明日、ママ、たいようがババと帰ってきます。
そんなことで今日まではチチが一人暮らし。ブログもチチ書きが続いてしまうのですが、チチが書くと職業柄どうしても医療関係になりがち・・・。
自分で読み返しても「堅くてつまらんなー」と思ってしまうのですが、「ま、たまにはいっか!」と自分で納得させてまた書いてしまいました。
今日はアスピリンについて。
アスピリンは血栓を予防する薬。
心臓手術後、あるいは心臓奇形があると心臓の形態、人工物の存在などにより血液がスムーズに流れにくい場所があり、血栓(血のかたまり)が出来やすいといわれています。
その血栓がからだの血管のどこかで詰まってしまうこと(梗塞)により、何らかの重大な害をもたらしてしまう恐れがあります。 したがって、血栓をよぼうするためにいろいろな薬をつかうことが多いのです。
ちなみにたいようの場合はアスピリンのほかにワーファリンという薬も使っています。
アスピリン(一般的にはバファリンというとわかりやすいかな?)は本来、炎症を抑制し、熱や痛みを抑えるための薬なのですが、血栓の予防にも効果があることが知られしばしば使われます。
大体の本にはアスピリンの使用に関する注意事項が書いてあります。
それはライ症候群との関連です。小児の場合、インフルエンザや水ぼうそうによる発熱に対する解熱剤としてアスピリンをしようするとライ症候群という脳障害を引き起こすことがあるというのです。
詳しくはココ⇒http://www5a.biglobe.ne.jp/~imagawa/hoken/byouki/reye.htm
薬の本や病気の本をみると、「インフルエンザや水ぼうそうにかかったときは使わないように」と書いてあるのですが、実際に生活しているとかかって数日たたないとわからないですよね。
先日薬剤師さんに質問する機会があり、このことについて聞いてみました。
「理論的には発症はあり得るが、まず考えにくい」とのこと。
ネットで調べても日本では因果関係がはっきりしないとか・・・。
⇒http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/raisyoukougun.htm
なんだか釈然としませんが、今のところリスクは低いと信じて使用するメリットを優先する方が無難なのでしょうか。頭ではわかっても、いざ自分の子にその可能性があると思うとやはり心配なものです。
誰か早く解明してー!!