仙台で暮らしていた頃、繁華街の一角に、アルテックのA7等を備えた高級オーディオ、クラシック喫茶店があった。
ここで、マルタ・アルゲリッチを聴いた時の事は、今でも覚えている。
彼女が発した最初の第一音の力強さ…紛れもないピアノの天才の響きだったからである。
今、YouTubeを観ていて、彼を初めて知った。
バイオリンの村田夏帆、Himariに続いて、ピアノにも素晴らしい天才が出現していた事を初めて知った。
藤田真央…彼の第一音の、美しさ!
日本は美しい!日本万歳!
同時に、東京音楽学校が素晴らしい学校である事も再認識した。
なるほど、村田夏帆が、この学校を選んだわけだ、と納得したのである。
私は、同様に、彼の天才を感じていた親友に言った。
音楽の分野では、今は、東京芸大ではなくて、東京音楽学校の時代なのかもしれないな。
高画質 藤田真央 ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 リッカルド・シャイー指揮 Mao Fujita Rachmaninov Piano Concerto No. 2
2024/1/17 in Kyoto