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※2009/2/14 「世界はニャーでできている。」は移転しました※
世界はニャーでできている。~過去ログ~




青空の漁港



「ふんぬぁ~!」
「ああっ!もう!ギブギブ!」




「なんニャ。きこえんのニャ。」
「ふがー!まじでギブギブ!ギブー!」




「うぬー。そうぞうしいのニャ。あいつらまだまだわかぞうなのニャ。」



「これではさつえいかいにもしゅうちゅうできないのニャ。」



「ばしょをいどうすることにするのニャ。おいオマエら、もうそのへんにしとけニャ。」
「ぎぶぎぶぎぶぎ・・・ぶ・・・・・・グェ」




「ここらへんなんてどうニャ。いろとりどりでキレイなのニャ。」



「ひしゃたいがよいので、よいしゃしんがとれるにちがいないのニャ。え、もっとみぎによれって?」



「これいじょうみぎにいったらおちてしまうのニャ。むりなのニャ。かんべんしてくださいニャ。」



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「サクラのきのしたでのひなたぼっこはキモチイイのニャ。」



「あっ、クロちゃんがいるのニャ!」



「クロちゃんクロちゃん、いっしょになごむのニャ!」
「オマエもクロじゃねえかニャ。」




「くろねこはくろねこどうし、なかよくすればいいとおもうニャ。ジャマっぽいのでみをひいたのニャ。」



「オマエきがきくのニャ。」



「ねえねえ!なにしてあそぶー?ムシでもいじめようかニャ!」



「あーもーうるさいのニャ!うざいのであっちにいくのニャ!」
「あっ・・・・・」




「・・・いっちゃったのニャ。」



「・・・・・・む~。」



「いいのニャいいのニャ。どうせオレはうざいですよーだ。もうフテねするのニャ。」



「ひとりでもさみしくないのニャ。だいじょうぶなのニャ。いっぴきおおかみなのでへいきなのニャ。・・・・・。」



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「てくてくてく」



「ふうぅ。よっこらしょ。」



「いまうみからあがってきたところなのニャ。」



「うみはよいのニャ。エモノがたくさんなのニャ。」



「サカナをおいかけていると、じかんがたつのをわすれてしまうのニャ。たまらなくたのしいのニャ。」



「・・・なーんてな、うそなのニャ。」



「ねこがおよげるわけないのニャ。くやしいけど、うみのなかのサカナにはてをだせないのニャ。」



「と、いうわけで。どっこいしょ。」



「サカナ、とってきてほしいのニャ。オマエうみにはいってとってこいニャ。」



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「むーん」



「むーん」



「ぽりぽりぽりぽりぽり」



「どっかり」



「あにゃぁ~」



「すぴー」



「・・・・・・・・・・・・。」



「きょうもへいわニャ。」
「へいわニャ。」




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「あったかぬくぬくー」



「へいわでぽかぽかでキモチイイのニャ。ついうとうとしてしまうのニャ。」



「・・・・・・・・。」



「そろ~・・・・・。」



「うざいのニャ。さわんなニャ。」
「・・・・・・・・・・。」




「ねぇ~、ねぇ~。」
「あんぎゃー!」




「あんだテメーこのやろーニャ!あっちいってろってのがわからんのかニャこのとうへんぼく!!」
「ひ、ひどいのニャ!そこまでいわなくても…」




「まったく、おちついてひなたぼっこもできやしないのニャ。へいおんをジャマするんじゃねえのニャ。」
「・・・・・・・・・・・・・。」




「おみぐるしいところをおみせしてしまったのニャ。オマエもどうぞ、ごゆるりとおくつろぎくださいませなのニャ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」




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まったりー。



「・・・・・。」



「ニャ。」



「・・・・・・・・。」



「ニャ。」



「・・・ストーカーにこまっておりますのニャ。」
「ストーカーいうなニャ。」





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あぜ道を往くニャーについていくと



なんか見えてきた



あぜ道を抜けるとそこは、ニャーのたまり場だった。



「なんかへんなのがついてきたのニャ。」
「す…すまんニャ…ゆだんしたニャ…。」





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「なんかへんなやつがきたのニャ。」



「ここであわてたらダメなのニャ。まずはこうやってきにしないフリをして…」



「もそもそうごいて、ゆだんしたところを…」



「きりかえしダッシュ!」



「ヒトなんてちょろいのニャ。」




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てくてく。



てくてく。



てくてく。



てくてく。



ヒトデと一緒に干されてる。



ニャーが愛されている地。やっぱり野良猫も人に依存しているんだと再認識した。



そりゃあ島内にも猫よけが吊してあったり、水の入ったペットボトルが並べられてる場所もあるけど。



猫を支える人。見守る人。避ける人。色々いるんだけど、誰も悪意をもって猫に接触しようとはしない。この世の人間が、みんなそうであればいいのに。



島を発つまであと数時間というとき。今まで警戒して触れさせてくれなかったヒトリの黒(サビ)ニャーが近寄ってきて、めいっぱい撫でさせてくれた。この島の守り神である、黒い大猫の子孫か。なんだか猫神様に許されたような気持ちになって、泣けた。同時にもうすぐ出発しなければいけないという現実に寂しさをおぼえ、また泣けた。



最後に、滞在中みつけた猫スポットをまわり、出会ったニャーひとりひとりに「ありがとう、次に訪れるときまで元気でな」とお礼をしてこの楽園を後にしました。また来るよ。



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という訳で、田代島特集はここで一旦おわります。
残りの写真はまた小出しにします。
何せ1500枚以上あるから、消化しようがない(笑)。

猫の島と言っても飼い猫はひとりもおらず、住民方々が過剰に可愛がるでもない普通の島。そんなに大量に猫が居る訳でもない。
しかし猫との共存生活が当たり前という日常は、間違いなく猫にとっての楽園なんでしょう。
唯一の不安点は、島の高齢化、過疎化が著しいこと…。

自分勝手な願いですが。
この楽園が、永遠に続きますように…。





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ニャーにさそわれるままついていったら



袋小路。まんまとだまされた。この後ニャーは草むらに消えた



超ころがってる



うっとり



そのまま寝



かいだん



さかみち



たぶんきょうだい



ニャーは一本橋がとくい



青い空の下、陽ざしがあったかい




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田代島では、黒、黒サビ、黒白、白黒ニャーが多く見られます。



外来ニャーが入って来ず、みんなこの島で代々生きてきたニャーなんだということがわかります。



あと、こんな言い伝えもあります。



島の守り神は、今でも生きている大きな黒猫なんだと。



「メシみつけたのニャ。」



猫と人が身近な地、田代島。



世界中が、こんな意識のもとに在ったらいいのに。



「なんかあやしげなヤツがきたのニャ。」「きたのニャ。」



「メシニャ。」「メシニャ。」「メシニャ。」「メシニャ。」
わらわら…。




今日もまた、普遍の平和なんでしょう。




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田代島では猫が守り神として大切にされていますが、その象徴として猫神社の存在があります。



昔漁業に使う器具を造っている最中、不慮の事故により一匹の猫を死亡させてしまった事に心を痛め、神社をつくって祀ったことがそのはじまり。



屋根の両端にニャー。中には招き猫がいっぱい。



そんな猫たちへの心付けが、この豪華なエサ。



水揚げされたばかりの新鮮な魚が毎日提供される。カラスも黙っちゃいない。



猫たちも気にしない。なんたる平和。



そんな環境だから、みんな安心して集会できる。



わらわら。




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宮城県石巻から船で小一時間程度の場所にある田代島。
漁業で生業としてきたこの島では、猫が大漁の守り神として大切にされており、犬は入島禁止という徹底ぶり。




まさに猫にとっての楽園、猫島と呼ぶに相応しい地であると同時に、人間にとっても猫ロハス生活に浸れる癒しスポットとなりうる場所なのです。



船を降り、ほどなくして第一島ニャー発見。



「なんニャおまえ。」



漁港では、日中でもパトロールに勤しむ猫の姿がよく見られます。



島内では猫が我が物顔で過ごしています。警戒心はそれなりにあるけど、道の真ん中で寝てたり。



気ままにひなたぼっこ。



すぐ側を車が通っても動じない。



自分らが大切にされてるって事を知ってるんでしょう。人とは適度に距離をとりつつ、ごろごろゆっくり。



ゆっくり。のんびり。




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