Shevaのブログ
サッカー、テニス、バレエ、オペラ、クラシック音楽 そのほか
 



Robert Gambill Tokyo Sep. 2005


World Famous Tenor Robert Gambill Tannhauser opening day in Tokyo

初日終演後、雨の中、整然とサイン会を期待して待つ人たちの列が。

しばらくするとダ~ッと何人かが出てきて、脱兎のごとく走り去っていった。
ギャンビルさんだ。でかいのですぐわかっちゃう。
次の予定が入ってたみたいで、つかまってはならじと駅へ。
しかし! ギャンビルさん、切符買ってるんです~(笑)

案の定そこでつかまってしまいました。
ギャンビルさんは一人一人に笑顔で対応。群がるファンに一人一人、
"OK,thank you!"
と声をかけて笑顔でサイン。なんていい人なんだ。

マイヤーさんもいっしょだったが、マイヤーさんはサインをしばらく対応して先に行った。何事か声をかけるギャンビルさん。

しばらくして、
"The last one!"(これで最後にしてね!)と英語で言って、サインする。
しかしそれで終わらないので、
"I'm sorry, I have to go."とサインしながら丁寧に言い訳する。
日本のファンには英語でしゃべる。

ファン達は、じゃあ写真~
"Ein foto,OK!"(じゃあ写真一枚だけ!)
ドイツ語。

ドイツ人らしき金髪美人のマネージャーらしき女性がギャンビルについていて、シャッターを頼まれる。
"Blitz,blitz"(フラッシュたいて!)
ドイツ人の彼女にはドイツ語でしゃべっていた。

そしてすべてを済ませて、笑顔で大急ぎで去っていったギャンビルさんでありました。



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )





ついにタンホイザー全3公演終わってしまいましたね~
オペラは高いし、売り切れてるし、そう簡単にリピーターするわけにいかにゃい。なのですごくロス~(淋しい)
きのうは小泉さんが来たようですがその3日目はどうだったんでしょう? ギャンビルさんの声量は回復してたのでしょうか?

あ~ギャンビルさん、ロス~
というわけで、また見てみました。彼のジークムント~
やっぱいい~
そんでもって声がやはり彼は低い~

あるシーンなんかかなり低すぎのとこがある。声が出ているシーンもあるのだけど。彼は落差が激しいタイプなのでしょうかね?
このシーンは絶対別撮りの日ですね。
撮影自体は2002年から03年

それで今よりやっぱやせてる~
現在はこの頃に比べるとけっこう貫禄がついています。

ジークムントが最初にジークリンデを見たときの表情はすごく淋しくて、一人ぼっちで敵に追われてきた人の脅えたような悲しげな目つき。
そしてだんだん彼女を愛するようになって、フンディングを内心の怒りを押し隠して見る目つき、
そして逃避行の中で錯乱していくジークリンデを限りなく痛ましく優しく見つめる彼の目つき。
あぁ~やっぱこれがジークムントのデフォルトになっちゃいました。
来年のドミンゴも行きますけど…

タンホイザーとしての彼はほんと別人みたいでしたな~
でも時々めっちゃかっこよかった~
Sardanplusさまも書いていたように、『陽』のギャンビルと『陰』のキーンリーサイドがすごく対照的で良かった。

よく考えてみると、このジークムントとタンホイザーは正反対のキャラなのよね。ジークムントは愛する女に一途で命をかけて守る。
一方タンホイザーは肉欲に溺れ、純愛を見失う。しかもそれを性懲りもなく何回も繰り返すわけです。
実際のギャンビルさんがどちらに近いかはわかりませんけど…
どっちもよかったな~
つーか真実を言うとルネ・コロの聴きすぎだったかな。




コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )