大久保駅南口からあるいて3分くらい。
魯加を通りすぎて春山病院を右に廻って
小滝橋通り沿いの二階。
ROCK INN DICEで昼間に間借営業している
CURRYDICEがめちゃ旨いです。
店内もゆったりしてて良い音楽が流れているので
お昼休みのひとときを、かなりくつろいだ雰囲気で
ゆっくり楽しめます。喫煙席もあります。
大久保駅南口からあるいて3分くらい。
魯加を通りすぎて春山病院を右に廻って
小滝橋通り沿いの二階。
ROCK INN DICEで昼間に間借営業している
CURRYDICEがめちゃ旨いです。
店内もゆったりしてて良い音楽が流れているので
お昼休みのひとときを、かなりくつろいだ雰囲気で
ゆっくり楽しめます。喫煙席もあります。
DJ-SUSHI's PICK UP & MUSHUP 80's MUSIC
NEW COMPILATION ALBUM COMING 28th JANUARY 2018
IQ 80's / LOW IQ HIGH ENERGY
☆日本全国の皆さんこんにちは。
いろいろご無沙汰しています。そしてお待たせしました。
ひさしぶりにNEWSです。音を届けます。
9ヵ月ぶりのリリース・アルバムは80年代のコンピです。
2017年の夏にプライベートで1988年の洋楽ヒット曲を
集めた「IQ88」というアルバムを作ってみたら、これが
なかなか楽しいアルバムに出来上がったので、ならば!
と思い立ったのが今回の「IQ80's」というわけ。
平均的な人の知能指数レベルは100だそうで、80だと
ちょっとおバカな部類に入りますかね。
そんな、ちょっと足りない感じの楽曲は80年代には
たくさんあって、しかも時代的にもバカっぼいほうが
ビデオ・クリップ映えするし、売りやすかったのかな。
レコード会社の担当ディレクターなども、楽曲の
邦題にアホみたいな面白いタイトルをつけてたり、
まあ、おもろいのを出せばそれなりに一発は売れたりする
良い時代だったのかも知れないな。もちろん、素晴らしい
楽曲もたくさんある。今回は市販の80年代コンピ・アルバムには
なかなか収録されていないものを敢えて選んでみた。
朝ごはんの目玉焼きを作る合間に、あるいはスパゲティを
茹でてる合間なんかに、楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
☆今回はアルバム・ジャケットの製作を
漫画家/イラストレーターの、若尾はるかさんにお願いしました。
アルバムの表・裏のかわいい「しろやぎさん」と「くろやぎさん」の
イラストは、このアルバムのためにわざわざ書き下ろして頂いたものです。
選曲の初期の段階で、アルバムに収録しようと決めていた
ストロベリー・スイッチブレードの「ふたりのイエスタディ」を
聴いていた時にふと、このしろやぎさんとくろやぎさんが頭の中を
よぎったのさ。ストロベリー・スイッチブレードのビデオ・クリップでも
二人の衣装は白と黒だった?
そう、確か水玉の白と黒だったと思う。そんな楽曲のイメージに
やぎさんたちは僕の心象の中で、ぴったりとマッチしたわけだ。
そんなわけで、若尾はるかさんにいきなりデザインをお願いして
快く受けて頂き、出来上がったアルバムデザインがこれ。
いままで僕がリリースしたアルバム史上
ジャケットがいちばんかわいい出来になってる。
そう、このアルバムは80年代を懐かしむものでもなく、
新鮮な音楽として、子供から大人まで幅広く楽しんで欲しいのだ。
僕としては、映画のサウンド・トラック盤CDみたいなものを意識して
作ってみた。そして選曲の基準はアホみたいな邦題がついてるやつ。
まあ、作っててとても楽しかったです。残念ながらここには収録が
もれてしまった曲も、良いのがたくさんあったな。
リアルにエイティーズを聴いて育った世代の皆さんには、
うれしはずかし懐かしく響くし、子供さんにも聴かせてやってくださいな。
ジャケットがかわいいので、小さなお子様にもきっと喜ばれます。
聴かずとも、アルバムを部屋に飾っておくと良いでしょう。
注:若尾はるかさん
ねことも(秋水社) 実際にあった怖い話(大都社)など連載中
主な著書に「あずみマンマ・ミーア」「ねこまりょく」など他多数あり。
THE SONGS
Tr.1 HERMES HOUSE BAND+SUSHI / TARZAN BOY
エルメス・ハウス・バンド / ターザン・ボーイ(1985)
バルティモラの1985年のヒット曲/ターザン・ボーイのカバー。
2014年作品。TARZAN BOYをWEBで調べている時に偶然、
このカバー・バージョンをYOUTUBEで見つけてしまったのだ。
気にいったので彼らのCDを探してみたが売っていなかったゆえ、
そのままYOUTUBEから音をCD-Rにダビングして使った。
高音と低音の厚みがもの足りなかったので、
イントロ部分と曲の合間ところどころにDAFT PUNKなどの
リズム・トラックを被せて今風のEDMっぽい仕上がりに
して若い世代のリスナーを意識してみた。
80年代のトラックではないが、アルバムの冒頭曲としては
アップテンポであがるし楽しいし良いと思う。
とにかくこの歌は原曲が素晴らしいんだな。
80年代屈指の隠れ名曲だ。
Tr.2 FALCO +SUSHI / ROCK YOU AMADEUS
ファルコ+SUSHI / ロック・ユー・アマデウス(1984)
僕の担当ディレクターのALAN氏からROCK MEのタイプミスじゃね?
というご指摘を頂いたが、ここはROCK YOU AMADEUSなんです。
もちろん原題はROCK ME AMADEUS.しかし聴いて頂ければわかる。
これは渾身のマッシュ・アップなのだ。
そう!モーツァルトをロックさせるのだ。
Tr.3 PSEUDO ECHO / FUNKY TOWN
スード・エコー / ファンキー・タウン(1985)
スード・エコーはオーストラリアのバンドで、
この曲は1986~1987年にかけて世界的にヒットした。
オリジナルは1979年のLIPS inc.のバージョンで
当時、ディスコなどでこのシングルは大ブレイクした。
リップス・インクのバージョンは初期テクノ・サウンドで
ピコ太郎のPPAPなんかのシンセ・サウンドもこの手法だ。
当時はあまり好きではなかったが、いま聴くと不思議に新鮮だ。
スード・エコーのカバー・バージョンは派手なロック・アレンジで
こちらも勢いがあって楽しい。残念ながら彼らは一発屋で終わって
しまったが・・・。
Tr.4 MADNESS / IN THE CITY
マッドネス / シティ・イン・シティ(1981)
マッドネスの「シティ・イン・シティ」邦題はこれだ。
当時HONDAが新しく売り出した車の名前が「シティ」だった。
で、マッドネス御本人たちも日本のCMに出演して、
その映像がバカ受けした。よって日本ではこの曲は
「シティ・イン・シティ」として知られてる。
かく言う僕もIN THE CITYというタイトルだった事を知ったのは
つい最近だ。イントロのドラムのリフがカッコイイので
CDをループさせてオリジナルより長くしてます。
Tr.5 BANANARAMA / LOVE IS THE FIRST DEGREE
バナナラマ / 第一級恋愛罪(1987)
1987年。80年代の後半あたりになると、
ダンス・チューンもかなりユーロ・ビート系の派手なのが
主流になってきて、カイリー・ミノーグ、シナータ、
デビー・ギブソン、リック・アストリーなんかが台頭してくる。
黄金のバブル期とシンクロして、楽曲もゴージャスかつ
おバカさ具合がヒート・アップして、この頃の邦題は
かなり軽薄なおもしろチャラいのが多い。
まあ、これが80'sの魅力でもあるわけだか。
バナナラマは好きな曲が結構あるけれど、この曲は邦題で選んだ。
シュープリームス、スリー・ディグリーズ、
キャンディーズ、バナナラマ・・・女は三人まででいいよ。
Tr.6 G.I.ORANGE / PSYCHIC MAGIC
G.I.オレンジ / サイキック・マジック(1985)
夕やけニャンニャンのテーマ曲だったんだ。
そんなわけで、この曲はオリコン・チャートで通算5週1位を獲得。
ほぼ日本でしか知られていないのではないかな?
ニュー・ロマンティック的ないでたちで、
当時の中・高校生女子たちにかなり人気があった。
色物的な扱いをされていたが、この「サイキック・マジック」は
楽曲の出来としてかなり良い曲だと思う。
DU-PLEXの日本語カバー・バージョンもあります。
Tr.7 KID CREOLE & COCONUTS / DON'T TAKE MY COCONUTS
キッド・クレオール&ココナッツ / DON,DON,ココナッツ(1983)
「ドンドン・ココナッツ」という邦題にシビレました。
サントリーのウイスキーCMだったっけ?
CMでのアホみたいな映像が強烈でした。
ありそうで、なかった妙にトロピカルでセンスの良いサウンド。
女性コーラスを従えた彼らのおもしろチャラいバンド・スタイルは、
後のシュー・クリームスという女性コーラスを含めた、
米・米クラブなどに多大な影響を与えている。
Tr.8 APOLONIA 6 / SEX SHOOTER
アポロニア6 / SEX,シューター(1984)
PRINCEのアルバム「PURPLE RAIN」を買って映画を観て、
それからこの映画の中で歌ってたAPOLONIA 6の
シングル盤「SEX,シューター」も買った。
1984年の事だから24歳くらいだったかな・・・
80年代中期のプリンスにはかなりはまった。
この曲もシンセの使い方が面白いし、相変わらず密室っぽい
打ち込みのダンス・ナンバーが妙に気持ちいい。
Tr.9 THE MOTELS / SHAME
モーテルズ / うれしはずかしシェイム・オン(1985)
まずタイトルがいいね。
この口に出すのが恥ずかしい邦題タイトルが80'sの醍醐味。
原題は「SHAME」非常に分かり易いシンプルなタイトルだ。
ならば邦題も分り易く「シェイム」でよいものを
わざわざ「うれしはずかしシェイム・オン」と長い字数の
タイトルを付けて国内リリースするところに、当時の担当
ディレクター氏の苦労のあとが伺える。うむ、こっちがはずかしだよ。
なるほど、モーテルズの新曲は確かに良い曲だ。しかしながら日本で
シングル・ヒットするかと言えば、ちょっと地味な印象がある。
曲調がどうも日本人向けじゃないんだな。サウンドが生真面目
すぎるのかも知れない。そんなこんなで、一発売るために
関係各位たちには、いろんな思惑と大人の事情があったんだろな。
僕はこの曲が大好きです。埋もれたままにするには忍びない。
Tr.10 HAIRCUT ONE HUNDRED / FAVORITE SHIRTS
ヘアカット100 / 好き好きシャーツ(1981)
僕はこのバンドについては、ほとんど何も知らない。
あまり興味もない。ただしこの楽曲は素晴らしいな。
またしても邦題がいい。この意味の解りにくい邦題の
軽薄だけど、なんとなくキヤッチーそうなフィーリングに
相反する、割と本気なファンク・サウンド。
パーカッションとサックスが本気汁全開なのだ。
なんだかよくわかんないけれど、なんとなく良いのだ。
メンバーのルックスともあいまって、当時はまあまあ日本でも
売れたね。こういう一発屋なのに楽曲だけは永久に残るのも
80'sの魅力であるね。
Tr.11 PAT BENATAR / HIT ME WITH YOUR BEST SHOT
パット・ベネター/ 強気で愛して(1980)
またしても素晴らしい邦題。
楽曲も素晴らしい。90年代になっても、2000年代になっても
映画でフィーチャーされたり、カバーされたり、
やはりオリジナルの楽曲が優れてるんだ。
Tr.12 BALTIMORA / TARZAN BOY
バルティモラ / ターザン・ボーイ(1985)
一曲目収録のTARZAN BOY.これがオリジナル・バージョン。
すごく良い歌だ。見事なる一発屋だけど楽曲は永遠に残る。
楽しいけど、どことなく哀愁を帯びた歌メロ。
80年代って感じのバック・トラック。時の流れに埋もれて
しまうには、もったいない楽曲だ。
Tr.13 STRAWBERRY SWITCHBLADE / SINCE YESTERDAY
ストロベリー・スィッチブレイド / ふたりのイエスタディ(1984)
このアルバムのジャケット・イラストの元イメージが
この歌だ。映画のサウンド・トラックみたく、
ラスト・シーンでしろやぎさんとくろやぎさんが、
トロッコに乗って二人で漕ぎながら丘をくだってゆく・・・
そんなシーンのうしろでこの歌が流れてフェイドアウトしてゆく。
ほのぼのとした二人にぴったりの曲だ。
Tr.14 BANGLES / IN YOUR ROOM
バングルズ / 恋の手ほどき(1988)
IN YOUR ROOMという原題に「恋の手ほどき」という邦題が
これまた素晴らしい。ほほう、あなたのお部屋で恋の手ほどきね、
こりゃあ素敵だ。スザンナ・ホフスのボーカルが素晴らしいね。
楽曲の後半で、ちょっとビートルズっぽいサイケな雰囲気もあって
なかなかよく出来た楽曲だと思います。
バングルズにはプリンスが手掛けた「マニック・マンディ」や
「エターナル・フレイム」などの人気曲もあるけれど、
ここではあえて他の80'sコンピ・アルバムなどと楽曲が被らない
ように、この曲を選んでみた。
Tr.15 PRINCE / STARFISH AND COFFEE
プリンス / スターフイッシュ・アンド・コーヒー(1987)
PRINCEのアルバム「SIGN 'O THE TIMES」に収録。
さりげなくカッコイイね。IQ80じゃなくて、かなり高い感じね。
アルバム「サイン・オア゛・ザ・タイムス」では、この曲と
SLOW LOVEという曲が繋がってて、そのチル・アウト感が抜群に
かっこいい。この歌をここに入れる事によって、このアルバムの
後の流れがぐっと良くなるわけです。
Tr.16 PSYCHEDELIC FURS / PRETTY IN PINK
サイケデリック・ファーズ / プリティ・イン・ピンク(1986)
PSYCHEDELIC FURSやSIMPLE MINDSのDON'T YOUなんかは、
ゴシック好きな人たちにもわりと人気があるかな?
ボーカル・スタイルがそれっぽいもんな。
PRETTY IN PINKは同名の映画にも使われて、
そのタイトル・チューンだ。そんなわけで、ここでのバージョンは
彼ら自身が再録音した1986年のテイク。
Tr.17 STEVIE NICKS / STAND BACK
スティーヴィー・ニックス / スタンド・バック(1983)
80年代を代表する名曲だが、市販のコンピCDには
この曲はおそらく入っていない・・・というか、
僕は入っているのを見た事がない。たぶん権利関係で
コンピに収録するのをOKしないのかな。
そんなわけで選曲の初期段階で、この曲の収録は早々と
決めた。フリートウッド・マック時代の可愛いい
スティーヴィーのイメージとは、かけ離れたクールな歌声。
この曲はROD STEWARTもカバーしてて、それもいい。
Tr.18 ARROW-SUSHI / HOT HOT BIRTHDAY(1980)
アロー+SUSHI / ホット・ホット・バースディ
アルバムのラストはTr.17のSTAND BACKで、
この曲はいわゆるボーナス・トラックです。
ARROWのHOT HOT HOTという曲にスティービー・ワンダーの
HAPPY BIRTHDAYを乗っけてHOT HOT BIRTHDAYという曲にした。
楽しい歌なので、お友達の誕生日パーティーなどで、
ケーキを出すタイミングでこの曲を使ったりしてくれると嬉しい。
盛り上がります。酒が進みます。お勧めします。
ご清聴ありがとう。
楽しんでください。
MORE INFO: facebook YASUSHI OKANO / DJ-SUSHI
チャオ!
とっても久し振りの更新です。
自分でも久し振り過ぎて呆れていますよ。
お待たせしました。GOOD NEWSです。
DJ-SUSHI's NEW REMIX ALBUM
26th APRIL 2017 RELEASE
「MIWA HITOMI / WORKS FOR HOT FLOOR TRACKS
☆毎年、何枚ものコンピCDは出してきたものの
洋楽の全編リミックスCDのリリースは、
なんと15年ぶりらしい。
そんな前の事だっけ?と調べてみたら確かにそうだった。
合間に、いくつかの邦楽リミックスは出してたけど、
洋楽、特に完全パッケージにして出すのは
とにかく久し振り。そう、今年は燃えてるんです。
1997年の7月に上京してから2017年でちょうど20年。
あっと言う間だったな。東京での20年は、
いつもいつも時間に追われてたような気がする。
あまりにもめまぐるしく、そして忙し過ぎた。
2016年の去年はDJ活動40周年記念で、
4枚組のコンピCDを出せたが、20周年の今年は、
なんとしても気合の入ったモノを出さなきゃ・・・と
年明けから考えてたわけです。
2月からプリプロ始めて、3月まるまる1ヵ月ほどかけて
ようやく録り終えたのが、今回のアルバム。
「MIWA HITOMI / WORKS FOR HOT FLOOR TRACKS」
今回はいろいろ大人の事情なるものがありまして、
DJ-SUSHI名義で出せませんの。諸事情お察し下さい。
WORKS=「工房」HOT FLOOR=ディスコやバー、
ダンス・クラブなどの賑わっているフロアー。
TRACKS=(磁気テープの)音帯・サウンド・トラック
レコード・CDなどの一曲分
つまり、このアルバムは最初からクラブのフロアーで
爆音で流れる事を想定して創ったDANCE MUSICです。
実際、録ってる時はSTUDIO MONITOR HEADPHONEで
かなり大きな音でモニターしてたし、
音像やL・Rの位置、ミックス・ダウンの時も細心の注意を
払いバランスをとって気持ちのいいCLUB TRACKを
心掛けたが・・・しかしながら・・・
果たして、このCDがめでたく一人一人の手に渡った時、
そんなに大きな音で再生されるのだろうか??
いや、そりゃないな。皆さん適当に小さな音で
近所迷惑にならないように聴いてらっしゃるはずだ。
まあ、そうだよね。それが普通ってもんです。
出来るならば、このアルバムはヘッドフォンで
なるべくデカイ音で聴いてください。
IPodなどに入れて、通勤時に爆音で聴いてください。
出勤時の憂鬱や、退屈な電車の中で
あなたの脳内にクラブ・フロアが拡がります。
アガリます。そういう音をギッチリ詰め込んで、
塩胡椒効かせて、スパイスたっぷり隠し味も仕込んでます。
楽しんでもらえると嬉しいな。
音楽を通して親密に繋がっていたいな。PLUG ME IN !
では、収録曲について簡単にTRACKごとに紹介しておこう。
TRACK 1. HELLO~HERE WE GO / HARD ROCK SOFA & SWANKY TUNE
SMACK MY BITCH UP / PRODIGY
オープニングのイントロHELLOはベーシックがTYOの
「パーリー・ピーポー」のリフレイン。
そこにPRINCEとAC/DCとJOAN JETTとか被せた。
スクラッチ音のサンプリングはRUN DMCのWALK THIS WAYだな。
このイントロからHERE WE GOが出てくる瞬間が
めっちゃカッコイイわけですよ。
HARD ROCK SOFAはロシアのEDMチームで、
この曲のリミキサー陣はSWEDISH HOUSE MAFIA.
途中の4つ打ちのリズムにDAFT PUNKを被せて、
そのままPRODIGYのSMACK MY BITCH UPへと流れ込む。
ここでBPMが127から135まで上がる。つまり、
「CHANGE MY PITCH UP! SMACK MY BITCH UP!」というわけで
PITCH UPするのだ。
PRODIGYの曲の後ろでウニウニ唸ってるサイケデリックな音は
HALLUCINOGENとX-DREAMです。ともに90年代の
サイケデリック・トランスの最高峰アーチストだ。
エンディングまじかのエレベータ音は
PINK FLOYDのWELL COME TO THE MACHINEからサンプリングした。
余談ながら、HERE WE GOの途中にCOZY POWELLのドラムも入ってる
もちろん、そんなの誰も解らないだろうけど。
TRACK 2. A DEEPER LOVE / ARETHA FRANKLIN
LET THERE BE HOUSE / DESKEE
HELLO,WELCOME TO THE DAWN !
こんな台詞に導かれて続く二曲目はアレサ・フランクリン。
A DEEPER LOVE. 1996年くらいの楽曲かな。
およそ、アレサらしくない豪快なHOUSE MUSICだ。
C+C MUSIC FACTORYのGONNA MAKE YOU SWEATのリフを
イントロに被せてる。歌のバックにも随所に
いろいろ被せたが、夢中になって誰のどんなリズム
トラックを被せたのか忘れてしまったよ。
DESKEEのLET THERE BE HOUSEは90年代初頭を代表する
ハウスの典型的な王道リフの名曲で、この曲は昔CLUBで
よくかかっていたし、踊ったし、僕自身もよく流した。
途中、TECHNOTRONICのGET UP(BEFORE THE NIGHT IS OVER)の
サビを被せて、かなりアッパーなTRACKに仕上がった。
TRACK 3. ONE MORE TIME / DAFT PUNK
ダフト・パンクをREMIXするなんて、なんと無謀な・・・
彼らの音作りは、とてもシンプルに聴こえるけど、
じつは非常に綿密に計算され、音と音、リズムの合間に
ものすごくエモーショナルな隙間がいっぱいあって、
その隙間に聴き手は、すとーんっ!と見事にはまるわけです。
ONE MORE TIMEは2000年代を代表するDANCE TRACKの名曲で
僕はこの曲を何度かREMIXしてみたが(5 TRACKくらいあるかな?)
最終的に、このバージョンに落ち着いた。
脳内を直接刺激するようなキーボードのリフ、
身体のど真ん中に突き抜けるバス・ドラムの音、
POPSとDANCE MUSICが見事に絡み合った、
最高に気持ちのいいナンバー。
アルバム中、いちばん苦労したMIXです。
TRACK 4. UPSIDE DOWN / DIANA ROSS
ANOTHER ONE BITES DUST / QUEEN
LOOKIN' FOR A NEW LOVE / JODY WATLEY
80'sど真ん中! 40才以上の世代には、
このMIXはたまんないでしょ?
このTRACKのベーシックなアイデアは2016年9月に
新宿のBE-WAVEってクラブで演ったNILE ROGERSの
BIRTHDAY PARTYでのプレイの時にほぼ出来上がってた。
イントロはDAVID BOWIEのLET's DANCE.
そしてUPSIDE DOWN.この流れはまんまNILE ROGERSの
プロデュース繋ぎで、QUEENのANOTHER ONE BITES DUSTも
リズム・パターンやギターのカッティングがまんまNILE.
JODY WATLEYもプロデュースはNILE FAMILY.
そんな3曲を繋いで、上からスパイスいっぱいかけてみた、
使用した音源はHEESEYのDONJAN CITY LIGHTS
MICHEL JACKSON / BILLY JEAN
RUN DMC / WALK THIS WAY
FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD / RELAXなど。
一発録りのライブDJに近いノリで、
スリルがあったし、とても楽しかった。
TRACK 5. SHOW 'M THE BASS / MC MIKER G
8分くらいある12インチ・ミックスの原曲を
切ってバラして、いろいろ繋げて4分43秒の
コンパクトなDANCE TRACKにまとめてみた。
この曲のサブ・タイトルは
「二人の百人町 / 泊りが8000円!」という。
そう勝手にタイトルをつけた。
曲中にサンプリングした
2 IN A ROOMのSOMEBODY IN THE HOUSE SAY YEAH!
というフレーズがどうしても
「泊まりが8000円!」って聞えるんだもん。
百人町にしたのは、歌舞伎町だと8000円じゃ泊まれないからね。
POWER STATION / SOME LIKE IT HOT
2 IN A ROOM / SOMEBODY IN THE HOUSE
EARTH WIND,&FIREなどをサンプリング。
ちなみに「GIMMIE BASS !」のシャウトはYELLOW MONKEYの
HEESEYさん。収録したあとの事後報告ですんません。
TRACK 6. WHEN THE HEARTACHE IS OVER / TINA TURNER
1999年のヒット曲らしい。
久し振りに取り出して聴いてみたMDディスクの中に
この曲が入っていて、これ誰の歌だっけ?と思って
調べてみたらTINA TURNERの歌だった。
なぜそのMDに入っていたのかは謎。
昔、ジムでランニングをする時に聴く用に作った
MDディスクの65分目くらいのところに入っていたんだよ。
ところが、僕はいつもジャスト60分で10㎞のランニング
をしていたので、この曲まで辿り着いてなかったから
聞き覚えがあまりなかったというわけだ。
あらためて、ちゃんと聴いてみるとすごく良い歌だなと。
REMIXはそんなに手を加えていない。
イントロのサイズを倍の長さにして、
あたまにMANIC STREET PREACHERSのYOU STOLE MY SUNの
ドラムのループを繋げてあとから波の音を被せた。
うしろでかすかに聴こえるのは
ROXY MUSICのアルバム、AVALONから抜粋。
シェールの大ヒット曲「BELIEVE」なんかにも通じる
歌もののDANCE TRACKで、僕はこういうの大好きだな。
スタンダードになりうる隠れ名曲だと思う。
TRACK 7. DON'T YOU WARRY CHILD / SWEDISH HOUSE MAFIA
TOTAL ECLIPSE OF THE HEART / NIKKI FRENCH
CHILDREN / ROBERT MILES
ラスト・トラックは14分09秒で、もちろんここがアルバムの
ハイライトであることは間違いないけれど、
ほとんどREMIXはしていない。繋ぎ一発のライブDJ的な選曲と
流れだけで決めた。SWEDISH HOUSE MAFIAは間違いなく、
昨今のEDMユニットの最高峰だと思うし、
収録したこのDON'T YOU WARRY CHILDは後世に残る名曲だと。
エンディングにフランジャーを少しかけたぐらいで、
まったく手を加える必要がない完璧かつエモーショナルな
DANCE TRACKだと思う。
個人的で複雑な思いがあり、昨年12月にガンで亡くなられた
友人の青野雅彦氏に捧げたい。
一曲目のDON'T YOU WARRY CHILDと3曲目のCHILDRENが
ほとんど手を加えていないぶん、真ん中の
TOTAL ECLIPSE OF THE HEARTは、これでもかっ!ってくらいに
もうギンギンにアッパーなHOUSEに仕上がっている。
BPMもアルバム中MAXに速い。MEAT LOAFの作で
ボニー・タイラーの80年代の大ヒット曲だけど、
このハウス・アレンジのNIKKI FRENCHの
バージョンもやたらカッコいい。
そこからROBERT MILESのCHILDRENへの繋ぎで着地するという
選曲は、僕が大阪のクラブUNDERGROUNDで1996年くらいに演ってた
DJ時のセットの流れそのままで、懐かしくもあり
自身でも感慨深いものがある。そんな感情を込めて
20年分の総決算的な流れの選曲にしてみた。
以上が収録曲についての簡単な解説です。
このアルバムをきっかけに皆と音楽で繋がり、
また新しい何かを紡いでいけるとあるとうれしいな。
LET's STAY TOGHETHER !
以下は今年春からのDJツアー・スケジュールです。
DJ-SUSHI 「メランコリニスタ・ツアー2017」
☆2017 4月26日 代々木二丁目BAR「CITY倶楽部」
5月6日 新宿BAR THERTEEN
6月9日 新井薬師 894BASE
7月29日 歌舞伎町BAR FROM DUSK TILL DAWN
8月 大阪(予定)
8月26日 西新宿 ROCK INN CURRENT跡地
9月16日 札幌(予定)
MORE INFO: facebook dj-sushi/ Yasushi Okano
よろしくね。
アルバムのジャケットデザイン(表)を手掛けて頂いた
日向宏一氏、裏ジャケットとレーベル・デザインを手掛けて
頂いたアラン岡崎氏に特別な感謝を。
TOKYO SUSHI RADIO
40th ANNIVERSARY EDITION CD
☆僕は1959年生まれで10代の前半を1960年代後期に過ごし、10代の後半を1970年代の終わり頃までに過ごした。
そして1980年代の始まりからが20代という事になる。だから、リアルタイムで聴いていた音楽は1970年代で、後追いで60年代の音楽をラジオやレコードで聴いた。
中学二年の時に、母に頼んでラジカセを買ってもらった。すべての始まりはここからだった。
思春期の退屈な日々を僕は毎日ラジオを聴いて過ごした。
カーペンターズのYESTERDAY ONCE MOREがラジオから流れストーンズの「悲しみのアンジー」や、かぐや姫の「神田川」や
ポール・モーリアの「涙のトッカータ」や、ディープ・パープルのHIGHWAY STARなどが、ジャンルの枠を超えてなんともアナーキーに流れていた古き佳き時代だ。
THOSE ARE THE GOOD OLD DAYS.
中学三年の頃に、僕はラジカセを学校に持っていき、昼休みなどに教室の隅っこで、前夜ラジオから録りためた音楽を爆音で聴いていた。
中学三年といえば、クラスのみんなは高校受験や進路の事でピリピリしてる時期だ。
ただ僕だけはそんな蚊帳の外に居た。
RCサクセションが歌うところの「トランジスタ・ラジオ」だ。その頃だな。DJになりたいとボンヤリ思ったのは。
幸か不幸か、初めてDJみたいな事をやったのが1976年のことで、その時僕は16歳だった。
それから永い歳月が風の如く流れ、いまは2016年だ。
40年という歳月は長い。時代は変わりゆき、テクノロジーも人の心も世界も変わった。
そして僕はいつの間にか年老いた。56歳の夏。
かって、ボブ・ディランはFOREVER YOUNGと歌い、ビートルズはLET IT BEと言い決別を告げた。ストーンズはIT'S ONLY ROCK'N ROLL, BUT I LIKE IT!と歌いドアーズはTHE ENDでジョン・レノンはGODを、ニール・ヤングはKEEP ON ROCKIN' IN THE FREE WORLDと歌いジャニスは「ベンツが欲しい」と。etc...etc....
時代とともに変わりゆくもの、変わらないもの、変われないもの、移ろいゆく季節の中で、
日々悶々とした時間の中で・・・しかし!
THE SONG REMAIN THE SAME.音楽だけが変わらずに、いまも僕の心の中で流れている。
いつのまにか「壊れかけのラジオ」は壊れてしまい、
VIDEO KILL THE RADIO STARで、レディオ・スターどころかラジオ番組そのものもなくなり、
大切なカセット・テープやレコードは葬りさられ、もはや今はCDさえ隅っこのほうに
押しやられてるような時代。MDはどこへ行った?
レーザーディスクは?? 時代はあまりにも早く流れる。まあ・・・いいか。愚痴はよそう。
音楽を聴こう。セックス・ビール・ロックンロール!(ドラッグはとうにやめた)
気がついたのだ、健全な肉体でないとロックンロール・バンドやDJみたいな、夜中に大騒ぎ
するような不健全な事が出来ないのだよ。さて、DJ-SUSHI.16歳の時の初DJから
40年を記念しての40th ANNIVERSARY EDITIONコンピCDは4枚組です。
これは当初5枚組で企画されていたが、紆余曲折あって4枚組で落ち着いた。
もう、キリがないのだ。4枚だろうが5枚だろうが
10枚だろうが・・。好きな曲を収めるなんて無理だ。
100枚組くらいなら、それなりに形になるかも知れない。
そんなわけで、枚数的にリリースし易いところで4枚組。選曲の基準はもちろんあったが、
当然収まって然るべき曲やバンドが入ってなかったりする。
たとえば、ドアーズやストーンズやビートルズ・・ポール・マッカートニーもジョン・レノンも、
ジョージ・ハリソンも入っているのに、リンゴ・スターは・・・入ってない。ごめんねリンゴ!
レッド・ツェペリンは?ブルース・スプリングスティーンは?クイーンは?
クラッシュとラモーンズは入っているのにピストルズは??etc...うん、だからもうキリがないのだ。
そんなこんなで、選曲の基準はPOPで、しかし最近は普段あまり耳にする機会が
少なくなった曲でとにかく、ストリート感があって、尚且つメロディーが
際立っていること。そしてとにかく聴きやすくわかり易いということ。
なるべく市販のコンピなどには収録されていない歌をね。
まあ、キッチンでスパゲティーでも茹でながらビールでも飲みながら・・・好きに聴いてください。
気に入ってもらえると嬉しいな。
4枚組コンピCDの収録曲は以下の通りです。
TOKYO SUSHI RADIO 40th ANNIVERSARY EDITION
disc 1(BLUE DISC)
1.EDDIE & THE HOT RODS / DO ANYTHING YOU WANNA DO
2.IAN DURY / SEX & DRUGS & ROCK & ROLL
3.J.GEILS BAND / NIGHT TIME
4.TOM ROBINSON BAND / 2-4-6-8 MOTORWAY
5.THE UNDERTONES / TEENAGE KICKS
6.ELLIOTT MURPHY / DRIVE ALL NIGHT
7.RAMONES / I WANNA BE SEDED
8.ELVIS COSTELLO / OLIVER'S ARMY
9.NICK LOWE / CRUEL TO BE KIND
10.BUTCH WALKER / #1 SUMMER JAM
11.TRAVELING WILBURYS / HANDLE WITH CARE
12.ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / ROCKARIA!
13.ROY WOOD / ANY OLD TIME WE DO
14.CHARLIE SEXTON / HOLD ME
15.CLASH / I FOUGHT THE LAW
16.EARTH QUAKE / UPSTAIRS
☆一枚目(BLUE)はPUB ROCKやPUNKっぽいパンドを軸にして
メロディーの際立った曲を集めてみた。
オープニングを飾るのはEDDIE & THE HOT RODSの1977年の傑作セカンド・
アルバム「イチかバチか」からDO ANYTHING WANNA DO : 邦題「炎の叫び」
疾走感溢れるロックンロールの名曲で、マイケル・モンローもソロ・アルバムでカバーしてるね。
今回のコンピ製作にあてって真っ先にこの曲が決まった。
IAN DURY / SEX & DRUGS & ROCK & ROLLは昔からDJでもよくかけてた。
TOM ROBINSON BANDは2014年の僕のコンピにも入ってた
いるがこの集大成に外すわけにはいかなかったので、
再収録した。ELLIOTT MURPHEYのDRIVE ALL NIGHTは
日本のロックンロール・バンド「ルースターズ」のカバーでもお馴染みのナンバーだ。
スプリングスティーンのBORN TO RUNと並ぶ疾走ナンバーだ。
余談ながら、ドラムはフィル・コリンズだ。
エルビス・コステロ~ニック・ロウ~ブッチ・ウォーカー~そして13曲目の
ロイ・ウッドまでの秀逸なメロディーの流れが最高に気持ちいいんだな。
CHARLIE SEXTON / HOLD MEは、このデビュー当時、
彼は17才だったんだな。歌もギターもルックスも抜群にいい。
RAMONESやCLASHなどわかり易いところもとりあえず入れた。
16曲目のアースクウェイクは、CDがなかったので
レコードおこし音源です。でも少しノイズがあるところが
またいいわけですよ。
disc 2(GREEN DISC)
1.LOVERBOY / WORKING FOR THE WEEKEND
2.GARY U.S.BONDS / THIS LITTLE GIRL
3.ERIC CARMEN / THAT'S ROCK'N ROLL
4.SLADE / GUDBUY T'JANE
5.SWEET / FOX ON THE RUN
6.GEORGE THOROGOOD / MADISON BLUES
7.BLONDIE / X OFFENDER
8.BADFINGER / NO MATTER WHAT
9.PILOT / MAGIC
10.STARZ / CHERRY BABY
11.MOTT THE HOOPLE / THE GOLDEN AGE OF ROCK'N ROLL
12.RASPBERRIES / I WANNA BE WITH YOU
13.JAPAN / ADOLESCENT SEX
14.ROBERT GORDON / RED HOT
15.THE JAM / TOWN CALLED MALICE
16.CHEAP TRICK / VOICES
☆LOVERBOYは邦題が「それ行けウィークエンド」って言うんだ。
WORKING FOR THE WEEKEND(笑)いいタイトルだなぁ。サビのブレイクのフレーズは
荻野目洋子ちゃんの「六本木純情派」に見事に継承されている。
GARY U.S.BONDSはスプリングスティーンの楽曲でカム・バック。
エリック・カルメンは、元ラズベリーズのボーカルだ。
このディスクの選曲はHEESEY's VINTAGE ROCK COLLECTIONと全体的にバンドが
被ってるところが多いね。まあ、やっぱり同世代なんだな。ちょっとグラムがかった
キラキラした時代、70年代はロックンロール黄金時代だ。
PUNKやNEW WAVEへとロック・シーンが変わりゆく大戦前夜の華やかなワン・シーンだ。
余談ながらブロンディは初来日公演を観た。高校三年生の時だったな。
BAD FINGERにPILOT、CHEAP TRICK・・・ポール・マッカートニー直系のメロディが堪らんです。
STARZはCDを持ってなかったのでレコード音源。JAPANはオレンジ・レンジ/
シャンハイ・ハニーのもとネタね。ちなみにCHEAP TRICKも初来日公演を観た。
なにが凄かったかって、ファンの女の子たちの声だったな。
そしてCHEAP TRICKは今年、ニ・アルバムを出した。
disc 3(ORANGE DISC)
1.PAUL McCARTEY / MY BRAVE FACE
2.DURAN DURAN / WHITE LINES
3.B.T.O / ROLL ON DOWN THE HIGHWAY
4.BOB SEGER / LOVE THE ONE YOU'RE WITH
5.SYLVIE VARTAN / IRRESISBLEMENT
6.BRIAN SETZER / CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE
7.MICK JAGGER / THROWAWAY
8.DAVID BOWIE / YOUNG AMERICANS
9.ELLEN FOLEY / SAD SONG
10.T-REX / LIGHT OF LOVE
11.IGGY POP / HIGHWAY SONG
12.JOAN JETT / ROADRUNNER USA
13.AL KOOPER / MISSING YOU
14.BOB WELCH / LOSE YOUR HEART
15.THE STYLE COUNCIL / WALLS COME TUMBLING DOWN
16.TODD RUNDGREN / I SAW THE LIGHT
☆2016年6月10日にポール・マッカートニーが新しい4枚組のベスト・アルバムを
リリースしたが、1988年の彼の大傑作アルバムFLOWER IN THE DARTからは
一曲も選ばれていない・・・まあ、何かしらの大人の事情というものがあるのだろうけど、
ならば!というわけで、MY BRAVE FACEを収録してみた。ポール・マッカートニーが
エルビス・コステロと組んだ80年代の彼の最高にPOPなセンスが煌く名曲だ。
このdisc 3の選曲が最後までなかなか決まらなくて製作に苦労した一枚になった。
年代もジャンルもバラバラだけど、個々の楽曲はそれぞれに素晴らしく
聴いててとても楽しい。全体的には洋楽チャンネルの有線やラジオを意識して
選曲してみたが、曲順も頭で考えずに、実際に部屋でDJを
やりながら気持ちいい流れになるように組んでみた。
BRIAN SETZER / CRAZY LITTLE THING CALL LOVEは、
ご存知OUEENのカバーです。DAVID BOWIEは最初SOUND AND VISIONを
収録するつもりだったが、YOUNG AMERICANSに変えた。
いちばん最初に買ったボウィのレコードがこのYOUNG AMERICANSのシングル盤だった。
シルヴィー・バルタンとアル・クーパーが入っているところが、このディスクのミソです。
disc 4(RED DISC)
1.THE RUBETTES / JUKE BOX JIVE
2.BUDDY HOLLY / THAT'LL BE THE DAY
3.LINDA RONSTADT / IT'S SO EASY
4.JOHN LENNON / AIN'T THAT A SHAME
5.THE CRICKETS / DON'T EVER CHANGE
6.MARTHA REEVES / HEATWAVE
7.HELLO / TELL HIM
8.GEORGE HARRISON / GOT MY MIND SET ON YOU
9.NICOLETTE LARSON / I ONLY WANNA BE WITH YOU
10.GILBERT O'SULLIVAN / GET DOWN
11.THE CRYSTALS / DA DOO RON RON
12.LOVIN' SPOONFUL / DO YOU BELIEVE IN MAGIC
13.CHRISTIE / YELLOW RIVER
14.ELTON JOHN / CROCODILE ROCK
15.SAM COOKE / GOOD TIMES
16.DR.FEELGOOD / SEE YOU LATER ALLIGATOR
17.YOUNG RASCALS / A PLACE IN THE SUN
このdisc 4のREDには最初は、一曲目にDON McLEANのAMERICAN PIEが入っていた。
そしてBUDDY HOLLYがきてリンダのIT'S SO EASYとクリケッツが続いてたんだな。
コンセプトを考えてロックンロールの初期の名曲を中心に組んでいたんだけど、
なんとなくよくあるコンピみたいにこじんまりと無難にまとまりそうだったので、
ちょっと音の幅を拡げてみた。
一曲目のJUKE BOX JIVEの通りに、ジュークボックス的選曲。最初のデモ・ディスクには
リンゴ・スターも入ってたんだな・・・YOU'RE SIXTEENが。ここでもストリート感覚が
そこなわれないような選曲を心がけた。その結果、CARPENTERSや
ピーター&ゴードンや、フォー・シーズンスが漏れてしまったのだ。
BUDDY HOLLYのTHAT'LL BE THE DAYはアメリカン・グラフィティのサントラ盤から抜粋。
DJはもちろんウルフマン・ジャック。ジョージ・ハリソンの1987年の大ヒット曲
「セット・オン・ユー」は、これ意外にもカバーなんだなHEATWAVEはリンダ・ロンシュタットも
カバーしてるしルースターズの「どうしようもない恋の唄」のもとネタ。
以下はもうあまり説明は要らないかな。どれも、昔ラジオで聴いたヒット曲たちで、
長い時が流れたいまでも、音楽の魔法は変わらない。
DO YOU BELIEVE IN MAGIC?
聴けばわかる。聴けばアガル。
楽しんでください。 10th JULY.2016 DJ-SUSHI
SPECIAL BONUS DISC
1.IAN HUNTER / CENTRAL PARK 'N WEST
2.GLENN FREY / THIS WAY TO HAPPINESS
3.GEORDIE / ALL BECAUSE YOU
4.GRAHAM PARKER / YOU CAN'T HURRY LOVE
5.GARLAND JEFFREYS / MODERN LOVERS
6.LYNSEY DE PAUL / OOH I DO
7.FLAMIN'GROOVIES SHAKE SOME ACTION
8.EDDY MONEY / THINK I'M IN LOVE
9.IAN LLOYD & STORIES / SOFT RAIN
10.BE BOP DELUXE / THE GOLD AT THE END OF MY RAINBOW
11.STEELY DAN / REELIN'IN THE YEARS
12.HUMBLE PIE / HONKEY TONK WOMEN
13.10cc / THE THINGS WE DO FOR LOVE
14.ELVIS PRESLEY / LET IT BE ME
15.ENGELBERT HUMPERDINK / A PLACE IN THE SUN
このDISCに収められた15曲は、本編の4枚組CDの選曲からもれた楽曲たちだ。
それぞれなにかしらの理由があって外されたが、こうして一枚に集めて聴いてみるとなかなか良い。
IAN HUNTER / CENTRAL PARK 'N WESTと
GEORDIE / ALL BECAUSE YOUは本編を
作ったあとに思い出した。ジョーディーのボーカルはのちにAC/DCに加入し一躍有名になったブライアンだ。人生ってやつは、どうなるか分らないもんだ。
イーグルスのグレン・フライは今年1月16日に亡くなった残念なニュースだった。
このソロ曲はとても良い。THIS WAY TO HAPPINESS. タイトルからして素敵な歌だ。
YOU CAN'T HURRY LOVEはダイアナ・ロス&シュープリームスで有名だが、
最初はフィル・コリンズのカバーで収録する予定だった。あとになって、このグラハム・パーカーの
ライブ・バージョンが出てきたのだ。なんとなく、このチープなストリート感がよかった。
リンゼィー・ディ・ポールは、この曲の当時元MOVEでdisc 1にも収められているROY WOODと
付き合っていたらしい。そんなわけで、彼の趣味全開のフィル・スペクター・サウンド丸出しだ。
FRAMIN'GROOVIES / SHAKE SOME ACTIONはロック史上に燦然と輝く名曲だと思うが
いかんせん音が悪い。なんで、こんなモッコモコの音質なんだ?そんなわけで本編から外したが、カッコイイのは間違いない。
ELVISのLET IT BE MEは、かねてから友人たちに
「僕の結婚式には、これをかけてくれ」と公言してきたが、
どうやら結婚式の可能性はなさそうだ。
ならば葬式に・・・。生涯をとおして愛すべき名曲だ。
エンゲルベルト・フンパーディングA PLACE IN THE SUN.
スティービー・ワンダー作の名曲。DISC 4の最後にYOUNG RASCALの
バージョンで収録したが、僕が最初にこの曲を聴いたのは、エンゲルベルトの
このバージョンだった。1969年頃にレコーディングされているが1973年に、
日本では独自にシングル・カットされていて、オリコン・チャートにも入った。
僕はその当時にラジオで聞いたんだ。思いで深い、忘れられない歌だ。
いつもこの歌が心の中で流れている。メロディーも歌詞もすごく素敵だ。
そんなわけで、このボーナス・ディスクを含めると5枚組。
昨年末に5枚組をリリースすると言った公約は
こうして果たされたのです。めでたしめでたし。