんかんぷん。こういう人間には何から説明してよいのやら。

このブログでは、大メディアでも、こっそり本当のことをそれとなく提示しているということですが、それに気付くのは、まだまだごく少数の人間だけなのです。
返信する
ネオコンの巻き返し (私は黙らない)
2018-04-11 04:01:54
シリアからの米軍早期撤退をトランプが示唆したのが、ついこの間(4月3日)。その直後の化学兵器による攻撃の報。私は、これは間違いなく、シリアからの米軍撤退を示唆したトランプに対するゆさぶりだと思う。それを裏付けるかのように、マケインが「トランプがシリア撤退を示唆したから、アサドを勢いづけた」と発言。
そもそも、米国がなぜこれほどまで中東にコミットするのか考えてほしい。Saitoさんが疑問に思われるのももっともで、米リベラルの中東問題に対する姿勢は、潤沢なカネによる「たゆまぬ洗脳活動」の賜物なのだと思う。これを異常と思わぬ狂気。
ヘイリーは、一体どこの誰の利益を代表しているのか。(アメリカじゃない。)この人、将来の副大統領の座を狙ってるのだろうけど、そのために露骨にXXに媚をうる姿が醜悪すぎて文字通り吐き気がする。
世界を動かしているのはアメリカじゃない。アメリカはカード(一番デカイ)にすぎないのではないかとさえ思う。
返信する
Unknown (たけ)
2018-04-11 12:59:16
こちらのブロガーさんをご存知でしょうか。

シリアに関する対決: トランプ 対 将軍 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-0d21.html


ISISを打ち負かした後は、トランプは戦争を終え、シリアから去りたいのだ。

ところが、イスラエル、サウジアラビアや、アメリカ外交政策エリートの大半は、激しく反対している。連中は、アメリカが現在占領しているシリア・ユーフラテス川東岸の部分を手放さずにいて、アサド大統領排除と、イラン追放を実現するために、シリア領土内のさのアメリカ軍の影響力を利用したいと思っているのだ。

戦争屋連中は、シリアで敗れたことを認めないのだ
返信する

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事