文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

だが日本では国民の命よりも「敵基地」の方を守りたい勢力は大きい。立憲、共産、社民などの野党はもちろん、与党の公明党もそうだ。

2020年07月12日 11時50分03秒 | 全般

以下は、”内なる敵”が日本を滅ぼす、と題して今日の産経新聞に掲載された門田隆将の連載コラムからである。
門田隆将は正しい仕事を続けている、今、日本で最も素晴らしいジャーナリストの一人である。
6年前の8月まで、朝日新聞を日本を代表する新聞だと思い込んでいた日本国民と世界の人たちは、わが身を恥じるだろう。
世界の人たちは、同時に安堵を覚えるはずだ。
少なくとも自分達の国を代表する新聞は、ここまで愚かではない、ここまで売国奴ではない、と。
GHQの洗脳についても再認識するだろう。GHQが日本国民に植え付けた自虐史観と、日本を永久に弱体化するために与えた憲法の弊害が、戦後75年も経過した今も、日本国民を、こんな低レベルで苦しめている事。
その代表選手が朝日新聞であり、これに乗じて来たのが中国である韓国である事。
つまり、神の摂理である「文明のターンテーブル」の進展を止め、底知れぬ悪とまことしやかな嘘の国である中国と朝鮮半島の増長をもたらし、不安定で極めて危険な世界を作ってきた代表選手が朝日新聞である事を心底から理解するだろう。

国民の命をどう守るか。
いうまでもなく、これは国家と政治家の最大使命である。
だが残念なことに日本ではそのことを政治家やマスコミがほとんど理解していない。
いわゆる“平和ボケ”どころか、日本人の命の敵となり、他国を利するために懸命に動く人もいる。
私は、そういう人たちを"内なる敵"と呼んで論評してきた。 
厄介なのは、その中に自分が日本人の命を危うくしているなどと露ほども思わず、自分はいいことをしていると、嬉々として活動に没頭する人たちがいることだ。
自分が中国や北朝鮮の味方であることすら理解できていないのだ。
議論になっている敵基地攻撃問題を例にとってみよう。
地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備が停止になり、あらためて敵のミサイルを発射前に破壊する能力について議論が生じた。
ミサイルが発射されてから迎撃態勢に入り、これを撃ち洩らした場合を考えれば、国民の命を守るには、発射されてからではなく、当然、発射前に叩くことが重要だ。 
だが日本では国民の命よりも「敵基地」の方を守りたい勢力は大きい。
立憲、共産、社民などの野党はもちろん、与党の公明党もそうだ。日進月歩のミサイル能力向上で迎撃が困難な中国や北朝鮮のミサイルも登場している。
だが、先の政治勢力はもちろん、朝日や毎日は敵基地攻撃に大反対だ。  
〈中国や北朝鮮、ロシアなどの反発を招き、かえって安保環境を悪化させてしまうおそれもある〉(朝日8日付) 
〈敵基地攻撃能力を持てば、周辺国の警戒感が高まり、安全保障環境を悪化させる可能性もある。専守防衛を逸脱することは許されない〉(毎日同)。
日本を狙う中国や北朝鮮が泣いて喜ぶ論理である。
さすがに読売と産経は違う。 
〈「侵略戦争につながる」といった空疎な論議に終始してはならない〉(読売6月23日付) 
〈ミサイル攻撃から国民を守るために、より明確な方法に置き換える必要がある。ミサイル発射拠点を攻撃する「敵基地攻撃(反撃)」能力の保有も本格的に検討すべきだ〉(産経同29日付) 
両者は、国民の命を守るための現実をどう見るかという点で全く異なる。
攻撃してくるのは敵国であり、その基地を叩くのを阻止する勢力が国民の”命の敵”であることは間違いない。
「日本よ、このままでいてくれ」と、ほくそ笑む中国や北朝鮮の味方は誰か。
国民は、そのことを見据え、敵を利するための新聞論調も見極めねばならない。


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