12球団が喫煙調査へ

ダルビッシュくんの喫煙問題がここまで発展した。
12球団の喫煙実態調査を実施へ
日本ハムのダルビッシュ有投手（１８）の喫煙問題などがきっかけで、１２球団を対象に所属選手の喫煙状況や未成年選手への指導など、たばこに関する実態調査が実施されることになった。

　日本禁煙学会と日本禁煙推進医師歯科医師連盟が２６日、東京で開催中の同学会で決めた。同学会は「選手の喫煙はファンの子供にも悪い影響を与える」として、近く各球団にアンケート用紙を送り、結果は公表する。

　質問項目は（１）各選手の喫煙状況（２）合宿所などでの禁煙実施状況（３）関連施設でのたばこ販売や、選手・職員への禁煙指導の有無（４）喫煙の是非について球団幹部の考え（５）今後の喫煙対策の有無などを予定している。

　同学会は「特に若い選手の喫煙は、選手生命を奪いかねない。中毒状態になっている恐れもあり、専門の治療が必要」と訴え、各球団に調査への協力を求める考え。

［2005/2/26/21:26］　

吸わない人の前ですうとか歩きタバコによるやけど以外なら、個人の喫煙は自由だとは思うが、でも、スポーツ医学的に考えればタバコは明らかに害であるのは確かだ。

昔の話になるが、私の大好きなプロ野球選手に内山智之という投手がいた。
彼が西武からダイエー（現在のソフトバンク）へ移籍して、わりと活躍していたときがあるが、彼が大のタバコ嫌いだった。
西武時代は喫煙する人もしない人もいっしょのバスで移動していてたそうだが、ダイエーは吸う人と吸わない人は別のバスになので、うれしいと言っていた。
当時は今ほど喫煙についていわれていない時代なので、彼のように「鉄壁のタバコ嫌い」は「変な奴」扱いという、今では考えられない扱いを受けていた。
内山投手はプロ野球選手になるのが早すぎたのかもしれない。
今からでも遅くない。内山投手を馬鹿にした人は謝るべきではないかと思う。
内山投手はメジャー志向の強い選手だった。
同じく、メジャー志向の強い巨人の桑田選手のケースを例に挙げ、
「桑田さんはお医者さんに「肺が汚いですね。タバコをやめたら」といわれたそうですが、桑田投手はいっさい、タバコは吸わない方なので、おかしいなあ、と思っていたそうですが、そういえば、バスなどで移動するとき、他の選手がタバコを吸っていて、いわゆる「受動喫煙（相手が吸ったタバコの煙を吸ってしまうこと）」になったわけです。
これって、おかしくありません?」
と、訴えていました。
当時はマスコミも含め、無視されたわけですが、内山投手の発言にもっと、耳を傾けるべきではなかったか、と思うわけです。

ダルビッシュくんの未成年の喫煙がきっかけで調査を始めるという、「きっかけ」ではありますが、私も今はとあるチームのベテランである選手が若い頃の未成年のとき、ファンの人が喫煙を目撃したという話を聞いたことがあるので、昔から吸っている人は吸っているのではないかと思います。
いい機会だと思いますよ。
タバコは心肺機能の低下を招きますからね。
日本のプロ野球界がこれで禁煙傾向に向えばいいのではないかと思いますよ。