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江南ウィンドアンサンブル 第34回定期演奏会

2018-04-22 15:09:36 | 音楽雑感&関連サイト
今日(4月22日)、江南市民文化会館大ホールで開かれた江南ウィンドアンサンブル 第34回定期演奏会へ行ってきました。



指揮はいつもの三日月 孝先生。

大森先生や近藤さんなどの常連の他、今回は稲葉さんを聴く楽しみも増えました。
時間の都合で1部のみでしたが、十分堪能できました。

江南市文大ホールでは、最近では審査委員席(中央のやや後ろ)でしか聴いたことがなく、今日座った席(前の上手の方)の響きはいつもと違った感じがしました。
本当はいつもの場所で聴きたかった・・・・かな?
今日の席は中低音が飛び込んでくるような響きでした。

SEDONA

ライニキーの作品で、コンクールでも一時期よく登場しました。

私がこの曲を振ったときも三日月先生と同じような解釈でした。
中間部の中低音を響かせたのですが、今日は座席の位置も影響したのかな?

空気が冷えている内は溶け切れていないと感じたところもありましたが、すぐに解決。
シンフォニックな大人の演奏でした。
弦バスもよく響いていました。ホールならではです。

それにしても、セドナはアリゾナ州の日本とは似ても似つかない景色なのに、なぜかこの曲は日本人の琴線に触れます。
なぜ?

陽はまた昇る

東日本大震災の復興支援のために書かれた曲というだけでも涙が出てきてしまいます。
もともとは教会での演奏用なので、フレーズの長い、荘厳な曲です。

今日の演奏は、曲想に合わせて、高音が出すぎずに、二枚リードがよく聞こえた、これまたシンフォニックな演奏でした。

かつてサンサーンスの3番を演奏したとき、パイプオルガンの音を再現するポイントは、最後はオーボエとファゴットでした。
不思議です。
淀工も二枚リードと低音リード、コントラバスでシンフォニックな響きをつくっています。

豊かな響きには必須の楽器ですね。

この曲もよい演奏でした。



With Heart and Voice

デイヴィット・ギリングハムの曲です。
この人も教会音楽系の人で、基本的に息の長いフレーズを展開させていきます。

かつて、コンクール全国大会で樽町中などが金賞を受賞し、一気に人気が出ました。難曲だからこそですね。

今日は大人の演奏。
難曲が難曲に聞こえませんでした。
トラさんが多いのにこれだけまとまっているとは、感動ものです。
三日月先生のリハーサルテクニックはすごい!



千と千尋の神隠し "Spirited Away"

これも名曲&名アレンジ。演奏会の曲にぴったりです。

高音のピッチ安定していますね。
Fl、Pic いいですね。
Obがとても上手!

Perのアンサンブルもいいし、声もよく出ていました。

この曲も中低音がとてもいい!



今日は4曲ともとてもよい演奏でした。
なんて言うと「上から目線」といわれてしまいそうですが、そうではなく、素直な感想です。

ありがとうございました。
幸せな時間を過ごすことができました。

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