東京0232

「うぅ～、さむいひには、はだよせあってまるくなるのニャ。」



「・・・ん？」



「ややっ！あやしいやつ！きっとねこさらいニャ！とりあえずふたてにわかれてかくらんさせるのニャ！」
「そうするのニャ！」



「ただちにきょりをあけるのニャ！」
「さささーっ」



「・・・くんくん。」
「・・・？」



「お、おい。どうしたのニャ。」
「くんくんくんくんくんふがふがふが」



「な・・なんかきになるニオイ・・・。」



「き、きをつけろニャ。ワナかもしれないのニャ。」



「・・・たぶんだいじょうぶニャ。きっとなにもてだしはしてこないのニャ。じんちくむがいなのニャ。」
「いーや！ゆだんしてはいけないのニャ！」



「うにーっ」



「ほらほら！うにーってしてもなにもおこらないのニャ！モーマンタイなのニャ！」
「そ・・そんな・・・。」



「だめなのニャ・・・ここでこころをゆるしたら、あいてのおもうツボなのニャ・・・！フシャーッ・・・！」