*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方(びみょ~なヌルい同性性描写アリ)此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
「それぞれの日常」
私は物思いに耽り白いさざ波達が、想い出を寄せては連れて徃く渚を1人で歩いて居る。いつからそこに居たのか知らず幼い少女は白いワンピースを身に纏い、蒼い薔薇が飾られた鍔のある白い帽子を被り背を向けて歩いている。
私と幼い少女との間の距離は察して無いのに少女との僅かなその距離は縮まらず、一向に幼い少女は私の存在さえも気にもせず悠然と歩く。
私もその幼い少女との距離が何故か心地良く声をかけたりもせず、追い越す事もなく歩いて居ると…‥ 幼い少女はぴたりと歩くの止めて後ろを振り向く。
その瞬間に風が吹き幼い少女が、被っていた蒼い薔薇が飾られた白い鍔のある帽子が風に連れ去られて潮騒に音もなくフワリと落ちた。
陽射しを浴びてキラキラと光る波間に帽子は揺らぎ漂っている。私は何をする訳でもなく帽子の行方をただ見つめて居る。
私は目の前を見るとそこには幼い少女はおらず……… そこに居たのは見知った女性がおり私を見つめ、微笑んでいるのを見て私は咄嗟に想い出し声を発する。
「‥夏貴様……」
「約束したよね??」
「えぇ、覚えておりますよ。」
「ねぇ、初めて見たでしょ、これが私達人間が言う夢よ??もう私は、貴方の傍に存在しなくっても良いよね??私は遠くに逝き‥ もう、逢える事はないでしょう…… 私は、貴方を忘れないよ。」
「私は…‥夏貴様、貴方を~」
「ありがとう、秋彦さん…‥さようなら」
御堂はベッドに寝そべり隣で眠って居る霧島の長く柔らかい前髪を指先で戯れる。いつもなら、霧島は御堂よりも必ず先に起きていると言うのに初めて霧島の寝顔を鑑賞している。
寝顔を見て睫毛は長いと思ったり、まじかで見る霧島の寝顔を鑑賞して楽しんで居るとせつなげに閉じられた瞳を今すぐに目覚めさせたいとも思う。
霧島は浅く呼吸をすると眠りから目覚め、御堂よりも遅く目覚めた事を知り霧島は恥じ入った。
「申し訳ありません…‥私とした事が‥」
「夢でも見たか??」
「夢…‥初めて観ました。夢と言う物を。」
「ほぉ、どんな夢だ??」
「それは…‥」
「主人よりも遅く起きて、主人にも言えない夢を見るとは何事だ??」
霧島は心底困り果て悩ましげな表情で御堂を見つめると、主人である御堂は何処となく楽しいそうだ。霧島は初めて見た夢の内容を御堂に報告し様と思うと…‥
御堂は霧島の頬を撫でちょっとだけご立腹な瞳で見つめながら----------
「どうせ、見るのならは私の夢を観ろ。せつなげな夢を見ていた秋彦を、助けに行けなかったそれが悔しい。後は主人である私にだけは寝顔ぐらいは見せろ。良いな??」
「孝典様…‥」
そう言いながら相変わらず御堂は細く長い指先で霧島の前髪を指先で戯れている。霧島は御堂を深く深く腕の中に抱きしめて温もりを感じ今、傍に存在する大切な御堂を失いたくないと思う。御堂も霧島を抱きしめ返す。
霧島の腕の中で御堂は囁く。
「私は秋彦を置いて逝く、だから、私を置いて何処にも徃くな。」
いつかはその日は来る事を知っている…‥ だからこそ、儚く美しい人に魅入られ魅了される。
今すぐに御堂が欲しいと思うが、主人の意向を聴かねばならないと思い霧島は御堂を見つめる。
「孝典様、この後のご予定は意かにされましょうか??」
「食事と言いたいところだっが、可愛い一途な狗の面倒も見てやらないとな。それも主人の勤めだ。」
「あの、孝典様??」
「そんな哀しい夢を見たなら、私が忘れさせてやる。」
そう言うと御堂は困った顔の霧島の口唇に唇づけると、主人である御堂の意を察し霧島は御堂の舌を自分の咥内に招き入れてお互いに絡めあう。
霧島は思う存分に御堂に唇づけると首筋に唇づけし御堂の艶やかな声が、口唇から溢れ出し霧島はより御堂を淫らに乱れさせ様と全身に快楽を与え翻弄する。
誰にも見せた事のない寝顔を見せたのだから美しい主人の誰も知らない誘う痴態を、暴き自分だけに曝せたいと霧島は思い今日は御堂が気が済みまでベッドで仕える事にする。
「ぅんん、こら、がっつくな。これから長いのに‥ぁっうぅぅそこはまだ、あき」
「私はまだまだ孝典様が足りません。貴方の総てが愛しく欲しいのです。」
「こんな時に狡い…だったら、もっと私を気持ち良くさせてみろ。これ程度では私をやれないぞ??」
「それでこそ、我が主ですよ。畏まりました。ご満足と言って戴けるまで、今日はベッドでお仕え致しましょう。」
「ほう、やってみろ。私を甘くみるな。」
窓の遮光カーテンは陽射しを遮断し2人から朝を遠ざけて、心地良い闇を作り部屋の中の小さな世界は夜明けを知らない。
「それぞれの日常 完 」
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方(びみょ~なヌルい同性性描写アリ)此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
「それぞれの日常」
私は物思いに耽り白いさざ波達が、想い出を寄せては連れて徃く渚を1人で歩いて居る。いつからそこに居たのか知らず幼い少女は白いワンピースを身に纏い、蒼い薔薇が飾られた鍔のある白い帽子を被り背を向けて歩いている。
私と幼い少女との間の距離は察して無いのに少女との僅かなその距離は縮まらず、一向に幼い少女は私の存在さえも気にもせず悠然と歩く。
私もその幼い少女との距離が何故か心地良く声をかけたりもせず、追い越す事もなく歩いて居ると…‥ 幼い少女はぴたりと歩くの止めて後ろを振り向く。
その瞬間に風が吹き幼い少女が、被っていた蒼い薔薇が飾られた白い鍔のある帽子が風に連れ去られて潮騒に音もなくフワリと落ちた。
陽射しを浴びてキラキラと光る波間に帽子は揺らぎ漂っている。私は何をする訳でもなく帽子の行方をただ見つめて居る。
私は目の前を見るとそこには幼い少女はおらず……… そこに居たのは見知った女性がおり私を見つめ、微笑んでいるのを見て私は咄嗟に想い出し声を発する。
「‥夏貴様……」
「約束したよね??」
「えぇ、覚えておりますよ。」
「ねぇ、初めて見たでしょ、これが私達人間が言う夢よ??もう私は、貴方の傍に存在しなくっても良いよね??私は遠くに逝き‥ もう、逢える事はないでしょう…… 私は、貴方を忘れないよ。」
「私は…‥夏貴様、貴方を~」
「ありがとう、秋彦さん…‥さようなら」
御堂はベッドに寝そべり隣で眠って居る霧島の長く柔らかい前髪を指先で戯れる。いつもなら、霧島は御堂よりも必ず先に起きていると言うのに初めて霧島の寝顔を鑑賞している。
寝顔を見て睫毛は長いと思ったり、まじかで見る霧島の寝顔を鑑賞して楽しんで居るとせつなげに閉じられた瞳を今すぐに目覚めさせたいとも思う。
霧島は浅く呼吸をすると眠りから目覚め、御堂よりも遅く目覚めた事を知り霧島は恥じ入った。
「申し訳ありません…‥私とした事が‥」
「夢でも見たか??」
「夢…‥初めて観ました。夢と言う物を。」
「ほぉ、どんな夢だ??」
「それは…‥」
「主人よりも遅く起きて、主人にも言えない夢を見るとは何事だ??」
霧島は心底困り果て悩ましげな表情で御堂を見つめると、主人である御堂は何処となく楽しいそうだ。霧島は初めて見た夢の内容を御堂に報告し様と思うと…‥
御堂は霧島の頬を撫でちょっとだけご立腹な瞳で見つめながら----------
「どうせ、見るのならは私の夢を観ろ。せつなげな夢を見ていた秋彦を、助けに行けなかったそれが悔しい。後は主人である私にだけは寝顔ぐらいは見せろ。良いな??」
「孝典様…‥」
そう言いながら相変わらず御堂は細く長い指先で霧島の前髪を指先で戯れている。霧島は御堂を深く深く腕の中に抱きしめて温もりを感じ今、傍に存在する大切な御堂を失いたくないと思う。御堂も霧島を抱きしめ返す。
霧島の腕の中で御堂は囁く。
「私は秋彦を置いて逝く、だから、私を置いて何処にも徃くな。」
いつかはその日は来る事を知っている…‥ だからこそ、儚く美しい人に魅入られ魅了される。
今すぐに御堂が欲しいと思うが、主人の意向を聴かねばならないと思い霧島は御堂を見つめる。
「孝典様、この後のご予定は意かにされましょうか??」
「食事と言いたいところだっが、可愛い一途な狗の面倒も見てやらないとな。それも主人の勤めだ。」
「あの、孝典様??」
「そんな哀しい夢を見たなら、私が忘れさせてやる。」
そう言うと御堂は困った顔の霧島の口唇に唇づけると、主人である御堂の意を察し霧島は御堂の舌を自分の咥内に招き入れてお互いに絡めあう。
霧島は思う存分に御堂に唇づけると首筋に唇づけし御堂の艶やかな声が、口唇から溢れ出し霧島はより御堂を淫らに乱れさせ様と全身に快楽を与え翻弄する。
誰にも見せた事のない寝顔を見せたのだから美しい主人の誰も知らない誘う痴態を、暴き自分だけに曝せたいと霧島は思い今日は御堂が気が済みまでベッドで仕える事にする。
「ぅんん、こら、がっつくな。これから長いのに‥ぁっうぅぅそこはまだ、あき」
「私はまだまだ孝典様が足りません。貴方の総てが愛しく欲しいのです。」
「こんな時に狡い…だったら、もっと私を気持ち良くさせてみろ。これ程度では私をやれないぞ??」
「それでこそ、我が主ですよ。畏まりました。ご満足と言って戴けるまで、今日はベッドでお仕え致しましょう。」
「ほう、やってみろ。私を甘くみるな。」
窓の遮光カーテンは陽射しを遮断し2人から朝を遠ざけて、心地良い闇を作り部屋の中の小さな世界は夜明けを知らない。
「それぞれの日常 完 」