サン=サーンス:交響詩『ファエトン』作品39 (スコア付き)
カミーユ・サン=サーンス: 交響詩『ファエトン』作品39 (スコア付き) 作曲年代:1873年 指揮:シャルル・デュトワ 管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
《交響詩『ファエトン』作品39》は、カミーユ・サン=サーンスが1873年に作曲した2作目の交響詩である。ギリシア神話に登場する、ヘーリオスとクリュメネーの息子ファエトン(パエトーン)の物語を題材とする。初演は1873年12月7日、国民音楽協会における演奏会でエドゥアール・コロンヌ指揮によって行われた。前作《交響詩『オンファールの糸車』作品31》に比べれば演奏される機会は決して多いとは言えない。3人のティンパニ奏者を要する重厚なオーケストレーションが施されている。