
「・・・なんかスキマのむこうからしせんをかんじるのニャ・・・・・。」

「・・やっぱりニャ!なんニャおまえ!のぞきみとはシュミがわるいのニャ!」

「ちかくでみると、オマエものほしそうなカオしているのニャ。」

「よし、メシののこりものをさがすたびにつれていってやるのニャ。みつけたらやまわけにしてやるのニャ。」

「カラスがいるけど、むししてつうかするのニャ。」

「くんかくんか・・・なにやらオタカラのニオイ・・・よいしょっと。」

「んんんーーーーーー・・・・・」

「・・・だめニャ。なにものこっていないのニャ。ちくしょう、きっとあのカラスのしわざニャ。」

「しかたがないので、ここでいっしょにぼーーーっとしてたのしむのニャ。くうふくもまぎれるのニャ。」

「ぼーーー。」

「ぼーーーーーーーー。」

「・・・・・いつまでもぼーっとしているわけにもいかないので、ふたたびさがしにでるのニャ。たびははてしなくつづくのニャ。」
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