文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

人を幸せにしない政府や国は、退場するしかないのである。親中派の描く融和すべきよき隣人としての中国は幻なのである。

2020年05月21日 14時09分41秒 | 全般

以下は、親中派の嘘、と題して5月12日に出版された櫻井よしこさんの著作の「はじめに」の続きである。
彼女は最澄が定義した「国宝」であり、日本の至宝の一人である。
朝日新聞等やNHK等のテレビ局の社員達は、もし貴方達が「国賊」ではなく、「国宝」としての日本人でありたいのなら刮目して読まなければならない。
実は日本人ではなく朝鮮半島や中国の反日プロパガンダ通りに生きている人間達は、この限りではないが。
見出し以外の文中強調は私。
中国共産党の限界 
こうしたことに中国の国民たちは少なからぬ不満を抱いている。
経済成長がとまり、国民の実生活の水準が下がりつつあるいま、国民の不満は強まり中国共産党は危機の真っ只中だ。 
それを乗り越えるには習氏の7年間の統治とはおよそ反対の政策を打ち出さなくてはならない。
言論や表現の自由を広げ、中央集権を緩める。
経済は国有企業中心から自由経済にシフトする。
しかし、習氏には無理であろう。
方向転換した途端に習氏は自由への渇望という中国人民による大地殻変動の中で失墜していかざるを得ない。 
習氏の中国に味方する国は国際社会にはほとんど存在しない。
中国を恐れるあまり中国に従う国でも、中国と共に歩みたいと自ら望む国は少ないだろう。
中国のその国柄を是とする国は、ロシアや北朝鮮以外、ほとんど存在しないのである。
国際社会に中国の友人はいないのである。
中国は孤立しているのである。
そのような中国共産党は、歴史の必然として敗退していかざるを得ないだろう。 
他方、日本や米国は国民一人一人の判断が国の方針決定の基盤となる。
一人一人の考え方はバラバラで、世論はまとまりにくく、政治システムとしては、民主主義は一党独裁とは対照的に効率的ではない。
しかし、人間の幸福は自由を保障され、人権を尊重されるところから生まれる。
自由と人権のない人間の一生が幸福であるはずがない。
各人各様に考える幸福な人開集団、その考えに基づいてはじめて社会が動き国も動く。
それが民主主義である。 
中国共産党の圧政の下で苦しむ多くの人々、チベット人、ウイグル人、モンゴル人、その他圧政の下にある漢民族を含む多くの人々のことを考える時、だれも幸福にしない中国共産党の限界を私は見る。
人を幸せにしない政府や国は、退場するしかないのである。
親中派の描く融和すべきよき隣人としての中国は幻なのである。 

 

 


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