
「ささ、ごきとうはこちらでうけつけておりますのニャ。」

「どうぞどうぞですのニャ。」

「さあ、みんなでしろねこだいみょうじんをよぶのニャ!」
「よぶのニャ!」

「せーの、しろねこだいみょうじーん!」
「じーん!」

「とことことことことこ」

「やあやあ、われこそはしろねこだいみょうじんなのニャ。ありがたいきとうのはじまりはじまりですのニャ。」

「さすがしろねこだいみょうじん。うごきがはやすぎて、すがたがよくみえないのニャ。」
「さあ、しんみょうなおももちでみまもろうニャ。きをつけしてまつのニャ。」

「ちょこちょこちょこちょこ」

「あぁあお~ん。」

「すたすたすたすたすた」

「・・・ふがー!」

「どうもどうも、だいみょうじん。おつとめごくろうさまでしたのニャ。」
「でしたのニャ。」
「うむ。またいつでもよんでくれニャ。」

「ほんじつのごきとうはこれにてしゅうりょうニャ。このぶんだとオマエ、ごきとうがあと14かいひつようなのニャ。」
「かいすうけんのごりようがオトクなのニャ。15かいぶんでねこめしいちねんぶんニャ。」

「おかいあげのうえ、またごじつくるのニャ。」
「これでいちねんかん、メシのしんぱいがなくなったのニャ。あんしんしてねむれるってもんニャ。」
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