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哲学入門80 本居宣長 もののあわれ

2019-04-12 05:19:32 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第80回、本居宣長 もののあわれです。


 ここから https://www.youtube.com/watch?v=LIyIbFrGfIc 

デジタル大辞泉の解説を見てみましょう。

本居宣長

[1730~1801]江戸中期の国学者。国学の四大人の一人。伊勢の人。号、舜庵(春庵)・鈴屋(すずのや)。

京都に出て医学を修める一方、源氏物語などを研究。のち賀茂真淵に入門、古道研究を志し、「古事記伝」の著述に30余年専心。

また、「てにをは」や用言の活用などの語学説、「もののあはれ」を中心とする文学論、上代の生活・精神を理想とする古道説など、多方面にわたって研究・著述に努めた。

著「うひ山ぶみ」「石上私淑言(いそのかみささめごと)」「詞の玉緒」「源氏物語玉の小櫛(おぐし)」「古今集遠鏡」「玉勝間」「鈴屋集」など。


江戸時代が落ち着き、(幕府公認の)朱子学がさかんになる一方で、(民間で)日本の古典を学ぼうとする人があらわれました。

僧の契沖は


ここから国学の四大人の登場で、





そして本居宣長です。


宣長は、契沖や真淵の後継者として、国学を大成します。

宣長は、






「あ、はれ」は簡単の言葉なのです。
感情を重んじました。



ただ、行き過ぎたところも・・・・。





本居宣長没後の門人を自称した平田篤胤によって、復古神道を鼓吹し、幕末の尊王攘夷運動に影響を与えました。

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