娘『火垂るの墓』の節子を彷彿とさせた

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昨日は、幼稚園の『引き取り訓練』でした。
地震などの災害時、徒歩でどのくらい迎えに時間がかかるかの計測と、
子供も徒歩で帰る訓練（娘はベビーカー後ろにつけたバギーボードに乗ったけど）でした。
しかし車で来ている人もちらほら・・。意味なくね？

私は歩いているとたまにお腹が張るので、歩く速度はゆっくり＆途中休み休みで行きました。
園に到着すると、園庭に防災頭巾をかぶった園児達。
すぐ娘を発見しましたが、すごい真剣な（そしてぼやーっとした口をあけた）顔をしていました。
先生に引き取りカードなるものを渡して子供を引き取るとき
「ゆめちゃん、また怖がってしまって少し泣いてしまったんですけど、頑張ってくれました！」
との報告を頂きました。あ、あと「スモックが泥水で濡れたのでカバンに入れてあります」とも・・。

娘の顔を見ると、なるほど、泣いた後という顔です。涙が乾いてほっぺがカピカピ。
鼻水もカピカピ。私の顔をみて安心してくれたようでした。「おうちは大丈夫かなぁ」って
本気で地震来たと思って心配してたのもかわいかったです。
お家大丈夫だし、何かあったらこうやってお母さんかお父さん迎えに来るから大丈夫！と
しっかり言い聞かせました。
防災頭巾をかぶってちょこんと座っている娘の姿を見た瞬間、『火垂るの墓』の節子をふと思い出してしまいました・・。


帰宅する途中にあるスーパーに立ち寄り買い物。（園児連れ多数・・）
普段買わないスイーツなんかを買ってあげてしまいました。
節子が頭から離れなくて・・娘も小さいながら怖がりながら耐えたのネと思うとうっかり優しくなってしまいました。


帰宅後、母は泥んこ衣類をせっせと下洗い。洗濯板が欲しくなったりして。昭和。
その後洗濯機もまわして、干して、また今日着ていきました。
今日新しい洗濯機が届くので、記念すべきラスト洗濯は、娘の泥んこスモック・体操服でした。


大きな地震などの災害は、いつ起こるか分からないし、ただ怖がって泣くのではなくて
「お父さんお母さんがちゃんとお迎えいくし、泣いてると先生のお話を聞けなくてどうしていいか分からないから
泣かないでもいいんだよ。」
などと何度か話しました。