文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

最近現れた怪物が、黒人層に媚びる政治家たちである…それをキッカケに全米各地で暴動が起きたが、荒れたのは民主党市長の都市ばかりだった。

2020年07月09日 15時37分29秒 | 全般

以下は、トランプの敵-そのおぞましい素顔、と題して月刊誌WiLLに掲載された、渡辺惣樹氏の論文からである。
渡辺惣樹氏は世界有数の日米近現代史研究家である。
本論文は日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
NHK等の報道番組を視聴し朝日新聞等を購読している人達には決して知りえない事実の数々である。
就任から3年半、トランプは米国に巣くう「怪物」を退治してきた。
次に倒すのは、「黒人層に媚びる政冶家たち」だ。
バイデンの邪心
2016年の大統領選挙前、ドナルド・トランプ候補の本質を知るものは日本の保守層にも少なかった。
今年11月の大統領選挙では、トランプ大統領再選を願う保守層は多い。
その理由をあらためて書く必要はないだろう。 
トランプ候補の公約の目玉は「Drain the Swmp(ワシントンの汚泥を浚(さら)う:腐敗一掃)」だった。
ワシントンに根を張る政官財トライアングルや利権団体の構造にメスを入れるとの宣言だった。
トランプ政権の3年半は、汚泥の中から現れた怪物たちとの戦いだった。
筆者は、民主党に保護されていた怪物が次々と退治される政治劇を「堪能」した。 
最近現れた怪物が、黒人層に媚びる政治家たちである。
5月末、ミネアポリス(民主党市長)で警官の過剰警備によって黒人男性が死んだ。
それをキッカケに全米各地で暴動が起きたが、荒れたのは民主党市長の都市ばかりだった。
暴徒は商店を略奪し、警察署まで襲った。 
5月29日と30日には、少なくとも13人のバイデンの選挙スタッフが暴動で逮捕された人間の保釈金を募る「ミネソタ自由基金」に寄付したことをツイッターに投稿している。
トランプ大統領は「ビジネスを破壊し、人々の生活と仕事を台無しにしている騒乱を容認し、金銭的に支援している」と非難した。 
バイデン陣営は、経済が疲弊し、治安が悪化しているほうが票を集められると踏んだのだろう。
雇用を第一に考えるトランプ大統領とは正反対である。 
おかしなことに警備の不備を批判するのではなく、警察予算を削減せよとの大合唱も起こった。
あたかも暴動の責任がトランプ大統領にあるかのように言い放つ市長たちもこれに同調した。 
今度は警察官が憤った。
デトロイト市(市長民主党)では、スワットチーム(特殊武装攻撃班)57人が一斉に辞表を出した(6月5日)。
警察官労働組合は民主党支持だが、法と秩序(Law & Order)の回復を訴えるトランプ大統領支持へのシフトもあり得る。
この稿続く。


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