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サバーブモーター&犬の美容室mairu

車屋サバーブと、犬の美容室mairuのちょっと小話。

シャーシフロアーの板金&錆止め

2019-08-14 06:51:50 | 73yタイプ1ビートル・フルレストア(販売車両)
暑い暑いと言っていたら
「台風」です。大型らしく、
関東には直接通過はないようですが
本日は、早朝5時は「土砂降り」でした。
そのおかげで早朝より涼しく作業できています

レストアってなんでするか?
と、言えば「修復」のためです。
ORIGINALで「特段困らない状態」であれば
無理にする必要はないと思います。
やっぱり年数が経過していてもメーカーの
作業はドイツ製なら尚更良いですからね。
あえて無駄にお金を使う必要はないでしょう。
機能的に困っていない状態であれば
↓この程度

セミレストアで良いかと思います。
部分部分で良い車に戻るかと思います

「ここまでやらなければいけない」
と、言う決まりはありませんが、
「ここまでやる必要がある」
「どうせなら全てやってしうおう」
様々です。

ただ!
「これしかないから、ここまで」
という予算的レストアはホビーですから
個人的には好きな感じではありません。

「最善か、無か」
そういうメルセデスの話をしましたが、
ビートルもそういう意味では「最善」な
自動車です。
ノーマルエンジンで「メーター振り切り160キロ」
でエンジンブローさせる強者(無謀です)も
いるくらいですから、その全体的な性能は
「最善」と言って良いでしょう。

レストア。
中古車店などで「レストア済み」
というコメントで販売されている個体が
ありますが、
「あきらかに色だけ塗り替えた」というのまで
レストアと言う辺り
「は~???」
と、思うこともあります。
内装がボロかったり。。。。
エンジン汚かったり。

で、今回の個体は諸所の変更がありましたが
年式的個体は変更なしです。
ボディーだけ、大人の事情で【時短】できる
個体に変更しました(笑。

シャーシはペラペラの状態まで分解。
(普通そうですが)
ビスの一本まで外しました。
ORIGINALのフロアーで「そこはしょうがないね」
の部分は【NEWフロアーパンkit】で張替え
しました。
「何も考えず、ピカピカにする」
これもある意味でレストアです。
ただ、「車庫には入れて欲しいが、乗って欲しい」
と思っているだけに、
「もうこの先、補修が無いように」と
考えて作業します。

まあ、人間が年代物の中古品を補修している
都合、新品でメーカーが組み立てた時とは劣る
ことはご了承頂きたいですが、
できれば「新車より考えたビートル」には
完成させたい訳でして、
ここまでバラバラにして「まあまあ」は
避けたいです。買う側より、製作している人間の方が
それは強いはずです。


旧車専門で板金している業者さんとは
時折、邪魔をしながら溶剤を眺めたり
複製の板金作業を眺めたりします。

ワーゲンは
新品の部品(主にリプロ製品)が揃います。
日本製の旧車は【一切ない】のが通例です。

↑国産旧車なら【この程度】ならば
良い方だそうです(笑。
昭和40年代のカローラバン。
ぱっ!と見ただけでも気が遠くなります。

店長はすぐに【気が散る】タイプなので
「作業工程」がおかしいことで有名です。
その板金工場さんに「この下塗り塗料が最高!」
と、言われたら
【早速、試してみたい】と気が散ります
一か所(フロントシート足元部分)だけ
錆取りして、錆止めして、下塗りしてみました。
で、「2週間ほど雨ざらし」にしてみました。
梅雨の頃に(笑。
「ダメな溶剤」だと雨ざらしにすると
3日もあれば、中から錆が表に茶色く染み出て
きますが、今回使ってみた溶剤は
さすが、【国産旧車専門】でやっている工場さんが
使っているだけに良さそうです♪

日本の湿気は本当にひどくて
塗装を剥がしてスチールむき出しにしておくと
今の時期なら翌朝には「茶色」になっています。

どの部分も多かれ少なかれ50年も経過してれば
サビは出ています。
「錆びてない」と思ってもバラバラにすると
見えなかった部分が錆びていたりします。
また「袋状」のフレーム部分などは見ることが出来ず
知らない間に穴が空く。なんてことも多いです。

「できれば過酷な状況でも錆びないようにしたい」
これは作業している方はみんなそうかと思います。

まあ、そんなわけで
まだまだ完成には程遠いい。。。ビートル君

【時短】出来る個所を増やしたことで
店長のやる気もワクワクにまた変わってきました♪

良いことだ。





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