振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

プロ野球界に理念はないと思う

2005-06-04 14:27:51 | プロ野球全般
日刊スポーツの野崎さんの「まゆげのノーさん」の5月30日に更新されたコラムにこんなことが書かれていた。

「理念実践のために」
球界にとって6月は、重要な月。月末まで国内トレード、外国人獲得が可能だからです。

 出遅れたオリックスは、新外国人2人獲得。巨人もキューバ選手にアプローチしています。

 この2チーム以上に戦力補強が必要なのが楽天。交流戦で4連勝したとはいえ厳しさは変わりません。

 勝率2割台を低迷し、100敗が付きまとっています。田尾監督は「現有戦力でも100敗はしない」と言っていますが、戦力的には苦しいものがあります。

 50年ぶりの新規参入チーム。戦力の中心はオリックスと近鉄が合併した余剰戦力です。プラス各球団が解雇した選手をテストで採用した寄せ集め軍団です。

 各球団がせめて、ひとりぐらい主力級選手を供出して楽天の戦力を整えるべきだったのですが、そのためのエキスパンション・ドラフトは見送られました。

 今頃になって「エキスパンション・ドラフト」をやるべきだったという声が出ていますが、今となっては遅すぎます。

 せめて、6月末までの補強期間に各球団は協力しようと実行委でも了承されました。しかし、これは表向きの話。

 実際に楽天がトレードを申し込むと、断わられています。話し合いに乗ってきても、金銭トレードで法外な要求をされています。

 改革元年の今年ですが、いざとなったら各球団も、自分のチームが優先する体質は変わりません。

 楽天自らもある程度の補強費は用意しなければなりません。しかし、楽天の補強に協力するチームが出てくるのか。12球団共存共栄への理念を実践に移すためにも、各球団の英断が待たれます。


昨日、私が書いたブログに横浜の斎藤隆投手を獲得を楽天が目指しているが難航しているという話を書いたが、そう考えると、やはり「エクスパンションドラフト(拡張ドラフト)」をやるべきだったかなあ、とは思いますが、アメリカほど人間の感覚がドライではない日本人には主力看板選手の流失の可能性のある「エクスパンションドラフト」は受けないとも思うし、まず、保守的なプロ野球球団が「売り上げが下がるのはいやだ」といって、拒否をするだろう。
たかが1球団のために、自分のチームのみを削りたくないのはどこも同じだろう。
ましてや目先のことしか考えない、ビジョンのない、改革のスピードが遅い、日本のプロ野球界に、
「将来のため」
というのは無理だろう。

楽天が選手を求めて、探しているが、法外な移籍金を要求されているとか書いてありましたが、いやみなやり方ですね。
払えないのがわかっているなら、初めから額を提示しないとか、交渉自体しないとか、したらどうだろう。
楽天いじめの労力があるなら、他のことをしろよ。

まあ、6月までにいい選手が獲れるでしょうか?。
確かに楽天もお金を渋っている面もあるけど、それ以上に他が吹っかけているのもあることが野崎さんのコラムでわかった。
プロ野球界に理念はない。
今の時点ではこうとしか言いようがない。

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