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空港民営化遅れ・担当閣僚辞職…日経新聞10月31日6面より

2011年10月31日 11時06分34秒 | 日記
ブラジルW杯焦りも

【サンパウロ=檀上誠】ブラジルで2014年のサッカーワールドカップ (W杯)に向けたインフラ整備の遅れが深刻化している。政府が旅客受け入れ能力拡大の要と位置付ける主要空港の民営化は、入札実施の期日が決められないままだ。担当閣僚が汚職疑惑で辞職するなど政治的な混乱も相まって、国内では焦りが漂い始めた。

ブラジルでは平常時から、空港の旅客受け入れ能力が不足している。政府はサンパウロ国際空港(グアルーリョス市)など3空港を民営化し、受託事業者に新たな旅客タレミナルなどの整備を担わせる計画だ。

ただ当初年内と見られていた入札は、民間航空局と会計監査当局の調整が長引き、12年にずれ込むのが必至だ。地元建設会社や航空会社が応札に関心を示しているが、熟練エが不足するなか、実質2年での完工は難しいとの指摘が多い。

スタジアム整備も遅れが目立つ。なかでも不安視されるのが開幕試合の開催が決まったサンパウロだ。資金確保を巡り政治的な駆け引きが続いたことが響き、同市東部に新設するスタジアムは、今年5月にようやく着工。13年のコンフェデレーションズ・カップの開催都市からは外された。

準備の遅れに拍車をかけそうなのが、政治の混乱だ。10月に入り、W杯担当閣僚のシルバ・スポーツ相に汚職疑惑が浮上。ブラジルでは汚職疑惑による閣僚辞任が相次いでおり、同相も26日に辞任に追い込まれた。…後略。

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