文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

中国からpm2.5が頻繁に襲来している近畿圏の空は、同じ快晴でも、空の色が違う。

2024年03月28日 16時58分13秒 | 全般

3/10、一人の素晴らしいピアニストを発見した経緯は既述の通り。
2列目のまんなかという最高の席で聴けた事も大きかった。
もう一度、あの曲を、同じような席で聴きたいな、と思っていたら、何と、3/17,紀尾井ホールでリサイタル。
プログラムの前半部分に、私が聴きたい曲が入っていた。
更に幸運なことに、最前列左から2番目の席が1席だけ空いていた。即、購入した。

紀尾井ホール/公益財団法人日本製鉄文化財団 (kioihall.jp)

ビジネス人生の最盛期、このホールの真ん前にあるホテルニューオータニは何度も宿泊した場所。
この建物の前を通った記憶も。
昨夜6:30分の開場前に集まっていた聴衆。
以前に見たことがある光景だった。

1週間前の天気予報では快晴。東京の桜開花情報は3/24。
3/27だからまだ満開だろう。
よし、初めて千鳥ヶ淵の桜も撮影しよう。
だが今年は、桜は大幅に遅れている。

それでも初めての千鳥ヶ淵を撮影しよう…愛機を持参。
自宅で昼食を摂ってから上京。
席は左側窓際。
3/10、最高の富士山が見えたが、席が右側だったから自在に撮れなかった。
残念ながら、昨日は、富士山は見えなかった。

八重洲からタクシーでいくつもりが、大変な人の列。
急遽、丸の内のタクシー乗り場に向かう。
一旦、改札口を出ると丸の内側に向かう為には結構な距離、急ぎ足で向かう。
今、東京のタクシーは、私が大好きなワンボックスカースタイルが殆ど。
車内広告で「タクシーでGo」を知る。
感じの良い運転手だった。
彼との会話の中で、私は確信した。
「この間から、東京の空の方が大阪・京都の空よりも、ずっと美しく見える…」
「黄砂なんかの影響じゃないでしょうかね。東京は、殆ど来ないから…」

中国からpm2.5が頻繁に襲来している近畿圏の空は、同じ快晴でも、空の色が違う。
東京の空は見とれてしまうような水色で、とにかく美しいのである。
全く、中国は、ろくなもんではないのである。

3/10、浜離宮を撮影した日の空も、本当に素晴らしかった。
千鳥ヶ淵の近所に、とてもいい感じの場所があったのだが、残念な事に、太陽が陰ってしまった。

冒頭のピアニストは本当に素晴らしかった。
彼女が、件の間奏曲を引き出した瞬間に、私は慟哭しそうになったほどだった。
とにかく、全ての演奏が素晴らしかった。
どれほど素晴らしかったかと言えば、休憩時、席を離れてロビーに向かおうとしていた時、
私の体は羽が生えたようで、私の足取りは信じがたいほどに軽やかだったのである。
本当に素晴らしい音楽=響きには凄い効用がある。
それほどに彼女の演奏は凄かった。

この稿続く。


2024/3/27 in Tokyo


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