振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

77年の歴史に幕 さよなら藤井寺球場

2005-01-31 18:51:14 | プロ野球全般
スポーツナビで記事を見つけました。
77年の歴史静かに幕 元近鉄本拠地の藤井寺球場

とりたてて、印象的な試合があったわけではない球場、といわれていた藤井寺。
川崎球場なら10.19とか、うどん屋さんがおいしかったとかいろいろあるが、藤井寺は…。

鈴木啓示が何か残したらしいが…。

本拠地が大阪ドームへ移転してからは二軍専用になった。

二軍専用になってからは2004年のウエスタンリーグの最終戦が印象に残ります。
スカイAで中継があって、録画しました。(ちょっと、チャンネルミスはしたが…)
さみしいですね。

近鉄は意外性や印象に残る負け試合など、多くのすごい試合を見せてくれたチームだった。
おもろいチームだったので、消滅することになったのは残念。
他にこんなチームはないだろう。
「代打さよなら満塁逆転優勝ホームラン」
日本一になることもなく、歴史に幕を閉じてしまいました。
どうも今までありがとうございました。

ラサール石井失言? 親に似ただけ?

2005-01-31 10:33:32 | 雑談
歌舞伎界のプリンスが警官殴って捕まったとか。

父襲名前に…七之助 警官殴り逮捕

たちの悪い酔っ払いですね。

このことに関して、朝の番組を何気に見ていると、ラサール石井さんがこんなことを行っていた。
「お父さんの勘九郎さんが酔っ払ってけんかしてるとお兄さんの勘太郎さんが止めに入る。」
んんっ!?、酒癖悪いのは親譲り?。

で、お父さんは会見で、こんなことを言っていたとか。
「あんなバカとは…」勘九郎が謝罪
会見の中で勘九郎さんが、
「甘やかして育てたつもりはなかったが、あんなバカとは思わなかった」
といっていたが、歌舞伎界は厳しいというイメージがあるので、甘やかしているイメージはありません。
むしろ、厳しいからこその反動という感じもしなくもないですね。

ラサールさん、発言には気をつけたほうがいいですよ。
味方について発言したつもりなのでしょうが、これでは私のようなひねくれ者に、いいヒントを与えてしまったようなものです。
あぁ、酒癖悪いやつ、大っ嫌い!。
ラサールさんは紳助の件でも失言していたよね。
意外と一般視聴者って厳しいんですよ。
芸能界の常識と一般の常識ってそんなにずれているものなのでしょうか?。
まあ、紳助みたいに女を殴ったわけじゃないし(って、相手が男でも女でも警官でも殴っちゃだめである)
柏原崇は相手の迷惑駐車なので、少し、同情してしまったが…。(だが、どんなケースでも殴ってはいけない。相手に多少の非があっても、殴ったら、殴ったほうが損をするぞ)

芸能界の甘い判決で戻ってこれると思うけど、これで酒におぼれるタイプだとわかったわけだから、これからは酒を控えて、芸にいそしんで立派な役者になってほしいものだ。

大南失速のわけ ペースメーカーが機能しなかった

2005-01-30 17:56:33 | スポーツ
大阪国際女子マラソンが数時間前の終わったが、私はところどころくらいしか見ていないのだが、2位に距離を置いての首位だった大南選手が1時間後見たら2位、ずっと見ていたら6位でゴールした。

その後の話で興味深かったのが、ペースメーカーの話だ。
ここ最近から日本陸上界もペースメーカーの選手を入れているという話を聞いていたが、今回もペースメーカーの選手を入れていたらしい。
そのペースメーカーの選手が予想以上にペースが上がらず、このままのペースだと、世界陸上の出場権の時間より遅れるペースになったようで、大南選手がペース作りに近い形で独走したらしいのだ。

長距離の陸上の場合は42.195キロを走りきるペース配分と駆け引きが主のスポーツだと思う。
でも、近年、特に、女子のタイムが速くなっているのも事実だ。
それにトレーニング法もある程度確立されたものが出てきて、かなり速くてもペースが作れるようになってきた。
世界競走でもあるので、当然、世界的にも速くなるのは仕方のないことだ。

しかし、ペースメーカーが機能しないのはつらい。
レースをする上で目標を達成しにくくなるし、陸上連盟としては計画が崩れる場合もある。
(まあ、「君はペースメーカーだよ。」といわれるランナーもきついよね。自分がランナーなら、さみしい気持ちになるよね。どんな基準で選ばれているのかは知らないんだけど…)

長距離は難しいね。
高橋尚子選手でも大失速してアテネを逃したもんねぇ(それと陸上連盟のあいまいな基準に振り回されたのもある)。

井川謝罪(監督にはしていない)

2005-01-29 20:41:12 | プロ野球全般
題名のネタ元はこちら
一部 ◆岡田監督にはなし
井川が今岡、赤星に“おわび”の電話を入れたが、現場を預かる岡田監督にはなかった。「オレにはないわ」と、首を横に振るしかなかった。牧田球団社長らフロント幹部にもなく、謝罪の電話はチームメートだけに限られているようだ。

意見がはっきりしてるねぇ(笑)。

どうやら、選手会長である、今岡と赤星に謝罪したらしい。
井川 ナインに謝罪電話していた
そりゃあ、謝罪しないと。
特に赤星は、かばったばっかりに取材陣に囲まれたわけだし…。

それと、こんな記事を。
関東育ちトラのエース井川がメジャー熱望のワケ…
ZAKZAKだから、べつに気にしなくてもいいが。
こちらの理由より、井川って、サッカー好きだから、野球に対する愛情って少ないのかもしれないとは思ったことはあるね。

代理人のやる気と井川の選手会長と副会長に対する謝罪。
なんだろうね。
代理人がやる気を出すたび、選手のイメージが悪くなるというか。
中村ノリに同じ。
代理人も育成しないとね。

それと上原でこんな記事。
上原 井川と「同じじゃない」
別に上原はそんなことはどうでもいいのではないだろうか。
聞かれた質問がどうしょうもなかったのでは。
そんなことはどうでもいいけど。

人気チームの選手はつらいね。


すみません。
まったく、関係ないのですが、近頃、私のランキングが下がってきているようです。
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また、フィギュアの話

2005-01-29 20:14:31 | スポーツ
昨日のは硬く書きましたが、今回はやわらかく書きたいと思っています。

いやしかし、安藤美姫ちゃんはいろんなところに出ていますねぇ。
私は地元の選手なので、思いっきり身びいきで見ていますが、画面に出るたび、気になるので見ますねぇ。
彼女も世界を目指す選手なので、地元云々より、世界という大きな目標のある選手として、見ていかないといけないですね。

しかし、日本女子の注目選手を全部チェックするのは難しいですねぇ。
いっぱい、いすぎです。贅沢な悩みですが…。

昔は伊藤みどりさんだけでよかったのに、今は要チェック選手が多いこと、多いこと。
今は北村明子さん(この人は京都の選手です)が見たいですね。

美姫ちゃんの話でもうひとつ。
numberの表紙に出ていますねぇ。
私はまだ、書店でお目にかかっていないのですが、他の人の話によると狙いがはっきりしているとか。
女の私にはどうでもいい話ですが、やはり、狙いがはっきりしていますね。
買おうか、どうか悩んでいますが、まずは立ち読みからですね。

しかし、名古屋は本当に多いですね。
地元に伊藤みどりさんがいて、(小さいから覚えていないのですが、私は一時期、名古屋の同じ区内に住んでいたみたいです)周りでやっている人がいて、みんなジャンプしていて(笑)、で、まねてみて、っていう感じで増えていったのかしら。
私もすべるのは好きで、以前はよく、アイススケート場に行っていました。
近頃は一時期、体調を崩したのもあって(今は回復しました)、すべる気持ちはうせていますが、でも、見るには相変わらず楽しい。
名古屋も決して、スケートリンクが多いわけではないようですよ。
閉鎖したのもあったといいますから。

全国規模でフィギュアをやるというのは難しいのかなあ…。

フィギュアスケートの話

2005-01-28 21:13:29 | スポーツ
アテネオリンピックが近づいてきましたね。
私の好きな競技のうちのひとつ、フィギュアスケートの注目度があがってきています。
安藤美姫さんを中心にマスコミが取り上げてるようですね。
安藤美姫さんはビジュアル面とかで取り上げがちですが、それ以上に実力もあり、将来性もあるのでいい選手だと思います。
どんな形でも注目してくれるマスコミや人が増えるのはいいことです。

私は伊藤みどりさんが小学生ころから、朝、ズームインでの特集で見ていました。
私は小学生ですごいなあ、と思いながら見ていました。
私は名古屋出身なので、地元の身びいきも含めてみていましたが、彼女は私の期待をはるかに超えるほどでした。
銀メダリストになりましたね。
当時、3回転ジャンプできるのは彼女くらいでした。

それから、若手が育たなくなって、私も八木沼さんくらいしか名前を聞かなかったですね。
八木沼さんも競争相手が国内にいなくて、張り合いがなかったのではないかなあ、と思いました。
あと、佐藤有香さんもこのころの選手ですよね。

その後、日本のフィギュア界も新人を発掘するため合宿をしたそうで、これがよかったのか、荒川静香さんが見つかりました。

その後、村主章枝さんや恩田美栄さん、その下の世代だと、安藤美姫さんや太田由希奈さん、浅田舞さん、その下の世代だと浅田舞さんの妹さんの浅田真央さんなど、日本のフィギュア界はものすごい人材が豊富な状態になりました。

日本の人材輩出の全体的な流れだと、東京、仙台、名古屋という順だそうです。(このことは松岡修造さんが出したフィギュアスケートの本、「STAY GOLD」の中に書かれていました)

荒川静香さんは確か東京出身だったと思うのですが、高校は男女ともフィギュアの選手を出している(男子だと本田武史選手)、東北高校の出身で高校の場所は仙台ですね。
ただ、荒川静香さんの練習で使っていたリンクは経営難でこの記事のあと、残念ながら閉鎖してしまいました。
慣れたリンクを失ったことはたいへんショックだったそうです。

それと、名古屋。
ここだと、古くは伊藤みどりさん、今は、恩田美栄さん、中野友加里さん、安藤美姫さん、鈴木明子さん、浅田舞さん、浅田真央さんなど、たくさん出ています。
名古屋勢はジャンプを得意としている選手が多いですね。

あと、京都勢も太田由希奈さんと澤田亜紀さん、北村明子さんがいますね。
太田由希奈さんはジャンプより、演技の美しさで魅せる選手です。

名古屋勢と京都勢は今からの選手が多く、注目ですね。

男子は本田武史さんや田村岳斗さんなどが注目ですね。
特に本田武史さんは一時期、惜しいところまでいった選手なので、期待しています。
女子に注目が行きがちですが、男子も他に織田信成さん(織田信長の末裔だったけ)や岸本一美さんなど、まだまだ、注目選手がいます。

ただ、ひとつ気になるのが、採点方式の問題。
以前、採点方式が2つの割れて、オリンピックの競技からフィギュアが外れるという危機があったが、何か知らぬ間に「競技のひとつひとつの技を採点する方式」に変わったとか。
ジャンプが得意な選手、たとえば、女子でいうと恩田美栄さんや安藤美姫さんなどはこの方式だとつらいそうです。
前は全体を見ての評価だったのですが、この、技を見る採点だと、無難な技しか選べない状態になるとか。
だが、この採点方式だと、村主章枝さんや荒川静香さんなどの演技や総合力に優れた選手にとっては都合がいい方式なんだそうです。
ただ、大技を披露する選手が減り、小さくまとまりはしないかという意見もあります。

とにかく、フィギュアに注目が集まることはうれしいですね。
これを気に人気が定着すればうれしいのですが…。

参考資料:日本スケート連盟ホームページ強化選手一覧

アルゼンチンに勝った!!

2005-01-27 13:31:20 | ハンドボール
ハンドボールの世界選手権で日本代表がアルゼンチンに勝ちました。
日本、4大会ぶりの白星 世界ハンドボール第4日
日本、4大会ぶりの白星 世界ハンドボール第4日
ハンドボールの男子世界選手権第4日は26日、チュニジアのスファクスなどで1次リーグを行い、日本はアルゼンチンに27-25で勝った。日本が同選手権で白星を挙げたのは、1997年に開催された熊本大会以来、4大会ぶり。
 前半を11-13で終えた日本は攻守に粘り逆転。C組で1勝2敗とした。
 同組ではクロアチアが38-18でオーストラリアを、スペインが33-26でスウェーデンをそれぞれ下して3連勝。(共同) 


日本のハンドボールはアジアで4番目です。
それくらいの強さでそのうえ、強豪国やアテネオリンピックの優勝国であるクロアチアがいるグループに入っているので、あまり、期待していなかったのだが、アルゼンチンに勝った!。
ちょっと、安心した。

まあ、あまり、勝つことは無いと思うが、1勝でも多くしてほしいですね。

井川一転、今期からメジャーへ 強行するとか言っている

2005-01-27 13:21:01 | プロ野球全般
まずは赤星が気の毒だ。
井川問題に赤星も言葉失う
井川問題に赤星も言葉失う
阪神・赤星も井川の交渉結果を聞いて言葉を失った。報道陣の取材に「その件についてはノーコメントにしてください」と答えるのみ。選手会副会長として前日25日、井川のバックアップを宣言したばかり。この日合同自主トレのため沖縄入りし、空港で身動きとれなくなるほどファンに囲まれる場面もあった。

赤星選手本人はメジャー思考が無く、そのうえ、井川よりメジャー行きへの評価が高かったりする(メジャー側のリップサービスかもしれないが…)という皮肉な立場の人ではあるが、しかも、井川をかばっているのに仕打ちに近い行動に井川が出るなんて…。
という、感情的な話は置いておいて。

何で、こうなるのかなあ。
井川強硬!あくまで今季メジャー
代理人?。
誰かうしろで糸を引いているやつでもいるのかね。
まあ、行きたいのは自由だと思うけど、ファンの多い、球団金ある、OBうるさいである両巨頭のうちの1球団である阪神にいるのだから、ことはこじれる、こじれる。
めんどくさいから代理人をやめさせて自分でやるという井口みたいになったりして。

井川のことはどうでもいい。
同郷で同じ年でもあるので、思い入れの深い赤星にはがんばってほしいものだ。

ついでだけど、デニー友利 レッドソックス入りへだそうです。
メジャーって、中継ぎがほしいんでしょう?。
ある意味、本命がメジャー入りだね。

気になったニュースを2つほど

2005-01-27 12:58:58 | ニュース
めずらしくニュースに関して感じたことを書きます。
ここはスポーツのブログなので、あまり、ニュースのことは書くつもりはないのですが、少し、気になったことがあったので書きたいと思います。

まずは外国籍の人の管理職受験の是非の問題。
都の保健師で在日韓国人2世の女性、鄭香均(チョン・ヒャンギュン)さんの訴えが退けられ、東京都が逆転勝訴したという話。
このことについては私は妥当な判断だったと思う。
私は普段は産経新聞はあまり、好きではありませんが、このことについては産経の「主張(社説)」に書いていた、この言葉に同意見です。

「公務員は当然、国家に対する忠実義務を負っている。外国人が公権力を行使できる地位に就き、母国への忠誠を誓っていた場合、国益に反する重大な事態も起こり得る。」

このことで訴えていた鄭さんが国益を損ねる人だとは思っていない。誤解のないように。
ただ、この件を利用して悪いことを考えているやつが入り込む可能性だってある。
どうしても管理職に就きたければ日本国籍をえればいいと思う。
私がもし、この人の立場であれば、管理職をあきらめるか、日本国籍を得ることを考えるだろう。
また、逆も考えられないか。
もし、祖国が韓国でその祖国に住んでいたとして、日本人が韓国でこの行動をとったら、いやな気持ちになるでしょう。
特に歴史から考えて、私たちが抱く嫌悪感よりもはるかに大きな嫌悪感が沸くはずである。
この行動で他のもっと恵まれない状態の在日の人が差別される材料を増やしているだけだ。
日本人だって、アメリカのシアトルに行けばパールハーバーのことを出されて差別されている。
アメリカンは日本に勝った国であるのに。日本人を監禁していたこともあったのに。
どこ行ったって、何人だって、差別は残念ながら、どの国でもどこに行ってもある。
本当はするべきでないのに、人間は下を作ることによって、強く見せたいという願望がある。
私がもし、在日であれば、何も言えず、静かに暮らしているタイプになるだろう。
だいたいの在日の人はそうではないかと思う。
鄭さんには自分のとっている行動がどんなことか考えてほしい。

ただ、日本は外国人に厳しい国あることも確かである。
母国に帰れば生活や命の保証が無いことが明確にわかっている人なのに、母国に帰そうとしている。
これで「北朝鮮に拉致された日本人を帰してくれ」のみ訴えても説得力が無い。(被害者家族が訴えるのは別。もちろん、返すべきだと思う)
日本はアメリカとかイギリスとかを出して、「先進国」(といわれている国を)を目指しているのであれば、人に危害を加えない、明らかな弱者は救うべきだと思うよ。

それと桶川ストーカー殺人事件。
警察の捜査怠慢を問うた裁判で、やはり、「警察は予期できなかった」として、警察に責任を問わないという判決を下した。
「あきれて言葉も出ません」 桶川事件判決で両親が会見
「あきれて言葉も出ません」 桶川事件判決で両親が会見
「あきれて、言葉も出ません。怒りではちきれそう」。猪野詩織さんの両親は判決直後、記者会見で話した。母親の京子さん(54)は「あれだけ苦しい思いをして警察に駆け込んだのに何もしなかったことを堂々と認める判決。私たちは、どこへ行ったらいいんですか」。

 判決言い渡しは裁判長が双方の控訴棄却を告げ、15秒で終わった。

 「これでおしまいなのかとぼうぜんとし、愕然(がくぜん)とした。詩織の無念がまったく消えない。こういう司法でいいのか。非常に残念だし、怒りが爆発するような気持ちでいます」と父親の憲一さん(54)。しかし、記者会見の後、京子さんは「でも私たちがへこたれたらまた泣く人が出る。がんばらなくては」と語った。

 一審判決の後の2年で、支援が広がった。2万人以上の署名が集まり、積極的に講演を続けた両親にとって、手応えを実感できた歳月だった。

 一審判決が広く知られたことで、風向きが変わった。「市民一人ひとりにかかわる問題だ」と田島泰彦・上智大学教授らが「支援する会」を結成。一審から裁判を傍聴してきた「あすの会(全国犯罪被害者の会)」に加え、講演を聞いた大学生ら、毎回50人ほどが傍聴するようになった。

 一方、判決を受けて埼玉県警は26日、宮城直樹・警務部長が約30分間、県警本部内で記者団を相手に「懇談」を開いた。

 宮城部長は「亡くなられた猪野詩織さん、並びにご家族の皆様に対し衷心よりお悔やみ申し上げます。高裁判決を厳粛に受け止めておりますが、判決文を十分に精査し関係機関と協議の上、今後の対応を決めます」との談話を読み上げた。

 一審と同様に名誉棄損事件について捜査の怠慢を認めたことについては「怠慢とされた具体的な行為が何を指すのか、精査して判断しないとコメントしづらい」と述べるにとどまった。上告については「遺族側がどう考えるかにもより、現時点で何ともいえない」と明言を避けた。 (01/26 20:47) 


まずはご両親の心境を察するとお気の毒で仕方が無い。
これは明らかな警察の捜査と保護の怠慢である。
国は警察ではなく、国民を守るべきである。
これでは安心して日本に暮らせないよ。
加害者ばっかり守って、被害者も守ってほしいよね。

日本の国民も守れないのに他の国が救えるのかね。疑問だ。

池永氏球界復帰に賛成 つまりはスケープゴードにされていた

2005-01-26 11:06:38 | プロ野球全般
遅いとは思うがやっと、池永氏が球界復帰できそうだという話が書かれていた。

まずは毎日新聞の記事から。
池永正明氏:復権は歓迎 突然の方針変更に明確な説明なし
池永正明氏:復権は歓迎 突然の方針変更に明確な説明なし
池永正明さんの永久失格処分解除へ道が開かれることは歓迎したい。ただ復権の要望を長い間、門前払いしていた球界が、なぜ突然方針変更したのか、明確な説明がないのが不可解だ。

 黒い霧事件が起きた当時の宮沢コミッショナーは「疑わしき者も罰する」という方針で処分を決めた。八百長(敗退行為)の実行犯だった選手ばかりか、「金を預かっただけ」という池永さんまで、永久失格という最も重い処分を受けたのは、この方針からだ。池永さんの復権嘆願書を受けた当時の吉国、川島両コミッショナーは、コミッショナーの決断の権威を保つことが優先する、として耳を貸さなかった。

 根来・現コミッショナーは「死刑判決が出ても執行前に見直しの時期がある」と話した。裁判に再審制度があるように、処分見直しの可能性を制度化するのも当然だという考え方だ。

 ただ「永久失格」の重みがなくなっては困る。協約では、八百長(敗退行為)のみが永久失格の対象とされる。プロ野球が八百長行為の対象として狙われやすいうえ、試合がフェアでないと疑われれば興行自体が成り立たなくなるからだ。当時の宮沢コミッショナーの決断も、プロ野球存亡の危機、という意識が働いたからだと思う。

 今後、実行委、オーナー会議で具体的な協約改正文言を検討する。10年、15年という時間経過だけで処分解除を認めていいとは思えない。歴代コミッショナーのこだわりを十分考慮し、議論してほしい。【冨重圭以子】

その他の記事も一応。
日刊スポーツ
スポーツニッポン
デイリースポーツ

池永さんの復帰を望んで活動された方は多い。
数年前のスポーツスポーツグラフィック・ナンバーの増刊号でも、いわゆる、「黒い霧事件」の特集で池永さんを中心に書かれていた。
実績を残していたが、まだ、新人クラスでチーム内の発言権もないような弱い立場であった池永さんにお金を渡してまで野球賭博に利用するとは考えにくい。
どう考えてもバリバリの主力選手に頼むだろう。
なぜそう思うかには2つ理由があります。
まずひとつはこれも、どっかの雑誌で読んだのですが、名前を聞けば腰が抜けるほどの超大物の野球選手も野球賭博にからんでいたという話だ。
だが、大物で人気があるがゆえにばれてしまうと球界の存亡にかかわるので、小物で、ただお金を一時期だけ預かっていたような選手をスケープゴードにして、煙に巻くことをしたという、そんな話が書いてあった。
それと、もうひとつは、これも本で読んだのだが、)「小島利男と私」という本を大阪タイガースの4番も勤めたことのある小島利男さんの奥さんでもと松竹新喜劇スター女優だった小倉みね子さんこと小島千鶴子さんが書かれていて、ベースボールマガジン社より出された本だが、その中に昭和21年(1946年)小島利男さんが何も言わずに現役を突然引退したことがある。(のち、一時期、プレイングマネジャーとして復帰)
その理由は奥さんにのみに語られていて、
「同じチームのピッチャーに外部からお金をもらって、わざと負けるやつがいる。一生懸命打っても勝てない」
と普段は温厚だった小島さんが憤りをあらわにして語ったそうだ。
つまり、「黒い霧事件」が発覚したのは昭和45年(1970年)だが、すでに24年前から「八百長」はおこなわれていたのだ。
その投手はのちに「球界に名前を残すような実績を残した人」、と書かれていた。
ずーっと放置されていたわけである。
1選手ではなかなか、声を上げにくい。
「黒い霧事件」が発覚するまでの24年も月日が無駄に過ぎたのだ。(戦前は不明。社会も違ったのでなんともいえない)

池永さんの件は警察も証拠不十分かもしくはあまり、かかわっていないことが調べてわかったのか、で、そんなに大きな処分はなかったはずだ。

今でも本当のことが発覚すれば球界がひっくり返るようなことだと思う。
今でも説明したがらないのは裏や歴史に汚いことがいっぱいあるからだと思う。

「黒い霧事件」は無名であるがゆえに犠牲になった選手も多くいる。
永久追放された選手のほとんどはその後、ほとんど表に出るともなく、のちの取材に応じている人も少ない。
それほど重たい話だ。
今の球界では誠意ある行動は望みにくい。

(ちなみに「小島利男と私」はベースボールマガジン社にも在庫がないとか。私は買いそびれたので図書館で借りました)